食事がより楽しくなる《シライナギサ》のうつわ
食卓がパッと華やぐモノトーンの優美な世界
|注目のうつわ作家カタログ⑨
素材を大切にする作家もいれば、ひとつの技術を洗練させていく作家もいる。そんな彼らの個性に満ちた作品は、私たちの食事をより楽しいものに変えてくれる。あなたの暮らしをより豊かにするうつわを探してみては。
今回は、独自技法の「霧流し」で人気のシライナギサさんが手掛けるモノトーンの優美なうつわを紹介。
シライナギサ(しらい・なぎさ)
1991年、栃木県生まれ。愛知県立瀬戸窯業高校専攻科を卒業後、瀬戸市新世紀工芸館を経て金沢卯辰山工芸工房へ入所。2018年、テーブルウェア大賞入選のほか、多数の受賞歴をもつ。現在は金沢を拠点に作陶している
モノトーンのうつわを手掛けるシライナギサさん。墨汁を水に垂らす伝統技法「墨流し」を取り込んだ独自技法「霧流し」は、霧や煙からインスパイアされた。
「自然界にある美しい表情を切り取るイメージで作陶しています。食器としてだけでなく、目でも楽しめるものを生み出していきたいです」。曲鉢のように、成形後に手で曲げるというおおらかな曲線も魅力。生活に花を添える感覚で取り入れたい。
※Discover Japan Lab.で取り扱いあり
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食卓に笑顔を呼び込む
ユーモアあふれるデザイン
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Discover Japan Lab.
住所|東京都渋谷区宇田川町15-1渋谷PARCO 1F
Tel|03-6455-2380
営業時間|11:00〜21:00
定休日|不定休
※最新情報は公式Instagram(@discoverjapan_lab)などで随時紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
※掲載商品は一部であり、店頭にはさまざまなうつわが並びます。
※サイズ・重量は掲載商品の実寸です。同じシリーズでも個体差があります。
[陶磁器]
01|青木良太
02|田村 一
03|十場あすか
04|小川 綾
05|壷田和宏・亜矢
06|二階堂明弘
07|水谷智美
08|山本憲卓
09|シライナギサ
10|沼田智也
11|小島鉄平
12|湯町窯
[ガラス器]
13|西村 青
14|太田良子
15|古賀雄大
16|笹川健一
17|木下 宝
[木器・漆器]
18|村上圭一
19|蝶野秀紀
[飯碗]
20|ごはん茶碗 18選
[マグカップ]
21|マグカップ 18選
text: Misa Hasebe photo: Shimpei Fukazawa
Discover Japan 2023年12月号「うつわと料理」