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「夷川通」新旧ショップが集う家具屋街
京都御所周辺完全攻略

2019.10.9
「夷川通」新旧ショップが集う家具屋街<br>京都御所周辺完全攻略

平安京の冷泉小路にあたる通りは、寺町通~烏丸通、烏丸通~堀川通で街の趣が変わる。烏丸通以東はもともと、家具屋や表具屋など住まいに関する店舗が並ぶ家具屋街だったが、いまではレストランや珈琲店、アンティークショップなどが混在。街歩きが楽しい通りになっている。

一方、烏丸以西は町家が点在する静かな通りで、「夷川」の名の由来はこちら側にあるそうだ。江戸時代の文献によれば、西洞院通と小川通の間を流れていた夷川(恵比須川)という小さな川が名付けの由来と伝わる。また、1602(慶長7)年の二条城築城により堀川通以西がなくなった。

全長:約1.8㎞ 東は鴨川の西から、西は堀川通まで
開通:平安京の冷泉小路にあたる
主な建造物・史跡:舎密局址、宮崎家具

夷川 燕楽

おでんは各種160円。造りから一品料理、ご飯ものから麺ものまで多種多様なメニューを用意

料理店というよりは旅館のような、町家テーマパークの趣きが魅力。旅行客、ご近所さん関係なく気兼ねなく使ってほしいと考案したおでん料理が看板。座敷も個室もカウンターもあるので使い勝手がよい。

夷川 燕楽
住所:京都市中京区夷川通麩屋町西下ル北側
Tel:075-254-8488
営業時間:17:30~24:00(L.O.23:00)
定休日:なし

十八番屋 花花

思い思いに楽しく選ぶ版画紙箱
蕎麦実こんぺい糖(648円)ふせん(810円)メモ(496円)など。まるで花札のような小箱の組み合わせが楽しい

版画屋さんが京町家で開いた小箱の専門店は、蕎麦茶やこんぺい糖、付箋など、好みの中身と絵柄の箱を組み合わせて販売するシステム。日本の四季や京都の風景、アーティストの作品など、多彩な原画は常時300種類ほど用意。

十八番屋 花花
営業時間:京都市中京区寺町通夷川上ル東側常盤木町46
Tel:075-251-8585
営業時間:11:00~17:00、土・日曜、祝日~18:00
定休日:水曜
 《京都御所周辺完全攻略》
1|河原町から目ぬき通りへ「河原町通」
2|洛中一の寺院街から商業の道へ「寺町通」
3|御所参内のために秀吉が新設「御幸町通」
4|平安京ではこの道が〝富小路〟「麩屋町通」
5|名付けの由来に謎が残る通り「富小路通」
6|邸宅街から商業地への変遷の道「高倉通」
7|車関連の業者が軒を連ねた道「車屋町通」
8|一方通行規制はこの通りから「東洞院通」
9|ここは〝町〟と〝野〟の境目だった「堺町通」
10|2本の通りの間にできた道「間之町通」
11|金座・銀座が置かれた金融通り「両替町通」
12|商工業の中心地として発展「室町通」
13|戦国時代は馬が駆ける道だった「柳馬場通」
14|市電開通で拡張した経済道路「烏丸通」
15|釜を鋳造した〝釜座〟に由来「釜座通」
16|衣服との深いかかわりから命名「衣棚通」
17|良質の水に恵まれ染色業が発展「西洞院通」
18|茶の湯文化が息づく通り「小川通」
19|主要道路として千年の歴史あり「油小路通」
20|平安時代から続く商業の中心地「新町通」
21|かつて禁裏との境界だった通り「二条通」
22|京の東西を一つにつなぐ大動脈「丸太町通」
23|御所御用の職人が暮らした通り「竹屋町通」
24|新旧ショップが集う家具屋街「夷川通」
25|歴史ある場所からカルチャー発信基地まで「御所北」
26|知る人ぞ知るお店が並ぶ「御所東」
27|御用達の老舗からフランス雑貨まで「御所西」
28|「神宮丸太町駅」界隈で出合う美食
29|「烏丸御池駅」界隈の美食巡り
30|「今出川駅」界隈で出会う名品

2019年10月号 特集「京都 令和の古都を上ル下ル」

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