FOOD

沖縄県那覇市壺屋
LIQUID THE STORE/リキッド ザ ストア
4つの“飲む”ことに焦点をあてた専門店

2021.11.23
沖縄県那覇市壺屋<br>LIQUID THE STORE/リキッド ザ ストア<br><small>4つの“飲む”ことに焦点をあてた専門店<br>

沖縄を拠点とする、飲むにまつわる専門店「LIQUID」は、2021年11月1日(月)、沖縄県那覇市壺屋に新店舗「LIQUID THE STORE/リキッド ザ ストア」をグランドオープン。

新店舗では、飲むための道具を扱う「GALLERY」、ナチュラルワインを専門に扱う「CELLAR」、茶葉、珈琲、日本酒などの飲み物を扱う「PANTRY」、立ち飲みができる飲食エリアの「STAND」の4つの「飲む」を提供している。

LIQUID
2017年7月より、沖縄県に、「飲む」にまつわる専門店として、「飲むための道具」を扱うギャラリーと、「飲み物」を扱う酒屋を展開。国内外から厳選した品を扱う。また、自社の飲み物レーベルとして「ISLANDS BEVERAGE(アイランズビバレッジ)」を発足し、島々の造り手たちと共に、島々の恵みを活用したクラフトジンや茶葉などの商品をリリースしている。自店舗、オリジナル商品以外では、企業の商品企画、店舗企画&開発案件のディレクションなども行っている。代表 村上純司。

空間デザインはクマタイチ(TAILAND)と内村綾乃(A studio)が手掛けた。店内には、沖縄県沖縄市のドイツ製法で製造する自家製ハム&ソーセージ専門店「TESIO」が、新店舗「TESIO 2×」(テシオニカケル)が併設されている。

さらに、北谷町を拠点に沖縄のチョコレートカルチャーを牽引し続けるTIMELESS CHOCOLATE(タイムレスチョコレート)のコーナーショップ「LIL by TIMELESS/リル バイ タイムレス」も登場。沖縄の食の造り手たちとともに、新たなコンセプトストアで、最高の「飲み合わせ」を探究していくそうだ。

クマタイチさんコメント
沖縄に10年ぶり以上にやってきたのは2020年の春だった。仕事で来ていたわけだが、ワイン好きなぼくはこの店の噂を聞きつけ、宜野湾の丘へ向かった。初めて出会う、米軍住宅。アメリカに3年住んでいたせいか、シンプルなコンクリートの箱にも関わらず、ほっとするスケール感がある。店内に入るとグレーな壁とステンレスの板によって構成された緊張感のある店内。そこには、クラフトビールから泡盛と、洗練されたデザインのボトルが並べられている。もちろんぼくの大好きなワインも。飲み物を楽しむための美しい器も、店を構成する重要な要素であった。

中でも、富山のガラス作家、ピーター・アイビーの照明やガラス細工は独特の存在感を放っていた。手吹きされることで、ガラスには気泡やムラができ、工業製品にはないテクスチャを持っている。そして、その照明はこのたびオープンした壺屋の新店、LIQUID THE STOREの中心にも3つ並べられている。店に入ると飛び込んでくる、ぼんやりとした手拭きガラスから漏れる光を、イメージすることからデザインを始めた。

照明の下には、大きなテーブルがある。お酒を飲んだり、会話をしたり、商品を並べたり、いろんな行為を大きさによって包み込む。その周りを、ギャラリー、パントリー、ワインセラー、そして、ソーセージショップTESIOが取り囲む。ぐるっと見回すだけでも飽きない店内。情報量が多いことは楽しい。しかし、多いだけでは落ち着きを失ってしまう。「飲む」にまつわるものに、徹底的にこだわるこのお店にこそ、落ち着きが必要だ。商品を際立たせながら、全体をまとめるために、Lアングルという直角に折れ曲がった断面を持つ、鉄の棒を使って、テーブルや棚、間仕切り壁をつくることにした。種類の異なる売り場を横断するように、Lアングルの井形が天井に組まれる。「飲む」にまつわるいろんなもの、それを楽しむ人々の集まる場所に、Lアングルというシンプルな素材を繰り返し使うことで、ひとつのリズムが生まれたと思う。それは、緊張感より、落ち着きを与えるものとして。

建築家
クマタイチ
TAILAND主宰。1985年、東京生まれ。2014年、シュツットガルト大学マスターコース修了。2016年、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了。2017年-2020年、SHoP Architects(NY, USA)勤務。2021年、TAILAND始動代表作に、「Weaving Carbon-fiber Pavilion(2015)」、「SHAREtenjincho(2021)」など。素材の実験から、建築の設計から運営、管理までを行う。ソフトとハードをつなぐ試みを様々なスケールで、東京・神楽坂を拠点に活動中。

LIQUID THE STORE の4つの「飲む」

ナチュラルワインを販売する
「CELLAR|セラー」

自然派ワインが並ぶCELLAR。奥に「LIL by TIMELESS」のコーナー

飲むための道具を販売する
「GALLERY|ギャラリー」

ガラスの扉の奥がGALLERYのスペース。日曜日、月曜日のみオープン。右手手前はPANTRY。
GALLERY内の「PETER IVY」コーナー
PETER IVY率いる流動研究所によるKOBOのグラス
栃木県益子町の陶芸家 郡司庸久氏による一点ものの急須
O LEMON GIN
T CACAO GIN

飲み物と飲むための道具の提案としてオリジナルで、LIQUID主宰のレーベル『ISLANDS BEVERAGE』のためにデザインされた沖縄の陶芸家・今村能章氏によるクラフトジンをロックで楽しむための器も販売している。

茶葉、珈琲、日本酒、スピリッツなどを販売する
「PANTRY|パントリー」

国内外の蒸留酒やLIQUIDオリジナルの蒸留酒
左から)辰巳蒸留所によるLIQUID別注ジン「琉 Gin」、LIQUIDが参画する「ONERUM」プロジェクトのアイランドラム

立ち飲みができる飲食エリア
「STAND|スタンド」

LIQUIDで取り扱う飲み物とあわせて、「TESIO 2×」のハム&ソーセージも楽しめる
STANDで提供する「TESIO 2×」プレート(イメージ)

沖縄に訪れた際にはぜひ、LIQUID THE STOREのこだわりの酒と、それに合う飲む器を楽しんでみてはいかが。

LIQUID THE STORE/リキッド ザ ストア
住所|沖縄県那覇市壺屋1-1-21 1F
営業時間
CELLAR/PANTRY、STAND:金・土・日・月 13:00〜21:00
GALLERY 日・月 13:00〜18:00
LIL by TIMELESS 金・土・日・月 13:00〜21:00
*新型コロナウイルス感染状況により、営業日時を変更する可能性があり。
アクセス|空港より車で約15分、沖縄都市モノレール線「牧志駅」より徒歩で約11分、バス停「開南」より徒歩で約3分
Web|https://store.liquid.okinawa/
Instagram|https://www.instagram.com/liquid_okinawa/

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