《2025年》Discover Japan Lab. が
注目するうつわ作家

日本は個性豊かな産地を多く有する、世界的な「うつわ大国」です。数多のうつわ作家の中から、Discover Japan Lab. が注目する作家たちをご紹介。そして、作品の一部を公式オンラインショップにて販売します!「うつわは料理の着物」といったのは、かの北大路魯山人。日々の食卓に新たな彩りを添えてみませんか?
《田村一》
天然の釉薬で生み出す、唯一無二のうつわ

即興演奏のように感性で作陶し、自由なフォルムを生み出す陶芸家・田村一さん。近年はさらに、地元・秋田県の自然素材を活用し、穏やかで力強い風合いのうつわを表現する。
田村 一(たむら はじめ)
早稲田大学大学院修了後、東京で作家デビュー。2002年に栃木県益子町に拠点を移し制作。2011年より地元・秋田県で作陶を開始。
《四狭間かなた》
昔の人と同じ条件の「一ヶ所焼き」で
一からすべてつくり出す

栃木県佐野市の工房で、一人「一ヶ所焼き」の作陶スタイルで作品をつくる四狭間かなたさん。現代の技術で昔に寄せていくのではなく、昔の人と同じように、その土地で手に入る素材だけを使い、便利な機械や道具に頼らないで作陶を行う。
四狭間かなた(しさまかなた)
1973年、神奈川県生まれ。栃木県佐野市で育つ。大学で陶芸に出合い、茨城・笠間でろくろを学んだ後に、佐野で一ヶ所焼きをはじめる。
《新道工房》
先人たちの技法を継承し、
伝統のうつわを現代の食卓へ

古きよき伝統のうつわを、現代の食卓に提案する新道工房。先人たちが愛した古染付や古九谷(九谷焼)の技法を忠実に再現する。
新道工房(しんどうこうぼう)
神奈川県出身の宮本茂利さんと三重県出身の妻·智子さんによるユニット。2002年に工房を設立。伝統を重んじつつ使い勝手のよい和食器を提案している。
《岡崎慧佑》
どんな料理も引き立てる
“究極の日用雑器”

うつわが料理を引き立てるとはよくいうが、岡崎慧佑さんが志すのは究極の日用雑器。焼きや磨き…工程を重ねることで生まれる色と自然物に似た“いびつな美しさ”が宿る質感が魅力。
岡崎慧佑(おかざき・けいすけ)
大阪府生まれ。鎌倉を拠点に作陶する。2025年6月には、Discover Japan Lab.にて「岡崎慧佑 ミニ個展」を開催予定。