中島さち子《いのちの遊び場 クラゲ館》
国内外の文化が協奏する場で多彩な仲間と出会い遊ぶ
|シグネチャーパビリオンってなんだ?

4月13日から開幕する「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」では会場の中心に8名のプロデューサーによる8つのパビリオンが登場。今回は、中島さち子さんのいのちを高める「いのちの遊び場 クラゲ館」をご紹介。さまざまな観点から万博のテーマ“いのち輝く未来社会のデザイン”に迫る。

中島さち子(なかじま さちこ)
ジャズピアニスト・作曲家。数学研究者。STEAM教育家。steAm代表取締役。メディアアーティスト。文科省・内閣府や自治体などの多様な学び変革にかかわる委員会、実証事業に携わる。
国内外の文化が協奏する場で
多彩な仲間と出会い遊ぶ

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「ミッションは、つくる喜びをすべての人に感じてもらうこと。そのためには“揺らぎのある遊び”が大切です」と中島さん。それを体現する場が「クラゲ館」だ。地下では360度映像『わたしを祝う』を上映し、国内外の祭りや音楽家による演奏を体験。クライマックスには皆で歩き踊る。地上では多彩な魔法の遊びとワークショップを日々開催。

©KURAGE Project & Dai Nippon Printing Co., Ltd.(DNP)All Rights Reserved.
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01|シグネチャーパビリオンとは?
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text: Yukie Masumoto
2025年4月号「ローカルの最先端へ。」