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天の世界を統べる神話の最高神
「天照大御神」
日本人なら知っておきたいニッポンの神様名鑑

2020.11.18
天の世界を統べる神話の最高神<br>「天照大御神」<br><small>日本人なら知っておきたいニッポンの神様名鑑</small>

まだ日本という国がなかった頃、国生みの神イザナギイザナミによって多くの神々が誕生しました。彼らにはそれぞれ役割や力が与えられ、日本国を統一していきます。では、どのような神様がいるのかご存じでしょうか? 主要な神様のプロフィールを、祀られている神社やご利益とともに紹介する本連載。今回は八百万の神々の最高位、アマテラスです。

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天照大御神(アマテラス)

八百万の神々で最高位に位置しているのがアマテラスで、イザナギの左目から生まれた。その後、天上世界を治める太陽を司る女神となり、現在は、伊勢神宮の内宮を代表として全国に祀られている。また、アマテラスは天皇の祖神であり、日本で最も重要な神様のひとつとして、あらゆる願いを聞き届けるとし、所願成就の神様として知られる。

古事記|天照大御神
日本書紀|天照大神

基本属性「太陽の女神」
高天原を統治することになったアマテラスは、太陽の神となる。スサノオの乱暴によって岩戸屋に身を隠したとき、世界は闇に覆われたとされている。

代表的ご利益「所願成就」
太陽は、万物すべてに光を与え包み込むことから、あらゆる願い事を聞き届けるという意味で、所願成就のご利益があるとされている。

代表的神社
「伊勢神宮」

鎮座より2000年の歴史を誇り、内宮と外宮の正宮を中心に、全部で125社から構成される日本最大の神社。今年は、20年に一度、正殿を立替え神様の御神体を遷す、「式年遷宮」の年にあたるため、例年以上に多くの参拝者が集まる。

伊勢神宮
住所|三重県伊勢市豊川町279(外宮)三重県伊勢市宇治館町1(内宮)
Tel|0596-24-1111(神宮司庁代表)

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イザナギとともに多くの神様を生み出す「伊邪那美神」
・天の世界を統べる神話の最高神「天照大御神」
暴れん坊だけど頭がよく正義感が強い「須佐之男命」
月の神でありツキを呼び込む神「月読命」
母イザナミに大やけどを負わせた火の神「火之迦具土神」
万物の根源を示すといわれる三柱「天之御中主神」「高御産巣日神」「神産巣日神」
さまざまな場面をサポートする天界の策士家「思金神」
アマテラスを占いで岩戸屋から出した立役者「天児屋根命」
力持ちの象徴で岩戸を戸隠まで蹴り上げた神「天手力男神」
占いの神で末裔は祭祀を司る氏族となる「布刀玉命」
八尺瓊勾玉をつくり現在はメガネの神に「玉祖命」
神々を沸かせた初の踊り子「天宇受売命」

イザナミの禊で誕生した水の神「表筒男命」「中筒男命」「底筒男命」
大地に国をつくった出雲大社のご祭神「大国主神」
五穀豊穣の神様で商売繁盛のご利益あり「宇迦之御魂神」
スサノオが八岐大蛇から助けた女神「櫛名田比売」
温泉、医療、酒造など各地の産業神として崇高「少名毘古那神」

釣り好きの豊漁の神えびす様とも「事代主神」
スサノオの剣から誕生した水の神様「多紀理毘売命」「市寸島比売命」「多岐都比売命」
武田信玄も崇敬した武の神様「建御名方神」
相撲の祖はタケミカヅチオだった!?「建御雷之男神」
天孫降臨した天皇の祖神「瓊瓊杵尊」
天孫降臨の道先案内人「猿田毘古神」

火難の神として富士山に祀られた美神「木花之佐久夜毘売」
神々の寿命ができたのはイワナガヒメが原因だった!?「石長比売」
大らかで雄大な山の神さま「大山津見神」

実は謎が多いワタツミ。その実体は海の神!?「綿津見神」
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日本書紀にのみ登場する武の神様「経津主神」
人やコトの間を取りもつ交渉の達人「菊理媛神」
要地を守る頼もしい守護神「大山咋神」
雷のエネルギーを宿したパワフルな農業神「賀茂別雷神」
神を統合した日本国の創始者「神武天皇」
女性ながらも果敢に戦に挑む「神功皇后」

精力的に領地を拡大し武将も崇敬した天皇「応神天皇」
どんなピンチでも機転を利かせて切り抜ける「倭建命」
学問の神様といえばやはりこの人「菅原道真」

戦乱の世を生き抜いた最も有名な戦国武将「徳川家康」
日露戦争のヒーローは勝負の神様に「東郷平八郎」

監修者
東條英利(とうじょう・ひでとし)
カルチャージ代表取締役。神社ライター
日本の素晴らしさの再発見と日本人の基礎教養力向上を目的に、執筆・講演活動を行う。全国の神社情報専門ポータルサイト「神社人」を主宰し、現在までに訪れた神社の数は数千社以上。著作に「日本人の証明」(学研パブリッシング)、神社関連書籍や雑誌の監修などを手掛ける。フェイスブックやアメーバブログを日々更新中。
東條英利公式サイト
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