《練馬区立美術館》
新しい視点を拓く企画展
休日は知識や見識を広め、感性が磨かれる美術館巡りへ出掛けませんか? 都内にはさまざまなジャンルのアートが楽しめる美術館が数多く点在しています。また作品のみならず建築や庭園の美を楽しむのも美術館巡りの醍醐味です。気軽に足を運べる東京都内にある美術館の魅力を伝える本企画。今回は、新しい視点を拓く企画展を開催している、「練馬区立美術館」を紹介します。
都内3番目の区立美術館として1985年に開館。日本の近現代美術を中心に、近年では浮世絵や西洋絵画、絵本など時代や地域、ジャンルの枠を広げ、新しい視点を拓く展覧会を企画している。
また、個性的な作品で近代日本美術史上に大きな足跡を残した画家・靉光(あいみつ)や2020年に100歳を迎えた戦後日本を代表する画家・野見山暁治など、地域ゆかりの作家を中心に、日本の近現代美術作品を幅広い視野で収集し、コレクションを活かした展覧会も定期的に開催。インターネットを通じてコレクション情報の発信もおこなっている。
親しみやすい身近な美術館を目指し、幅広い世代が気楽に美術を楽しめるよう教育普及事業も多彩に展開。区民の制作・発表の場として創作室とギャラリーの貸し出しもおこなう。32体の動物彫刻が設置された「美術の森緑地」が隣接し、美術館は地域の憩いの場ともなっている。
施設紹介
日本近現代美術を中心に、斬新な視点・切り口でさまざまな展覧会を行うほか、学芸員や作家によるギャラリートークやロビーを利用したコンサート、技術や知識を学ぶ講座など、教育普及事業を展開するなど、区民からも愛される同館。アートとともに土地の魅力も楽しんでみてはいかがだろうか。
練馬区立美術館
住所|練馬区貫井1-36-16
Tel|03-3577-1821
開館|10:00〜18:00(最終入館は閉館30分前まで)
休館日|月曜(祝休日の場合は翌平日)
料金|展覧会により異なる
交通|西武池袋線中村橋駅から徒歩3分
駐車場|なし
https://www.neribun.or.jp/museum.html
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