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「チームラボプラネッツ」に、“花と一体化”できるアート「Garden Area」が登場!

2021.7.3
「チームラボプラネッツ」に、“花と一体化”できるアート「Garden Area」が登場!

最新のテクノロジーを活用したクリエイティブを手掛けるアート集団チームラボ。彼らの作品を体感できる、豊洲のミュージアム「チームラボプラネッツ」が2021年7月2日から拡張し、新エリア「Garden Area」が誕生。従来の「水に入るミュージアム」に、ふたつの庭園からなる「花と一体化する庭園」が加わる。”身体ごと没入する”新感覚のアートとは?

超巨大アートに、他者とともに没入し、一体となる。

日本を代表するアートのひとつであり、一度は体験してみたいと思わせる、アートコレクティブ・チームラボによる超巨大アート。

チームラボのコンセプトである「Body Immersive」を体現する超巨大な作品は、他者とともに身体ごと没入し、作品と一体になる。そして、身体と作品との境界のない体験によって、自分と世界との間にある境界の認識を揺るがし、世界との連続的な新しい認識を模索させられる。

東京・豊洲のチームラボプラネッツに展示されている作品群もそんな”没入感”を味わえるスポットだ。

現在のチームラボプラネッツの「水に入るミュージアム」は、超巨大な4つの作品空間や屋外作品を中心とした計7作品から構成。館内では裸足となって、身体ごと作品の中に没入していくことで、これまでにない魅惑のアート体験が楽しめる。

360度を1万株以上のランが埋め尽くす!
世にも美しい庭園

今回新たに拡張された「Garden Area」は、ふたつの大型庭園から構成されている。

ひとつは花と一体化できる庭園。本作品は、ランの生花を約1万3000株使用し、花々が立体的に空間を埋め尽くすとともに、秘密の花園に足を踏み入れたような体験ができる庭園だ。花は人に反応してゆっくりと上昇、人がいなくなれば再び下がっていき、ゲストは花で埋め尽くされた立体の中を、自由に歩き回れる。立ち止まったり座り込めば、周りの花が下がり花に包まれた空間に。まるで自分が花と一体化するような没入感が体験できる。

空中に咲き誇るランは、土のない場所で生き、空気中から水分を吸収するラン科の着生ラン。作品の中で花々は生き、日々成長していく。ランは野生種だけでも2万5000~3万種あると言われ、作品では数十種類のランを季節に合わせて使用されるので、同じ作品でも来る度に異なる表情が楽しめるのだ。

花と以心伝心している感覚は、普段植物に触れる機会が少ない人にとってはさらに貴重な、”花と対話する時間”を過ごせるだろう。

昼と夜で表情が異なる、
幻想的な小宇宙

2つ目の作品は、本物の苔群の中に異質な銀色の彫刻が立ち並ぶ、小宇宙のような大規模な苔庭。

自然の苔とコロンとした可愛らしくも不思議な卵型の彫刻群が広がり、周囲には雲海が立ち込めている。彫刻は人に押されたり、風に吹かれたりして倒れると、音色を響かせて光り輝く。

また本作品は昼と夜では異なる表情を見せ、昼は美しい苔庭と太陽の光を反射する彫刻が生み出す不思議な空間、日没後は闇の中で彫刻が色とりどりに輝き、幻想的な空間をつくり上げている。

これらふたつの庭園が加わることで、チームラボプラネッツは計9作品による「水に入るミュージアムと花と一体化する庭園」となる。

五感が刺激される美しくも不思議な空間に身体ごと没入することで、非日常を味わう休日を過ごしてみてはいかがだろうか。

チームラボプラネッツ「Garden Area」
オープン日|2021年7月2日
住所|東京都江東区豊洲6-1-16
時間|平日10:00~20:00、土日祝9:00~20:00(最終入場は閉館の1時間前)
料金|一般3200円、大学生・専門学生2500円、中高生2000円
休館日|7月1日(木)、7月20日(火)
問|https://goo.gl/forms/xPwQUUNIMQkycAqP2
https://planets.teamlab.art/tokyo/jp/

※上記開館時間は2021年7月のものです
※7月22日(木)~7月31日(土)は特別延長期間のため9:00~20:00
※開館時間等が変更になる可能性がありますので、事前に公式ウェブサイトを確認ください

text=Discover Japan


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