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菓子研究家・福田里香の
民芸お菓子巡礼《2025年 連載》

2025.4.9
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<small>菓子研究家・福田里香の</small><br>民芸お菓子巡礼《2025年 連載》

民芸とお菓子の甘い関係をひも解いていく、お菓子研究家・福田里香ふくだりかさんの《民芸お菓子巡礼》。毎月、全国の個性豊かな民芸お菓子をご紹介!

福田里香(ふくだ りか)
菓子研究家。書籍や雑誌を中心に活躍。14年間にわたり続いている本連載をまとめた書籍『民芸お菓子』が小社より発売中。

千葉県市川市
hanaの 「サンタと雪だるまボックス」

小さなお菓子店・hanaの「サンタと雪だるまボックス」。ハードカバーの本のような美しい張り箱に、染色家・柚木沙弥郎さんのイラスト。クッキーのモチーフは犬と猫、雪の結晶、ベル、ツリー、靴下。食べちゃいたいほどかわいいとはこのことです。楽しい冬の贈り物にいかがでしょうか。

 

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青森県弘前市
御菓子司 大阪屋の「冬夏」

「大阪屋」は江戸期の弘前藩に仕えた御菓子司。弘前を訪れるなら江戸時代の技術を引き継ぐ銘菓「冬夏」がおすすめ。完成まで3~5カ月ほどかかり、歯を入れるとサクッとほころび、雪のように口中で溶け消える。時間と熟練を必要とする稀少な軽焼は唯一無二の美味しさです。

 

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岐阜県大垣市
御菓子つちやの「柿羊羹」

1755年創業の老舗「御菓子つちや」の銘菓「柿羊羹」。柿と相性が良い、竹が容器に使われるようになったのは、5代目祐斎の代の1896(明治29)年から。柿の風味が生きていて甘さ控えめ。心地よい、スッと歯が通るなめらかさを堪能してほしい。

 

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香川県東かがわ市
巴堂の「ぶどう餅」

東かがわの名物、小豆こしあん入りの蒸し菓子「ぶどう餅」。つるりとのど越しよく、もう1本とつい手が出てしまう。ブドウではない、「ぶどう餅」の名前の由来にも迫る!

 

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沖縄県那覇市
南島製菓の「松風」

食べる手工芸である、南島製菓の「松風」。沖縄弁の発音は「まちかぜ」または「まちかじ」。長寿祝いの席や結納式に欠かせない祝い菓子とは?

 

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〈番外編・お酒巡礼〉鳥取県鳥取市
山根酒造場の 「TOTTORI民藝小箱」

民藝の地・鳥取で5代続く「山根酒造場」の「TOTTORI民藝小箱」。酒も酒粕もその土地の特性を表す民藝そのものなのではないか?との発想から、鳥取らしい手土産を目指してつくった日本酒と酒粕のセット。

 

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香川県坂出市
名物かまどの「かまど最中」

2026年に創業90周年を迎える菓子舗「名物かまど」の小豆の粒を残して炊き上げた粒あん仕立ての「かまど最中」。しっとり甘みを抑えた味わいは現代人の舌にもぴったり。

 

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沖縄県 南島製菓の
琉球菓子「こんぺん」と「桃菓子」

「南島製菓」は柳が絶賛した王朝文化の味を伝える名店。琉球王朝時代、国外からの訪問者や貴人のもてなしに供していた高級焼菓子の平らに丸い「こんぺん」と円錐形の「桃菓子」とは?

 

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島根県松江市・彩雲堂の「願ひ菓子」

民藝と縁の深い老舗菓子舗「彩雲堂」は勾玉形の干菓子をつくっている。2013年に出雲大社の大遷宮に合わせて考案したひと口サイズのお菓子とは?

 

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愛知県瀬戸市・米泰の「おこしもの」

愛知県には桃の節句のお雛さまに供えられる「おこしもの」。米屋も営む「米泰」は昔ながらの製法でおこしものをつくる。

 

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香川県東かがわ市・巴堂 本店の「カステラ」

お土産として持ち帰るなら、日持ちがする巴堂「カステラ」もおすすめ。断面の肌理が美しく、甘さ控えめのカステラを堪能しませんか?

 

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広島県広島市・御菓子所高木の「蓬莱山」

広島で長年愛されている名店「御菓子所高木」の「新春棹菓子 蓬莱山」。切り分けると、黒いこしあんの中に小さな3色あんのお饅頭が入っている。

 

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