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食事がより楽しくなる《木下 宝》のうつわ
かつての瓶の痕跡を残しつつ新たな表情を吹き込む
|注目のうつわ作家カタログ⑰

2024.1.11
食事がより楽しくなる《木下 宝》のうつわ<br><small>かつての瓶の痕跡を残しつつ新たな表情を吹き込む<br>|注目のうつわ作家カタログ⑰</small>

素材を大切にする作家もいれば、ひとつの技術を洗練させていく作家もいる。そんな彼らの個性に満ちた作品は、私たちの食事をより楽しいものに変えてくれる。あなたの暮らしをより豊かにするうつわを探してみては。
 
今回は、空き瓶などを利用して新たな作品へとアップサイクルする木下宝さんのシンプルな美しさが際立つうつわを紹介。

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木下 宝(きのした・たから)
秋田公立美術工芸大学研究生修了。ガラスアート創造の場として親しまれる富山市ガラス工芸センターに勤務後、富山ガラス造形研究所研究生を修了。ブランド「Simpleglass.」を立ち上げて活動に励んでいる

bottle origin ベース(無地)
ワイン瓶の細長い首を残して、下部だけを膨らませてモダンな花器にアップサイクル。枝葉を無造作に一本生けるとさまになる
価格|1万3200円
サイズ|φ120×H295㎜
重量|500g

町の資源ごみや食堂からで出た空き瓶を素材として利用する木下宝さん。ガラスそのものがもつ素材美を尊重し、引き算のうつわづくりを意識する。
 
「ガラス窯から出てきたままの、無垢なガラスが放つシンプルな美しさに魅力を感じます。なるべく手を加えず、ガラスがなりたいかたちをそのまま表現しています」と木下さんは語る。ストイックにして優美なフォルムを、日常で愛でたい。

bottle origin ボウル(ブルー)
もともと濃い青色だった瓶が、膨らむことで柔らかな青色に変化。水を張り、季節の花を浮かべて色のコントラストを楽しんで
価格|1万1000円
サイズ|φ145×H95㎜
重量|215g

※Discover Japan Lab.で取り扱いあり

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《村上圭一》のうつわ
木の生きた痕跡が残る
表情豊かな暮らしの道具

 
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Discover Japan Lab.
住所|東京都渋谷区宇田川町15-1渋谷PARCO 1F
Tel|03-6455-2380
営業時間|11:00〜21:00
定休日|不定休
※最新情報は公式Instagram(@discoverjapan_lab)などで随時紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
※掲載商品は一部であり、店頭にはさまざまなうつわが並びます。
※サイズ・重量は掲載商品の実寸です。同じシリーズでも個体差があります。

《注目のうつわ作家カタログ》
[陶磁器]
01|青木良太
02|田村 一
03|十場あすか
04|小川 綾
05|壷田和宏・亜矢
06|二階堂明弘
07|水谷智美
08|山本憲卓
09|シライナギサ
10|沼田智也
11|小島鉄平
12|湯町窯
[ガラス器]
13|西村 青
14|太田良子
15|古賀雄大
16|笹川健一
17|木下 宝
[木器・漆器]
18|村上圭一
19|蝶野秀紀
[飯碗]
20|ごはん茶碗 18選
[マグカップ]
21|マグカップ 18選

text: Misa Hasebe photo: Shimpei Fukazawa
Discover Japan 2023年12月号「うつわと料理」

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