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宮田裕章《Better Co-Being》
人と人のつながりが偶然の未来アートをつくる
|シグネチャーパビリオンってなんだ?

2025.4.10
宮田裕章《Better Co-Being》<br><small>人と人のつながりが偶然の未来アートをつくる<br>|シグネチャーパビリオンってなんだ?</small>
©Better Co-Being

4月13日から開幕する「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」では会場の中心に8名のプロデューサーによる8つのパビリオンが登場。今回は、宮田裕章さんのいのちを響き合わせる「Better Co-Being」をご紹介。さまざまな観点から万博のテーマ“いのち輝く未来社会のデザイン”に迫る。

宮田裕章(みやた ひろあき)
慶應義塾大学医学部教授。専門はデータサイエンス、科学方法論、Value Co-Creation。科学を駆使して社会変革に挑戦し、現実をよりよくするための貢献を軸に研究活動を行う。

人と人のつながりが
偶然の未来アートをつくる

「壁や天井がない建築は、あらゆるいのちや環境、未来の人々に対して扉を開き、互いの存在の尊重を表現しています」
©Better Co-Being

静けさの森と共鳴するパビリオン。さまざまなデジタルの仕掛けの中、振動する「echorb(ふしぎな石ころ)」とオリジナルアプリを手にチームでパビリオンをめぐる。その先で出合う「三つの共鳴」で、場の環境と居合わせた人がつくる虹は一度きりのはかないアート。

「『いのちの輝き』と『未来をともに創る可能性』を感じてほしいです」と宮田さん。

3つの共鳴のひとつ「人と未来の共鳴」。映像装置やセンサーで来場者の行動や未来への選択、周囲の気象データを取り込みながら、一度きりの未来図を共創。「この先の未来をともに歩んでいく手掛かりになることを願っています」
©SANAA

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石黒 浩《いのちの未来》
 
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text: Yukie Masumoto
2025年4月号「ローカルの最先端へ。」

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