HOTEL

「松本十帖」長野県松本市の
浅間温泉街を丸ごとリノベーション!

2021.3.2
「松本十帖」長野県松本市の<br>浅間温泉街を丸ごとリノベーション!

長野県松本市・浅間温泉で進められているホテル再生を中心にしたプロジェクト「松本十帖(じゅうじょう)」。松本十帖は老舗旅館「小柳」を「松本本箱」「ホテル小柳」という2つのホテルに再生。周辺には空き家を活かしたカフェを展開し、温泉街をまるごとエリアリノベーションしています。

松本本箱 露天風呂付きデラックスツイン

全体的に照度を落とした空間で、2台のベッドとソファを備えた客室。さらに「おこもり書斎ベッド」が2つ。子供の頃、押入れで遊んだ記憶をベースに設計されていて、上下段に籠もって本を読めるようになっています。エキストラベッドとしての利用は子どもが想定されていますが、大人でも利用可能。

トイレとシャワールームが独立しており、テラスには檜の露天風呂があり、最大4名で利用ができます。

眺望|2階からは庭の緑、3階から5階は松本市街と北アルプスを望みます。(階数は指定不可)

松本本箱 露天風呂&畳ルーム付きセミスイート

2階の廊下の突き当たり、最奥にある客室。二人での利用の際には、ごろごろしながら本が読める和室を備えています。一般的な客室と比べて露天風呂が広いのも特徴。目の前が庭の木々と屋根という、ちょっと暗めの客室ではあるのですが、夕方に差し込む光は「陰影礼讃」的な美しさ。しっとり落ち着いた客室です。「この客室が好き」というスタッフも少なくありません。

和室に布団を敷いて最大4名まで利用可能です。連続した空間にトイレとシャワールーム、テラスがあり、テラスには石張りの露天風呂があります。

眺望|庭の緑と蔵の屋根、隣家の屋根が目の前にあります。

松本本箱 露天風呂付きマウンテンビュースイート

北アルプスの山並みを望む、4階角部屋のスイートルーム。ミニキッチンを囲んでおしゃべりを楽しんだり、窓辺のソファに腰かけて読書に没頭したり、大きなデスクで仕事をしたり…。多目的で利用できる客室です。石張りの露天風呂からも北アルプス方面を望みます。

和室(エキストラルーム)に布団を敷いて最大5名様まで利用可能ですが、和室に大人3名で、ちょっとみっちりな感じになるので、4名までの利用がオススメです。連続した空間にトイレとシャワールーム、石張りの露天風呂があります。

眺望|眼下に松本市街、北アルプスを遠望。

三六五+二 (367 )

「松本本箱」1階の薪火グリルダイニング『三六五+二(367)』では、365日、日々変わる信州の風土を表現するだけでなく、文化と歴史も感じられるような料理を提供しています。ちなみに信州をS字に流れる日本一の大河「千曲川・信濃川」の総延長は367キロ。八ヶ岳や北アルプスの源流から日本海までの壮大なストーリーを食を通して体感してください。

朝食|7:30〜9:30L.O
朝食のコンセプトは「ヘルシー&コンシャス」。『ALPS BAKERY』で焼き上げたパンのほか、野菜をたっぷりの朝食が用意されています。

夕食|前半の部 17:30/18:00 、後半の部19:45/20:15 start(宿泊者専用)
メインの肉料理は、「信州ポーク」の肩ロース。追加料金で「信州プレミアム牛」に変更することも可能。
※ディナーの外来利用はお問い合わせください(要事前予約)。
※ドリンクなどの追加オーダーを「お部屋づけ」にすることもできます。

 

「三六五+二(367)」の
信州発酵ガストロノミーとは?

