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三井記念美術館
「重要文化財にも指定された重厚で厳かな展示空間」

2021.8.6
三井記念美術館<br>「重要文化財にも指定された重厚で厳かな展示空間」

休日は知識や見識を広め、感性が磨かれる美術館巡りへ出掛けませんか? 都内にはさまざまなジャンルのアートが楽しめる美術館が数多く点在しています。また作品のみならず建築や庭園の美を楽しむのも美術館巡りの醍醐味です。気軽に足を運べる東京都内にある美術館の魅力を伝える本企画。今回は、重要文化財にも指定された重厚な展示空間が広がる「三井記念美術館」を紹介します。

TKS-三-展示室1
昭和初期の代表的洋風建築の内装を生かした展示室

収蔵されている美術品は、江戸時代以来300年に及ぶ三井家の歴史のなかで収集され、今日まで伝えられた、日本でも有数の貴重な文化遺産。三大財閥として名を馳せた三井家の旧蔵品約4000点を所蔵。国宝6点、重要文化財75点を含む膨大なコレクションは、江戸時代中頃〜明治・大正時代に収集した茶道具が中心。国宝『志野茶碗 銘卯花墻』、重文『黒楽茶碗 銘俊寛』、重文『唐物肩衝茶入(北野肩衝)』などの名品優品が含まれている。館内には三井家ゆかりの国宝茶室「如庵」を忠実に再現した展示ケースも。

絵画は、円山応挙の代表作、国宝『雪松図屏風』をはじめ円山派の作品が多い。その他、中国古拓本の聴氷閣コレクションや、能面、刀剣類、切手コレクションも。また、三井記念美術館が置かれる三井本館の建物は、アメリカン・ボザール・スタイル新古典主義の代表建築かつ、昭和初期の日本を代表する重厚な洋風建築として、国の重要文化財に指定。

展示室には茶室が置かれている一方で、洋風の建築空間の中に日本及び東洋の美術品を展示し、伝統的な「造形の美」を再発見するという、文化と美の本質に触れる試みにも挑戦しているという。建築物と美術品、「造形の美」と「用の美」とを掛け合わせ、新たな美を追求している。

1618年頃に京都・建仁寺境内に建てられた茶室「如庵」を再現(展示がない場合もあるので要確認)

スタッフが教える!当館の魅力

美しく厳かな風貌の
重要文化財建築

「美術館がある三井本館は1929年竣工。アメリカ新古典主義の様式を代表する重厚な洋風建築で、1998年には重要文化財に指定されました。木製の腰張やドア、暖炉など、当時の意匠を残した内装も見どころのひとつです。魅力ある建築と、恵まれた都市環境という舞台で、所蔵する優れた美術品を展示の主役とする、これまでにない新しいスタイルの美術館として展開しております。」

見逃し厳禁!これぞ当館の「東洋の美」

国宝 《雪松図屏風》 円山応挙筆(右隻)

「円山応挙の数ある作品の中で、国宝に指定されているのはこの屏風のみ。墨と金泥と紙の白色だけで、雪の中に煌めく光を照り返し屹立する松の姿を情感豊かに描き出しています。」

三井記念美術館
住所
中央区日本橋室町2-1-1 三井本館7階
Tel|050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館|11:00~16:00 (最終入館15:30)
休館日|月曜(祝日の場合は翌平日)、臨時休館あり
料金一般 1000円(特別展は別料金)
交通東京メトロ銀座線三越前駅A7出口から徒歩1分
駐車場なし
http://www.mitsui-museum.jp/
※リニューアルのため2021年8月23日~2022年4月下旬まで閉館予定

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