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食事がより楽しくなる《古賀雄大》のうつわ
色ガラスを巧みに操り 美しい色彩の妙を表現
|注目のうつわ作家カタログ⑮

2024.1.11
食事がより楽しくなる《古賀雄大》のうつわ<br><small>色ガラスを巧みに操り 美しい色彩の妙を表現<br>|注目のうつわ作家カタログ⑮<br></small>

素材を大切にする作家もいれば、ひとつの技術を洗練させていく作家もいる。そんな彼らの個性に満ちた作品は、私たちの食事をより楽しいものに変えてくれる。あなたの暮らしをより豊かにするうつわを探してみては。
 
今回は、ガラスならではのさまざまな色彩を大切にする古賀雄大さんが手掛ける美しさと機能性を兼備するうつわを紹介。

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古賀雄大(こが・ゆうだい)
1988年、福岡県久留米市生まれ。2011年に大学卒業後、琉球ガラス職人の見習いとして沖縄県読谷村のガラス工房「海風」に入社。2022年、富山県で「KOGA GLASS STUDIO」を設立し、ガラス作家としてデビュー

美しいだけでない機能面も細部までこだわる
縁を折り返し、丸みをつけて欠けにくくしている。同時に、空洞にできる光の屈折を楽しむこともできるデザインだ

鮮やかな色からニュアンスある色まで、さまざまな色彩を再現できるのがガラスの魅力。古賀雄大さんは、このガラスの特性を生かした作品づくりに励む。
 
「工芸用のガラス原料には、ガラス=透明という概念が変わるくらい多くの色素材があります。これらを自由に組み合わせて、使っていただく方の感性に響くような色の世界観を意識しています」と、古賀さんは言う。
 
日常使いしてもらうことを前提にしているため、機能面への配慮も手を抜かない。縁部分に丸みをつけ、ガラス特有の欠けやすさを回避。ぴたっと手に馴染むフォルムで、持ち運びも安心だ。
 
暮らしに寄り添ううつわの数々。多彩な表情を日々味わいたい。

ラウンドプレート
1〜3人分のサラダがたっぷり入るプレート。食卓の真ん中に置いて取り分けたい。ボリュームがある分、持ちやすい形状にしている
価格|7700円
サイズ|φ210×82㎜
重量|445g
フラットプレート7寸 グレー
上品なグレーのプレートは、カルパッチョなどの冷たい前菜を盛りつけるのにぴったり。丸みをつけた縁部分の光の表情も見どころ
価格|6050円
サイズ|φ215×22㎜
重量|290g
プレート7寸 グリーン
深海のような幻想的な青緑色は、鮮やかな色みの料理や果物と好相性。盛りつけたものが引き立つようにシンプルにまとめている
価格|6600円
サイズ|φ205×H35㎜
重量|415g

※Discover Japan Lab.で取り扱いあり

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《笹川健一》のうつわ
冷静かつ静謐な佇まいと
気泡の華やぎが共存

 
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Discover Japan Lab.
住所|東京都渋谷区宇田川町15-1渋谷PARCO 1F
Tel|03-6455-2380
営業時間|11:00〜21:00
定休日|不定休
※最新情報は公式Instagram(@discoverjapan_lab)などで随時紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
※掲載商品は一部であり、店頭にはさまざまなうつわが並びます。
※サイズ・重量は掲載商品の実寸です。同じシリーズでも個体差があります。

《注目のうつわ作家カタログ》
[陶磁器]
01|青木良太
02|田村 一
03|十場あすか
04|小川 綾
05|壷田和宏・亜矢
06|二階堂明弘
07|水谷智美
08|山本憲卓
09|シライナギサ
10|沼田智也
11|小島鉄平
12|湯町窯
[ガラス器]
13|西村 青
14|太田良子
15|古賀雄大
16|笹川健一
17|木下 宝
[木器・漆器]
18|村上圭一
19|蝶野秀紀
[飯碗]
20|ごはん茶碗 18選
[マグカップ]
21|マグカップ 18選

text: Misa Hasebe photo: Shimpei Fukazawa
Discover Japan 2023年12月号「うつわと料理」

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