食事がより楽しくなる《小川 綾》のうつわ
日常に小さな幸せをもたらす感性豊かな青の世界
|注目のうつわ作家カタログ④
素材を大切にする作家もいれば、ひとつの技術を洗練させていく作家もいる。そんな彼らの個性に満ちた作品は、私たちの食事をより楽しいものに変えてくれる。あなたの暮らしをより豊かにするうつわを探してみては。
今回は、使う人の気持ちが温かくなる作品づくりを信条とする小川綾さんの群青色のうつわを紹介。
小川 綾(おがわ・あや)
ウェブ業界でキャリアを積んだ後、2012年に陶芸と出合う。デンマークのワークショップに参加し、大阪で陶芸を学んだ後、2018年に東京で独立。「フィンランド国際美術展 2019」優秀賞を受賞している
作陶する上で心掛けているのは、使う人の気持ちが温かくなるうつわをつくること。そのために、まず作品のイメージを頭の中に思い描いた上で、土選びや釉薬の調合を考えていく。小川綾さんの代名詞ともいえる群青色の絶妙な色合いは、こうした背景から生み出されている。キッチンの片隅に佇んでいるだけでも、なんだか幸せな気分になる……。そんな、心に響く体験を、うつわを通して味わえる。
※Discover Japan Lab.で取り扱いあり
line
高千穂の力強い土を生かした
おおらかな風合い
≫次の記事を読む
Discover Japan Lab.
住所|東京都渋谷区宇田川町15-1渋谷PARCO 1F
Tel|03-6455-2380
営業時間|11:00〜21:00
定休日|不定休
※最新情報は公式Instagram(@discoverjapan_lab)などで随時紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
※掲載商品は一部であり、店頭にはさまざまなうつわが並びます。
※サイズ・重量は掲載商品の実寸です。同じシリーズでも個体差があります。
[陶磁器]
01|青木良太
02|田村 一
03|十場あすか
04|小川 綾
05|壷田和宏・亜矢
06|二階堂明弘
07|水谷智美
08|山本憲卓
09|シライナギサ
10|沼田智也
11|小島鉄平
12|湯町窯
[ガラス器]
13|西村 青
14|太田良子
15|古賀雄大
16|笹川健一
17|木下 宝
[木器・漆器]
18|村上圭一
19|蝶野秀紀
[飯碗]
20|ごはん茶碗 18選
[マグカップ]
21|マグカップ 18選
text: Misa Hasebe photo: Shimpei Fukazawa
Discover Japan 2023年12月号「うつわと料理」