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Book store 松本本箱

「新しい知との出会い」をコンセプトにした『ブックストア松本本箱』。店内は『本の道』『げんせん本箱』『オトナ本箱』『こども本箱』『三六五+二(367)』の5エリアに分かれています。選書の基準は「知らなかった世界に触れ合える本」。知識と興味の入り口になる写真集や画集、エッセイや入門書を中心に1万2000冊が揃っています。なお選書は、日本出版販売の選書チーム『YOURS BOOK STORE』と、日本を代表するブックディレクターの幅允孝(はばよしたか)さん率いる『BACH』。それぞれのエリアでコンセプトも選書の詳細も異なるのも本好きには溜まりません。ぜひ本の世界、新しい知の世界に溺れてください。

営業時間|7:00〜26:00(外来のお客様は 12:00〜19:00)

本箱Bar

『松本本箱』のフロントはBarも兼ねています。生ビールやクラフトビール、オリジナルのハードサイダー(シードル)を楽しめるだけでなく、ワインや日本酒も多数取り揃えられています。手軽に楽しめるグラスワイン&日本酒はもちろん、『小布施ワイナリー』や『ファンキー・シャトー』などの信州に根付くワイナリーの希少なワインもボトルで提供されています。営業の終了後の『三六五+二(367)』や『本の道』のテラスで、静寂で心地よい夜のひとときを。

営業時間|15:00〜23:00 L.O

 

北アルプスの景色を望む温泉宿「松本本箱」へ。

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Cafe おやきとコーヒー/Reception

カフェ『おやきとコーヒー』(レセプション)は、東京・中目黒のハンドドリップコーヒースタンド「artless craft tea & coffee」とのコラボレーション。ホテルから徒歩3分の駐車場横、湯仲間の共同浴場「睦の湯」の一角にあります。1杯ずつ丁寧にハンドドリップした、ほのかな酸味とアロマが特徴の中炒りコーヒーが楽しめます。「おやきとコーヒー」はレセプションも兼ねており、ご宿泊のお客様には、おやきとコーヒーがサービスされます。チェックイン時だけでなく、温泉街散策の途中にも立ち寄れます。

営業時間|cafe 10:00〜18:00、bar 18:00〜20:00 L.O(不定休)
※どちらも外来利用可。

Cafe 哲学と甘いもの。/Book cafe

ホテルから湯坂を上って徒歩2分、かわいい緑の屋根が見えてきます。昔ながらの木造平屋建て。ガラス戸を開けると懐かしい土間が広がっています。カフェの名は『哲学と甘いもの。』、書棚にはたくさんの哲学書が並んでいます。ここは、「自分を見つめる」「人生を考える」ためのブックカフェ。物思いにふける場所のため、パソコンのキーボード音は禁止、おしゃべりは「ヒソヒソ声」で。静かな旅の時間を求める気持ちに寄り添ってくれます。

考えすぎて疲れてきたら脳に糖分を。考えれば考えるほど美味しくなる、甘〜い「あんみつ」をご用意しています。ランチにはスパイスを多用したカレーを。きっと一味違ったアイデアが生まれることでしょう。

営業時間|11:00〜16:00 L.O.、ランチ12:00〜14:30(売り切れ次第終了)
※どちらも外来利用可。

ALPS BAKERY(アルプスベーカリー)

『浅間温泉商店』の奥にはベーカリーがあります。実は信州・松本は醤油醸造で知られるように小麦の生産地として有名。実はあの「おやき」も小麦粉が原料です。今では貴重な信州産小麦粉ですが、『ALPS BAKERY』では、そんな信州産小麦粉を100%使用。ハードサイダーの醸造開始後はハードサイダーの酵母でパンを焼き上げます。メインとなるのは、もちもち系の食パン」。ファミリーダイニング『ALPS TABLE』のパンはもちろん、このベーカリーで焼き上げます。まだ品数は少ないのですが、将来的にはオリジナルの惣菜パンも製造予定。ぜひ、帰りの車で、電車で、そして翌日の朝食用に、買ってみてはいかがでしょう?

営業時間|10:30〜19:00(外来利用可・水曜、木曜休)

読了ライン

松本十帖(ホテル小柳/松本本箱)
住所|長野県松本市浅間温泉3-15-17
TEL|0263-46-0500
料金|1泊2食付2万4750円〜(税・サ込)
客室数|38室
https://matsumotojujo.com/

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