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菓子研究家・福田里香の
民芸お菓子巡礼《2026年 連載》

2025.4.9
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<small>菓子研究家・福田里香の</small><br>民芸お菓子巡礼《2026年 連載》

民芸とお菓子の甘い関係をひも解いていく、お菓子研究家・福田里香ふくだりかさんの《民芸お菓子巡礼》。毎月、全国の個性豊かな民芸お菓子をご紹介!

福田里香(ふくだ りか)
菓子研究家。書籍や雑誌を中心に活躍。14年間にわたり続いている本連載をまとめた書籍『民芸お菓子』が小社より発売中。

滋賀県大津市
本家力軒の「三井寺辨慶力餅」

三井寺の境内で弁慶の怪力にちなんだ餅を商ってきたのが「本家力軒」。つきたての求肥餅に抹茶と和三盆糖を加えたきな粉をまぶした「三井寺辨慶力餅」は必食。きな粉の香ばしさとつるりとした餅ののど越しに旅の疲れが癒されます。

 

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岐阜県高山市
前畑点心堂の「栃の実せんべい」

高山でお土産菓子を買うなら前畑点心堂の「栃の実せんべい」。栃の実は古くは縄文時代から食されてきたといわれる木の実で、アク抜き過程を経ると、栗にも似た風味で、糖分と合わせると黒糖のような滋味豊かな味わいになる。1枚ずつ手焼きしたせんべいのふっくらとした厚みとサクサクと軽い食感を愉しんでみてほしい。

 

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香川県高松市
吉岡源平餅本舗の「源平餅」

160余年の歴史ある老舗・吉岡源平餅本舗の「源平餅」。明治中頃に二代目が紅白の小餅を創製し、当時の徒歩で屋島に登る旅人に喜ばれたのがはじまりだそう。紅白の小ぶりなお餅は、柔らかな舌触りと上品な甘みが後を引く美味しさ。

 

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青森県弘前市
佐藤製菓の「大王当て」

青森県弘前市にある、老舗駄菓子屋・佐藤製菓の「大王当て」。桃色の薄紙をめくると景品がわかる仕組みのくじ台紙は現在も1枚ずつすべて手貼り。淡い紅色に染めた白あんの練り切りを大輪の花に型抜きしたものが大当たりの大王です。白あんの柔らかな甘さに魅了されます。

 

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長野県松本市
飯田屋飴店の「あめせんべい」

1796(寛政8)年創業の老舗、飯田屋飴店の「あめせんべい」。薄くて四角い煎餅風の形態ですが、実はストロー状に中が空洞になった直径1~2㎜の飴が寄り集まって四角形に。沖縄黒糖の風味を感じるサクサクした歯触りは唯一無二、もはや食べる民藝です。

 

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広島県広島市
御菓子所 高木の「和三ふやき 福」

広島の名店「御菓子所 高木」の「和三ふやき 福」。中身のお菓子は上質な和三盆を使用した小判形の麩焼き煎餅、柔らかい甘みとほろりとした口溶けが楽しめる。民藝運動と縁が深い染色工芸家・柚木沙弥郎が手掛ける、福を感じるパッケージデザイン。個包装だから季節のお配り物にも最適だ。

 

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