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海の京都(宮津・京丹後)
で訪れたい美食の名店7選【後編】

2026.3.2
海の京都(宮津・京丹後)<br>で訪れたい美食の名店7選【後編】

京都北部の7市町で構成される「海の京都」。和の源流を感じながら、冬の味覚をキーワードに“もうひとつの京都”の魅力を発見する旅へ――。今回、美食のまちづくりを推進する飯尾醸造の飯尾さんに、感性に響く薪火料理から独創的な鮨割烹、絶景に抱かれたステーキ店など、いま訪れたい海の京都の美食処を教えてもらった。

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04|RESTAURANT RAW
日本海の絶景と極上の薪焼きステーキを堪能

ディナーは前菜4皿、メイン、デザートのコースのみ。ランチの自家製シャルキュトリも好評。カウンター8席

目の前に広がる絶景の日本海が黄金色に染まる夕刻が美食の合図。シグネチャーは手づくりの焼き台で仕立てる薪焼きの牛ステーキだが、地元の有機ファーム「SORA農園」から仕入れる野菜の力強い味わいも、記憶に刻まれる。

メインのステーキは、北海道や長野、熊本の和牛。生産者と対話して仕入れる野菜の力強い味わいに驚く
オーナーシェフ 坪倉史明さん

RESTAURANT RAW
住所|京都府京丹後市網野町三津292
Tel|080-9128-4129(完全予約制)
営業時間|12:00~、日の入り30分前~
定休日|不定休
Instagram|@tsubokura.fumiaki

05|uRashiMa
ナポリ×京丹後の異端ピッツェリア

ピッツァは定番から創作まで約30種類。食材は、この地にある必然性を大切にしている。取材時のおまかせはニギスのピッツァ。イタリア産の粉を使用し、8時間以上発酵させ、ナポリの窯で焼き上げたピッツァは生地だけでも旨みが豊か

ナポリで修業し、ナポリピッツァ職人世界大会の創作部門で2位に輝いた藤原英雄さんが、実家の鮮魚店を改装してオープン。地元の食材を現地のナポリピッツァ職人の感性でつくるおまかせピッツァは、唯一無二。

店主 藤原英雄さん
カウンター5席のみ。テイクアウトも可

uRashiMa
住所|京都府京丹後市網野町浅茂川328-5
Tel|0772-72-3798
営業時間|11:30~19:00
定休日|木曜
Instagram|@urashima2016

06|魚菜料理 縄屋
味覚と感性を刺激する独創的な薪火割烹

薪火を眺められるカウンター10席、おまかせコースのみ

食材の主役は、京丹後直送の天然魚介と自家菜園の野菜、自ら山に分け入って採る山菜。薪火を駆使し独自の感性で組み合わせた一皿ひと皿が五感に響く。美食家が旅の目的にする名店だ。

吉岡幸宣さんは「室町和久傳」で研鑽を積み帰郷。茶懐石の精神や資源の持続性も大切にしていると話す
料理人 吉岡幸宣さん

魚菜料理 縄屋
住所|京都府京丹後市弥栄町黒部2517
Tel|0772-65-2127(完全予約制)
営業時間|12:00~、18:30~(いっせいスタート)
定休日|月曜の夜、火・水曜
www.nawaya-restaurant.com

07|GENMYOAN CAFE
名旅館が手掛けるオーガニックカフェ

地元の牛乳と発酵バターで自然な味を引き出したスコーンが人気。ホームメイドジャム、生クリーム付きのドリンクセット1140円

江戸時代中期に創業した老舗料理旅館「玄妙庵」が運営するカフェ。伊根の平飼い卵や洗双糖、発酵バターなど可能な限りオーガニック食材を厳選して手づくりする、身体にやさしいスイーツやサンドイッチは心身を満たしてくれる。

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天橋立至近の洗練された空間に癒される
パティシエ 山口春香さん

GENMYOAN CAFE
住所|京都府宮津市字文珠483-11
Tel|0772-22-6988
営業時間|10:00~17:00、土・日曜、祝日~18:00
定休日|水曜
Instagram|@genmyoancafe

text: Ryosuke Fujitani photo: Kousaku Kitajima

2025年12月号「京都/冬こそ訪れたいあの旅先へ」

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