温かみあるお店へと生まれ変わった《わかやま紀州館》
おすすめの和歌山グルメ3選！
｜アンテナショップが推す美味しいもの⑮

各地域の魅力が詰まっているアンテナショップ。特産品はもちろん、自慢の食材を使った料理を味わえる店舗も。東京都にある32都道県のアンテナショップに、おすすめの食品をランキング形式でご紹介いただきました！

今回は、有楽町の東京交通会館地下1階にある「わかやま紀州館」が登場。2024年2月に20周年を迎え、6月7日（金）には紀州材をふんだんに使用したお店へとリニューアルした。

≪前の記事を読む

紀伊山地の歴史から生まれた特産品が並ぶ

本州最南端に位置し、温暖多雨な気候が育む豊穣な自然が魅力の紀伊国（木の国）・和歌山。北部・中部・南部地域で独自の食文化を築いてきた土地であり、中でも紀州湯浅は和食の要である醤油発祥の地とされている。

今年20周年を迎えた「わかやま紀州館」は20周年を機にリニューアルをした。毎日届く新鮮な果菜はそのままに、イートインコーナーの新設やパンダグッズの常設販売など新たな取り組みも展開している。

店内のレジカウンターや販売台には和歌⼭の⾃然が育んだ「紀州材」をふんだんに使⽤。温かみのある店内はヒノキの⾹りが漂い、和歌⼭の⾃然を感じられる空間となっている。また、売り場⾯積が約2倍に拡⼤したことで取扱商品数も増加し、100アイテム以上の新商品を揃えている。

［BEST 1］
熊野本宮 釜餅

熊野三山のひとつ「熊野本宮大社」の近くに工房を構え、地元に伝わる製法でつくられる銘菓。よもぎ、くるみ、古代米の3つの味があり、どこか懐かしい、やさしい甘み
　
価格｜670円
内容量｜3個（3種各1個）
問い合わせ先｜熊野鼓動
Tel｜0735-42-8310
HP｜https://kumano-kodou.net

［BEST 2］
あら川のもも

ブランド桃「あら川の桃」をすりつぶした果汁を贅沢に使用した、桃の実を食べたような果実感あふれるドリンクで、口当たりがよくスッキリ。桃本来の甘い香りが漂う
　
価格｜540円
内容量｜200㎖
問い合わせ先｜松尾
Tel｜073-423-9671
HP｜https://ma2o.co.jp

［BEST 3］
本格梅酒 HAMADA SINGLE YEAR

木成りのまま完熟させた南高梅を収穫後24時間以内に漬け込んだ、梅の産地ならではの製法による梅酒。梅の芳醇な香りと和三盆のまろみが相まった、 一本となっている
　
価格｜1650円
内容量｜720㎖
問い合わせ先｜石神邑
Tel｜0739-37-0044
HP｜https://ume-hamada.co.jp

line

わかやま紀州館
住所｜東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館地下1F
Tel｜物産コーナー03-6269-9434、観光案内コーナー03-3216-8000
営業時間｜10:00〜19:00、日曜、祝日〜18:00
定休日｜なし ※観光案内コーナーは土・日曜、祝日休
HP｜www.kishukan.com

text: Natsu Arai　photo: Kazuya Hayashi
Discover Japan 2024年3月号「口福なニッポン」