小山薫堂《EARTH MART》
日本の食文化を通して“食べること”の本質を考える
|シグネチャーパビリオンってなんだ?

4月13日から開幕する「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」では会場の中心に8名のプロデューサーによる8つのパビリオンが登場。今回は、小山薫堂さんのいのちをつむぐ「EARTH MART」をご紹介。さまざまな観点から万博のテーマ“いのち輝く未来社会のデザイン”に迫る。

小山薫堂(こやま くんどう)
放送作家。京都芸術大学副学長。『料理の鉄人』など食がテーマのTV番組、映画『おくりびと』などを企画。執筆、地域・企業のアドバイザー、料亭「下鴨茶寮」主人など多彩に活躍。
日本の食文化を通して
“食べること”の本質を考える

©EARTH MART/EXPO2025
「食は飢餓問題やフードロスなど多くの課題を抱える一方で、生きる喜びや幸福な時間を皆で共有できる唯一無二の“装置”です」と小山さん。生きるとは、ほかのいのちを食べるということ。そこに気づけば感謝の気持ちが生まれ、「いただきます」の意味がわかる。梅干し、フグなど日本が誇る食とともに、日本の食文化を世界と共有していく。

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01|シグネチャーパビリオンとは?
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07|河森正治《いのちめぐる冒険》
08|小山薫堂《EARTH MART》
09|河瀨直美《Dialogue Theater -いのちのあかし-》
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text: Yukie Masumoto
2025年4月号「ローカルの最先端へ。」