《ふくい食の國291》
おすすめの福井グルメ5選！
｜アンテナショップが推す美味しいもの⑩

各地域の魅力が詰まっているアンテナショップ。特産品はもちろん、自慢の食材を使った料理を味わえる店舗も。東京都にある32都道県のアンテナショップに、おすすめの食品をランキング形式でご紹介いただきました！
　
今回は、銀座1丁目にある「ふくい食の國291」が登場。

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越前の食文化と工芸に出合える

一年を通して降水量が多く、冬には積雪がある福井県。寒暖差が大きく、厳しい環境を乗り越えた農作物は美味しい。福井県のブランド米「いちほまれ」はその代表で、粒が大きくふっくらとしており、心地よい軟らかさとモチモチ感が特徴。「越前がに」をはじめとした海の幸も、リアス式海岸や天然礁といった地形により流れが複雑なためプランクトンが豊富な、若狭湾のたまものだ。

東京・銀座にある「ふくい食の國291」は、福井の文化を思う存分味わえるアンテナショップである。1階と地下1階には、農水産物、銘菓、地酒のほか、かつてお札に使われていた「越前和紙」、日本に流通している眼鏡の9割を生産している鯖江市の眼鏡といった工芸品など、約2000品目の特産品が並び、お土産選びには事欠かない。また、地下1階にはイートインスペース「越前若狭 食と酒 福とほまれ」を構え、福井県民のソウルフードや地酒飲み比べを味わえる。福井県の食文化に触れる入り口として、「ふくい食の國291」に訪れたい。

［BEST 1］
えがわ 水羊かん

11〜3月の冬の時期に販売される、県民にとっての冬の風物詩。県内150種類以上の水羊羹の中でもポピュラーな「えがわ 水羊かん」は、黒砂糖の優しい香りと上品な甘さが特長。なめらかでつるんとした食感を楽しんでみて
　
価格｜740円
内容量｜240g
問い合わせ先｜えがわ
Tel｜0776-22-4952
HP｜https://egawanomizuyoukan.com

［BEST 2］
谷口屋の、おあげ

「ふくい食の國291」の年間売上ナンバーワン商品。外はパリッと、中はフワフワな食感が癖になる。地下1階の「越前若狭 食と酒 福とほまれ」でも食べられる
　
価格｜648円
内容量｜1枚
問い合わせ先｜谷口屋
Tel｜0776-67-2202
HP｜https://taniguchiya.co.jp

［BEST 3］
大福あんぱん

老舗パン店「ヨーロッパンキムラヤ」が、和洋折衷をテーマに製造。バターと卵をたっぷりと配合したブリオッシュ生地のパンの中に、粒あんの大福が丸々1個入っている
　
価格｜250円
内容量｜1個
問い合わせ先｜ヨーロッパンキムラヤ
営業時間｜0778-51-0502
HP｜www.e-kimuraya.com

［BEST 4］
羽二重餅

絹織物の産地・福井市で、1897年に創業した「松岡軒」の羽二重餅は、求肥（ぎゅうひ）で絹を表現。口に含めばふわりととろける、優しい甘さの餅菓子だ
　
価格｜885円
内容量｜6袋（1袋2枚入り）
問い合わせ先｜羽二重餅総本舗 松岡軒
Tel｜0776-22-4400
HP｜https://habutae.com

［BEST 5］
黄金のだし 小袋

焼あご入りの本格和風だし。素材を細かく砕いてティーパックに詰めているため、煮出すだけで楽しめる手軽さがグッド。だし巻き卵や鍋に使って食べるのがおすすめ
　
価格｜540円
内容量｜64g（8g×8包入）
問い合わせ先｜北前船のカワモト
Tel｜0120-22-4761
HP｜www.wakasakawamoto.co.jp

福井とビジネスでつながる
「ふくい南青山291」

福井県のアンテナショップは銀座だけではなく、東京・南青山にもある。2023年3月にリニューアルした「ふくい南青山291」は、ビジネス支援と食によるブランド発信に特化した店舗だ。1階には、福井のブランド米「いちほまれ」をはじめ福井の食を楽しめる飲食スペース「Cultive291」やイベントスペースを展開。2階には、コワーキングスペース、ミーティングルーム、シェアオフィスを設けている。福井を感じながら、日々の仕事や商談にも活用できる。

福井の食を通して親交を深める1階

本格的なビジネス向けの2階

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ふくい食の國291
住所｜東京都中央区銀座1-5-8 Ginza Willow Avenue BLDG 1F〜B1F
Tel｜03-5159-4291
営業時間｜ショップ10:30〜19:00、越前若狭食と酒・福とほまれ11:00〜15:00（L.O.14:30）、17:00〜21:00（L.O.20:00） ※土・日曜、祝日は当面の間11:00〜20:00（L.O.19:00）
定休日｜なし
HP｜www.fukui291.jp

text: Discover Japan　photo: Kazuya Hayashi
Discover Japan 2024年3月号「口福なニッポン」