《武蔵野美術大学 美術館·図書館》
アートからデザインまで、美と知の複合施設
休日は知識や見識を広め、感性が磨かれる美術館巡りへ出掛けませんか? 都内にはさまざまなジャンルのアートが楽しめる美術館が数多く点在しています。また作品のみならず建築や庭園の美を楽しむのも美術館巡りの醍醐味です。気軽に足を運べる東京都内にある美術館の魅力を伝える本企画。今回は、さまざまな企画展を愉しめる武蔵野美術大学のシンボル、「武蔵野美術大学 美術館·図書館」を紹介します。
武蔵野美術大学の大学美術館は、図書館と一体化した“美と知の複合施設”として2011年にリニューアル開館。大学のシンボルとなっている。芦原義信氏の設計による施設の改修を手掛けたのは、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の会場デザインプロデューサーも務める世界的な建築家・藤本壮介氏。
アートからデザインまで多様な自主企画展や収蔵品展など、年間約10本の展覧会を開催し、活発な情報発信を行っている。また、約3万点に及ぶポスターや約400点を数える近現代椅子など、4万点を超える収蔵品は、デザイン研究の貴重な基礎資料として社会的にも大きな意義をもつコレクションを形成している。
スタッフが教える!当館の魅力
約400点に及ぶ
名作椅子のコレクション
「美術館棟リニューアルで新設されたのが「椅子ギャラリー」です。1969年から本学学生の教育研究のために収集をはじめ、19世紀後半から現代までの名作といわれる椅子を体系的にコレクションしています。開館中はいつでもガラス壁の外側より見学いただけます」
美術やデザインにまつわる数々の作品と同時に建築も楽しめる同館。膨大なコレクションの中で、ゆっくりとアートに浸る一日を過ごすのもよいかもしれない。
武蔵野美術大学 美術館·図書館
住所|小平市小川町1-736
Tel|042-342-6003
開館|10:00〜18:00、土曜、特別開館日〜17:00
休館日|日曜、祝日(企画内容によって変更あり)、展示入替期間、入構禁止期間
料金|無料
交通|西武国分寺線鷹の台駅から徒歩18分
駐車場|なし
https://mauml.musabi.ac.jp
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