ART

《SOMPO美術館》
新宿の真ん中にあるアートランドマーク

2021.7.31
《SOMPO美術館》<br>新宿の真ん中にあるアートランドマーク

休日は知識や見識を広め、感性が磨かれる美術館巡りへ出掛けませんか? 都内にはさまざまなジャンルのアートが楽しめる美術館が数多く点在しています。また作品のみならず建築や庭園の美を楽しむのも美術館巡りの醍醐味です。気軽に足を運べる東京都内にある美術館の魅力を伝える本企画。今回は、新宿の真ん中にあるアートランドマーク「SOMPO美術館」を紹介します。

広く一般に芸術鑑賞の場を提供し、文化向上の一端に貢献したいという安田火災(現・損保ジャパン)の思いに、同社とゆかりの深かった東郷青児画伯が共鳴。氏の自作約160点と、収集した国内外作家の約190作品をもとに、1976年に「東郷青児美術館」として一般公開された。1987年にコレクションにゴッホの《ひまわり》が加わり、以降アジアで唯一、ゴッホの《ひまわり》を鑑賞できる美術館として親しまれている。2020年7月に隣接地に建設された6階建ての美術館に移転、新宿のアートランドマークとして文化芸術を発信している。

当館の名作・名品

フィンセント・ファン・ゴッホ『ひまわり』1888年

「1888年2月、パリから南フランスのアルルに移ったゴッホは、その年の8月、ゴーギャンのアルル到着を待ちわびながら、《ひまわり》の連作に着手しました。敬愛するゴーギャンの部屋を「ひまわりの花」で飾ろうと考えたのです。ゴッホはアルルで7点の「壺に生けたひまわり」を描いていますが、本作品はそのうちの一点です。」

施設紹介

エントランス。通り側から本社ビル側へ東西に抜ける大きな開口部が、街と美術館を繋いでいる。前庭にはゴッホ『ひまわり』の陶板複製画を、外周には新マーク・ロゴのフラッグを配置し、文化的空間を演出
同館のコレクションを代表するゴッホの『ひまわり』も展示されている3階展示室。作品をより一層身近に感じられるよう、ライティングなど工夫を凝らし展示されている
ミュージアムショップ

SOMPO美術館
住所
新宿区西新宿1-26-1 
Tel|050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館10:00〜18:00(最終入館は閉館30分前まで)
休館日|月曜(祝日の場合開館)、展示替期間
料金展覧会により異なる
交通JR山手線他新宿駅から徒歩5分
駐車場なし
https://www.sompo-museum.org/

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