《三重テラス》
おすすめの三重グルメ5選！
｜アンテナショップが推す美味しいもの⑰

各地域の魅力が詰まっているアンテナショップ。特産品はもちろん、自慢の食材を使った料理を味わえる店舗も。東京都にある32都道県のアンテナショップに、おすすめの食品をランキング形式でご紹介いただきました！
　
今回は、日本橋室町にある「三重テラス」が登場。

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江戸の中心でお伊勢参り気分!?

伊勢海老や牡蠣に代表される海の幸に恵まれ、天皇や朝廷に食材を献上する「御食国（みけつくに）」として発展した歴史をもつ三重県。日本で最も格式の高い「伊勢神宮」があることから、参拝客をもてなすために誕生した郷土料理や菓子も多い。2023年9月に東京・日本橋にリニューアルオープンした「三重テラス」は、三重の食や文化をショップやレストラン、イベントを通じて楽しめる複合施設だ。

松阪牛や伊勢茶、地酒など種類豊富な美味を販売・提供している中でも特徴的なのは、伊勢参りの道中と同じ体験が東京にいながらできること。ショップには参拝道中に並ぶ銘菓を揃えた「道中菓子」コーナーがあり、レストランでは三重の食材を知り尽くした料理人たちが本場・三重の味を提供している。

さらに2階にはコワーキングでも利用できるコミュニティスペースを設け、三重県にまつわるさまざまなイベントを開催。誰でも参加できる日本酒部、スイーツ部、みかん部などの部活動も発足し、各部員が活動内容を考える仕組みにより、新たな関係人口の創出にも取り組んでいる。気軽に三重の美食と出合うだけでなく、趣味や仕事に生かせる体験もできる。

01｜松阪牛ビーフカレー

松阪牛を使用した、ちょっとリッチなレトルトカレー。肉の旨みが全体に溶け込んだコク深い味わい。伊賀牛ミンチ入りカレーなどほかの種類も豊富なため、レトルトカレー目当てに来店するお客もいるのだとか
　
価格｜1080円
内容量｜200g（1人前）
問い合わせ先｜まるよし
Tel｜0598-51-4529
HP｜www.matsusakamaruyoshi.jp

02｜伊勢うどん

伊勢参りの道中で、ファストフード的な存在として親しまれてきた「伊勢うどん」。太くて軟らかい麺を、たまり醤油をベースに出汁を利かせたタレとからめていただく。お好みでネギや生卵をトッピングしたい
　
価格｜732円
内容量｜550g（2人前）
問い合わせ先｜みなみ製麺
Tel｜0596-38-1166
HP｜www.iseudon.net

03｜三重県産 青さのり

青さのりの生産量日本一を誇る三重県。中でも色やつやがよいものだけを厳選し、口に入れた瞬間に磯の香りが広がる。味噌汁や天ぷら、茶碗蒸しなど幅広く活躍すること間違いなし
　
価格｜540円
内容量｜18g
問い合わせ先｜北村物産
Tel｜0596-37-2133
HP｜www.hijiki.jp

04｜おもてなしかぶせ

かぶせ茶の名産地・四日市市産。茶園で最も水はけのよい区画で育てた茶葉を使い、玉露に近い甘みのある味わいに。出がらしにも旨みが残り、サラダのトッピングなどとして二度楽しめる
　
価格｜1188円
内容量｜100g
問い合わせ先｜マルシゲ清水製茶
Tel｜059-329-2611
HP｜https://marushige-cha.jp

05｜関の戸 黒糖

約380年続く老舗店の銘菓。こしあんを求肥（ぎゅうひ）で包み、黒糖をまぶしたひと口大の餅菓子。黒糖のほか、定番の「和三盆」や石臼で挽いた伊勢茶をまぶした「お茶の香」も人気
　
価格｜648円
内容量｜6個
問い合わせ先｜深川屋
Tel｜0595-96-0008
HP｜www.sekinoto.com

第2の仕事場という活用法も！

2階のコミュニティスペースはコワーキング機能をもち、会員同士の交流などが図れる。コミュニティマネージャーが常駐し、会話から思わぬ仕事のヒントを得られる可能性も!?　三重にまつわるイベントも多数開催。

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三重テラス
住所｜東京都中央区日本橋室町2-4-1 YUITO ANNEX 1・2F
Tel｜ 03-5542-1033
営業時間｜ショップ10:00〜20:00、レストラン11:00〜22:00（L.O.21:00）、コミュニティスペース10:00〜20:00
定休日｜なし
HP｜https://mie-terrace.jp

text: Akane Sato　photo: Kazuya Hayashi
Discover Japan 2024年3月号「口福なニッポン」