神奈川県・茅ヶ崎市《浜降祭》
早朝の海岸に40の神輿が集結!湘南の夏がはじまる
|一生に一度は行きたいニッポンの祭り④
間もなく夏本番! 全国各地から祭り囃子や威勢のいい掛け声が聞こえてくる季節です。そんなニッポンの夏の風物詩「祭り」。なかでも一生に一度はこの目で見たい祭りを、日本の祭りや伝統芸能などに詳しい文筆家の大石始さんの解説でご紹介。地域の風習が刻まれた祭りを通して郷土文化に触れる旅をしませんか?
今回は、早朝の海岸に40の神輿が集結する神奈川県・茅ヶ崎市「浜降祭(はまおりさい)」をひも解きます。
※2026年7月20日(月)に開催予定。詳しくは記事下部をご覧ください。
海の日の早朝に開幕
茅ヶ崎四大まつりのひとつ

毎年7月の海の日に開催される「浜降祭」は、湘南に夏の到来を告げる祭りである。祭りのはじまりは早朝。午前4時台になると、茅ヶ崎·西浜海岸に一番神輿が到着する。7時頃には寒川町及び茅ヶ崎市の神輿40基が集結。祭典の後、すべての神輿が「どっこいどっこい」という掛け声とともに浜を練り歩く。浜が無数の神輿と担ぎ手で埋め尽くされる光景は圧倒的だ。茅ヶ崎四大まつりのひとつとして市民から長年親しまれ、浜降祭が終わると、湘南には本格的な夏がやってくる。
大石 始の見どころ!
海の中に神輿ごと突っ込む勇壮さ
浜降祭の特徴は、神輿を担いで浜を練り歩いた後、そのまま海に豪快に入っていく点にある。押し寄せる波に翻弄されながら威勢のいい掛け声を響かせ、神輿を上下に揺らすそのさまには思わずハラハラとさせられる。
担ぎ手たちが歌う茅ヶ崎甚句

神輿が練り歩く際、一部の担ぎ手は朗々とした甚句を歌う。アクセントとなるのは、神輿の横に付いた取っ手(通称「タンス」)をたたくリズム。茅ヶ崎の風景やそこに暮らす人々の姿を歌ったものなど、さまざまな歌詞がいまに伝わっている。
開催期間|2026年7月20日(月)
開催場所|神奈川県茅ヶ崎市 茅ヶ崎西浜海岸(サザンビーチちがさき西側)
交通|電車/JR茅ケ崎駅から車で約10分
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《うわじま牛鬼まつり》
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監修・文=文筆家 大石 始さん
地域と風土をテーマにする文筆家。日本の祭りや伝統芸能などを中心に執筆している。旅と祭りの編集プロダクション「B.O.N」主宰。著書に『異界にふれる ニッポンの祭り紀行』(産業編集センター)など多数
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text: Discover Japan 写真提供=寒川神社
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