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日本人なら知っておきたいニッポンの神様名鑑。神様の基本をおさえよう

2020.7.31
日本人なら知っておきたいニッポンの神様名鑑。神様の基本をおさえよう

日本には八百万の神様がいるといわれています。そんな神様についての基本をご紹介します。

アミニズム?神話?
日本の神様とは

日本の神様は神道抜きに語れない。神道は日本の数ある宗教の中で最古とされ、アミニズムといわれる自然信仰がはじまりとされる。自然、衣食住など身の回りのさまざまなものに神様はいるという考えはここからきている。そこに古事記や日本書紀の神話時代の神様や名を馳せた偉人が神社に祀られるようになり八百万の神々を形成しているのである。

さまざまな自然物を神聖視したのが起こり
アミニズム(自然信仰)

現在のように神様を祀る本殿などの社ができる前は自然にあるものを神聖視し社を設けずにお祀りしていた。木は神の神霊が宿るご神木ととらえたり、岩や山などの自然物も同じように考えられていた。

自然物以外にも神様は宿るのだ
三種の神器

神様は自然だけではなく、他の物にも宿るとされるのが神道の考え。特に有名な三種の神器はニニギが天孫降臨の際にアマテラスオオミカミより授かったものとされ、神々しい無二の存在とされている。

古事記や日本書紀に記された神様
神話の神様

現在、神社に多く祀られているのが、古事記や日本書紀の神話に登場する神様。最古の夫婦神である、上のイラストのイザナギイザナミは国生みと神生みの物語に描かれており、日本の国土を固めた後に、多くの神様を生み出していく。

歴史に名を刻む人物を神様として崇める
偉人の神様

絶対神のいない多神教の神道では、神話系や自然を司る神様が多くいるだけでなく、歴史にその名を刻む偉人たちが神様として崇められることもある。日光東照宮のご祭神の徳川家康(左)や天満宮系の菅原道真(右)などはその代表例といえるだろう。

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日本の国土を固めた最重要の神様「伊邪那岐神」

イザナギとともに多くの神様を生み出す「伊邪那美神」
天の世界を統べる神話の最高神「天照大御神」
暴れん坊だけど頭がよく正義感が強い「須佐之男命」
月の神でありツキを呼び込む神「月読命」
母イザナミに大やけどを負わせた火の神「火之迦具土神」
万物の根源を示すといわれる三柱「天之御中主神」「高御産巣日神」「神産巣日神」
さまざまな場面をサポートする天界の策士家「思金神」
アマテラスを占いで岩戸屋から出した立役者「天児屋根命」
力持ちの象徴で岩戸を戸隠まで蹴り上げた神「天手力男神」
占いの神で末裔は祭祀を司る氏族となる「布刀玉命」
八尺瓊勾玉をつくり現在はメガネの神に「玉祖命」
神々を沸かせた初の踊り子「天宇受売命」

イザナミの禊で誕生した水の神「表筒男命」「中筒男命」「底筒男命」
大地に国をつくった出雲大社のご祭神「大国主神」
五穀豊穣の神様で商売繁盛のご利益あり「宇迦之御魂神」
スサノオが八岐大蛇から助けた女神「櫛名田比売」
温泉、医療、酒造など各地の産業神として崇高「少名毘古那神」

釣り好きの豊漁の神えびす様とも「事代主神」
スサノオの剣から誕生した水の神様「多紀理毘売命」「市寸島比売命」「多岐都比売命」
武田信玄も崇敬した武の神様「建御名方神」
相撲の祖はタケミカヅチオだった!?「建御雷之男神」
天孫降臨した天皇の祖神「瓊瓊杵尊」
天孫降臨の道先案内人「猿田毘古神」

火難の神として富士山に祀られた美神「木花之佐久夜毘売」
神々の寿命ができたのはイワナガヒメが原因だった!?「石長比売」
大らかで雄大な山の神さま「大山津見神」

実は謎が多いワタツミ。その実体は海の神!?「綿津見神」
潮の流れを司る海の道先案内人「塩椎神」
日本書紀にのみ登場する武の神様「経津主神」
人やコトの間を取りもつ交渉の達人「菊理媛神」
要地を守る頼もしい守護神「大山咋神」
雷のエネルギーを宿したパワフルな農業神「賀茂別雷神」
神を統合した日本国の創始者「神武天皇」
女性ながらも果敢に戦に挑む「神功皇后」

精力的に領地を拡大し武将も崇敬した天皇「応神天皇」
どんなピンチでも機転を利かせて切り抜ける「倭建命」
学問の神様といえばやはりこの人「菅原道真」

戦乱の世を生き抜いた最も有名な戦国武将「徳川家康」
日露戦争のヒーローは勝負の神様に「東郷平八郎」

監修者
東條英利(とうじょう・ひでとし)
カルチャージ代表取締役。神社ライター
日本の素晴らしさの再発見と日本人の基礎教養力向上を目的に、執筆・講演活動を行う。全国の神社情報専門ポータルサイト「神社人」を主宰し、現在までに訪れた神社の数は数千社以上。著作に「日本人の証明」(学研パブリッシング)、神社関連書籍や雑誌の監修などを手掛ける。フェイスブックやアメーバブログを日々更新中。
東條英利公式サイト
神社人

text=Hidetoshi Tojo, Hisanori Kato, Takehiro Nanbu
illustration=Hitomi Iha
2013年4月号「新しい歌舞伎入門」


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