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《ここ滋賀》
おすすめの滋賀グルメ5選!
|アンテナショップが推す美味しいもの⑯

2024.5.5
《ここ滋賀》<br>おすすめの滋賀グルメ5選!<br><small>|アンテナショップが推す美味しいもの⑯ </small>

各地域の魅力が詰まっているアンテナショップ。特産品はもちろん、自慢の食材を使った料理を味わえる店舗も。東京都にある32都道県のアンテナショップに、おすすめの食品をランキング形式でご紹介いただきました!
 
今回は、日本橋にある「ここ滋賀」が登場。

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日本一の湖が育んだ多彩な名品を堪能

マーケットには期間限定のお試し販売コーナー「coco TRY!」も。ここ滋賀を訪れたお客の反応や販売数によってレギュラー販売されるかどうか決定する

日本一の面積を誇る琵琶湖を抱える滋賀県。比良山地、伊吹山地、鈴鹿山脈などの山から琵琶湖へと流れる地下水が、酒や作物、ニゴロブナやビワマスなどの湖魚を育んできた。食文化の歴史も深く、たとえば日本最古のブランド牛といわれる「近江牛」、最澄が1200年前に種をまいたのがはじまりといわれる「近江茶」がある。

昼は定食などを、夜は定食のほかディナーコースとアラカルトなどを提供するレストラン。近江牛をステーキやローストビーフ、すき焼きなど好みのかたちで味わえる。滋賀の地酒と一緒にいかが
ディナーメニューの「近江牛ステーキセット ヒレ100g」(7150円)。近江牛の王道料理で、ポン酢、茎ワサビ、塩と、お好みの味つけで楽しめる。近江牛のしぐれ煮や近江米ごはんも付いてくる

近江商人ゆかりの地である東京・日本橋に構える「ここ滋賀」は、滋賀の豊かな食文化に触れられる情報発信拠点だ。1階のマーケットでは、県内の30を超える酒蔵の地酒、琵琶湖の魚やその加工品、「近江ちゃんぽん」をはじめとしたソウルフード、信楽焼(しがらきやき)といった滋賀の伝統工芸品など、約1000点の商品を取り扱う。

バーでは地酒のほか、ワールド・ウイスキー・アワードで受賞した「長濱蒸溜所」のクラフトウイスキー「AMAHAGAN Edition No.1」をハイボールで提供。昼から楽しめるのも◎

併設されているバーでは、450年余りの歴史をもつ酒蔵・冨田酒造の「七本鎗」などの地酒飲み比べや、近江牛の牛串などのつまみを楽しめる。2階には、近江八幡市の近江牛・和牛専門店「寛閑観(かんかんかん)」がプロデュースしたレストラン、「近江牛もりしま 寛閑観ここ滋賀」が。屋上には1階で購入した食品を持ち込めるテラスを備える。琵琶湖で育まれた湖国の食文化を、「ここ滋賀」でとことん体験してみよう。

水資源が豊富な滋賀県。右から、幅広い食に合う「七本鎗 純米 玉栄」、優しく落ち着いた味の「松の司 純米吟醸 楽」、食中酒として楽しめる「喜楽長 純米吟醸」、味密度の高さが特徴的な「特別純米 十水仕込 雨垂れ石を穿つ」

[BEST 1]
サラダパン

週末限定販売にもかかわらず、夕方にはいつも完売のご当地パン。長浜市の町のパン店「つるやパン」が製造。たくあんとマヨネーズをコッペパンに挟んだ食感と味は、癖になる人も多いそう
 
価格|240円
内容量|110g
問い合わせ先|つるや
Tel|0749-82-3162
HP|www.tsuruyapan.jp

[BEST 2]
近江牛切落し

近江牛を自宅で気軽に試せると主婦層に人気の商品。近江牛は脂の融点が低いため、旨みを感じられ肉も繊細。切落しはさまざまな料理に合う万能選手だが、すき焼きにして食べるのがおすすめ
 
価格|1728円
内容量|250g
問い合わせ先|千成亭風土
Tel|0120-290-003
HP|www.sennaritei.co.jp

[BEST 3]
味付赤こんにゃく

現在の近江八幡市に築城された安土城。城主であった織田信長が派手好きだったことから、赤く染めさせたといわれる醤油ベースの味がついたこんにゃく。祝いの日に食卓を盛り上げてくれる
 
価格|540円
内容量|200g
問い合わせ先|奥村佃煮
Tel|0748-32-7833
HP|https://okumura-tsukudani.com

[BEST 4]
近江牛焼カレーパン

守山市のベーカリーが製造する、カレールウに近江牛を混ぜた自家製カレーパン。揚げているのではなく、焼いているためヘルシーなのもまた魅力。近江牛入門としても◎
 
価格|432円
内容量|1個
問い合わせ先|滋賀フーズ
Tel|077-599-0012
HP|www.shigafoods.com

[BEST 5]
おためし鮒寿し

各家庭で塩漬けしたニゴロブナをご飯とともに発酵させる食文化がある滋賀県。ニゴロブナと“飯(いい)”と呼ばれる鮒寿しの酸味の利いたご飯は、お茶漬けにも合うそう
 
価格|1944円
内容量|6切
問い合わせ先|魚治
Tel|0740-28-1011
HP|https://uoji.co.jp

観光や移住の相談もお任せください

1階の一部では、1905年に滋賀県で創業した「日本旅行」の観光コンシェルジュが常駐。琵琶湖のアクアスポーツや国宝・彦根城をはじめ、県内のおすすめ観光スポットはもちろん、滋賀の特産品についての相談もしてみてはいかが。

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ここ滋賀
住所|東京都中央区日本橋2-7-1
Tel|1F 03-6281-9871、2F 03-6281-9872
営業時間|マーケット・バー10:00〜20:00、レストラン11:30〜14:30(L.O.14:00)/17:00〜22:00(L.O.21:00) 、土・日曜、祝日〜15:30(L.O.15:00)/〜21:00(L.O.20:00)
定休日|なし
HP|https://cocoshiga.jp

《アンテナショップが推す美味しいもの》
01|北海道どさんこプラザ 有楽町店
02|いわて銀河プラザ
03|あきた美彩館
04|おいしい山形プラザ
05|宮城ふるさとプラザ
06|日本橋ふくしま館 MIDETTE
07|IBARAKI sense
08|とちまるショップ
09|東京愛らんど
10|ふくい食の國291
11|日本橋とやま館
12|Cave de ワイン県やまなし
13|銀座NAGANO
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16|ここ滋賀
17|三重テラス
18|奈良まほろば館
19|とっとり・おかやま新橋館
20|ひろしまブランドショップTAU
21|日比谷しまね館
22|香川・愛媛せとうち旬彩館
23|シン・エヒメ
24|まるごと高知
25|坐来大分
26|日本橋 長崎館
27|銀座熊本館
28|新宿みやざき館 KONNE
29|麹町なだ万 福岡別邸
30|かごしま遊楽館
31|銀座わしたショップ本店
32|THE NIIGATA/香港みやざき館KONNE

text: Discover Japan photo: Kazuya Hayashi
Discover Japan 2024年3月号「口福なニッポン」

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