〈2026〉夏のひんやりスイーツ4選
|菓子研究家・福田里香のおすすめ
小誌で長年愛される連載「民芸お菓子巡礼」を手掛ける、菓子研究家の福田里香さんに夏に食べたい、贈りたい涼菓を教えていただいた。訪れてこそ味わえるご当地スイーツから取り寄せできる銘菓まで、目にも涼しいラインアップをご紹介。
菓子研究家
福田里香(ふくだ りか)
小誌連載「民芸お菓子巡礼」を16年間手掛ける。書籍や雑誌を中心に、商品開発や執筆など幅広く活躍。菓子に宿る土地の文化や物語を掘り起こし、その背景まで発信している。

「梅雨を迎え、蒸し暑さを感じるようになると、恋しくなるのが涼菓です。ひんやりとしたアイスクリームやかき氷はその代表格。アイスクリームは旬のフルーツとハーブやスパイス、お茶、お酒との組み合わせが多彩で、若い人たちの個性が出ているのが頼もしい。出掛けた先でいただくかき氷は、火照った身体を物理的にクールダウンしてくれます。自宅では冷蔵庫でよく冷やしたり、冷凍したものを少し解凍したりしていただく洋菓子も好きです。」
01|「kasiki」アイスクリーム&ワイン

多彩な手づくりアイスと自然派ワインを愉しむ
「甘いものとワインの取り合わせ、人気ですよね。こちらでは手づくりアイスクリームと、常時8種類ほど用意されているナチュラルワインのペアリングを楽しめます。旬のフルーツやハーブ、茶葉などを合わせて少量ずつつくるアイスは訪れるたびにメニューが変わり、何を食べても美味しい。私は酸味のあるフルーツ系が好きで、レモンとホワイトチョコレートのアイスにグッときました。アイスが真円なのも、お店の感度が高い証しです」
アイスクリーム&ワイン
価格|アイスクリーム1000円(トリプル)、ワイン1100円~(銘柄によって異なる)
取り寄せ|不可
kasiki
住所|東京都渋谷区西原1-13-2
営業時間|13:00~21:00(土・日曜~22:00)
定休日|水・木曜
Instagram|@kasiki__
02|「CONTO」ヴィーガンアイスクリーム

熊本発!京都で営むヴィーガンアイス店
「ヴィーガンアイスクリーム、チュニジアのドーナツ、スペシャルティコーヒー。熊本・山都町の仲よし3店舗がコラボして、2025年5月に京都でオープンしたお店です。アイスは『ARBOL(アルボ)』という店のもので、地元、山都町の豊かな土壌が育む野菜やフルーツを使い、乳製品、白砂糖、グルテンフリーでつくるもの。ソルベほどさっぱりしている感じではなく、ローゼルとカルダモン、塩糀とキャラメルコーヒーといった取り合わせが絶妙です」
ヴィーガンアイスクリーム(ミニバンバローニトッピング)
価格|1230円(ダブル)
取り寄せ|不可
CONTO
住所|京都府京都市中京区御池通衣棚西入西横町174-1 1F
営業時間|7:30~19:00
定休日|不定休
Instagram|@conto_kyoto
03|「京橋千疋屋」自家製くりぬきゼリー

果実感あふれるゼリーは贈り物にも
「『千疋屋総本店』から暖簾分けを許され、1881年に創業した『京橋千疋屋』。目利きが厳選するフルーツはさすがのクオリティで、フルーツゼリーも信頼できます。生のオレンジとグレープフルーツをうつわに用いたくりぬきゼリーは、夏の贈り物の鉄板。蓋の部分に残してある果実をゼリーに搾りかけていただくと、柑橘のフレッシュな香りが広がります。日持ちする瓶詰めのゼリーもあり、白桃やさくらんぼ、夏みかんなど6種を味わえます」

自家製くりぬきゼリーセット
価格|7236円
内容量|6個(オレンジ、グレープフルーツ各3個)
賞味期限|到着後1~2日
取り寄せ|可
注文方法|WEB
京橋千疋屋 京橋本店
住所|東京都中央区京橋1-1-9
Tel|03-3281-0300
営業時間|月~金曜9:00~19:00、土・日曜、祝日10:00~18:00
定休日|なし
www.senbikiya.co.jp
04|「ロワール洋菓子店」ブランデーケーキ

ブランデーたっぷりで冷やしても美味しい
「ブランデーが“ジュタジュタ”したブランデーケーキは、夏場に冷やして食べるととても美味しいです。日本生まれで、昭和にはやったケーキ。スポンジともカステラとも違う生地に、滲み出るほどのブランデーを染み込ませているのに、ふわふわの生地が崩れないのは奇跡のようです。銀のホイルで包んであるだけなのですが、日持ちはなんと2カ月弱と驚異的。バニラアイスや、軽く泡立てた生クリームを添えるのもおすすめです」
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ブランデーケーキ
価格|2400円
内容量|1本
賞味期限|2カ月弱
取り寄せ|可
注文方法|Tel、Fax
ロワール洋菓子店
住所|東京都世田谷区奥沢2-17-4
Tel|03-3718-1133
Fax|03-3718-1134
営業時間|9:00~20:00
定休日|月曜
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text: Yukie Masumoto photo: Shiho Akiyama, Mariko Taya
2026年7月号「納涼、しましょ。」

































