岩手県・北上市《北上・みちのく芸能まつり》
100を超える東北の民俗芸能が揃う祭典
|一生に一度は行きたいニッポンの祭り⑪
間もなく夏本番! 全国各地から祭り囃子や威勢のいい掛け声が聞こえてくる季節です。そんなニッポンの夏の風物詩「祭り」。なかでも一生に一度はこの目で見たい祭りを、日本の祭りや伝統芸能などに詳しい文筆家の大石始さんの解説でご紹介。地域の風習が刻まれた祭りを通して郷土文化に触れる旅をしませんか?
今回は、100組以上の団体が民俗芸能を披露する岩手県・北上市「北上・みちのく芸能まつり」をひも解きます。
※2026年8月7日(金)〜9日(日)にかけて開催予定。詳しくは記事下部をご覧ください。
地域ごとに伝承されてきた
個性豊かな演目の数々

民俗芸能の宝庫である岩手県北上市。2025年で64回目を迎える「北上·みちのく芸能まつり」は、北上市などで活動する各団体がその芸を披露する民俗芸能の祭典だ。仏の化身である鬼の面を被った鬼剣舞(おにけんばい)や地域ごとに異なる鹿踊(ししおどり)、さらには神楽や虎舞、田植踊など、披露される民俗芸能は100組以上。時代を超えた格好よさに魅了されることだろう。初日には市民による「北上おでんせ」、「小鳥崎さんさ踊り」が行われるほか、3日目にはトロッコ(灯篭)流しと花火大会も催される。
大石 始の見どころ!
祭りのフィナーレを飾る「鬼剣舞大群舞」

北上·みちのく芸能まつりのクライマックスは、複数の団体によって行われる夜の公演、鬼剣舞大群舞だ。北上駅前の広場で2演目が披露される。いかめしい面とダイナミックな舞を浮かび上がらせるかがり火は、その勇壮さをいっそう際立たせる。
鬼専門の博物館!?「北上市立鬼の館」
北上まで来たら鬼をテーマとするこちらの博物館にもぜひ立ち寄りたい。『ゲゲゲの鬼太郎』をはじめ、全国各地に伝わる鬼に関する展示のほか、鬼剣舞や神楽などさまざまな民俗芸能の定期公演も観賞することができる。
北上・みちのく芸能まつり
開催期間|2026年8月7日(金)〜9日(日)
開催場所|岩手県北上市 おまつり広場(駅前大通り)ほか
交通|電車/JR北上駅から徒歩約1分 車/東北自動車道北上江釣子ICから約10分
https://geinoumatsuri.com/
※開催内容は今後変更になる可能性があります。最新情報は公式ウェブサイトを確認ください
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《桐生八木節まつり》
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監修・文=文筆家 大石 始さん
地域と風土をテーマにする文筆家。日本の祭りや伝統芸能などを中心に執筆している。旅と祭りの編集プロダクション「B.O.N」主宰。著書に『異界にふれる ニッポンの祭り紀行』(産業編集センター)など多数
・山王祭(東京・千代田区)
・あばれ祭(石川・能登町)
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・桐生八木節まつり(群馬・桐生市)
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