貝原益軒『養生訓』の教え
|「薬・回復」にまつわる名言4選
食事、運動、睡眠、メンタル、飲酒、入浴。それぞれのテーマから、現代社会にも通じる教えをピックアップ。日々の生活に取り入れよう。今回は、薬や回復時にまつわる、覚えておきたい名言を4つご紹介!
覚えておきたい
治療・回復の心得

薬は慎重に用いるべきだが、「薬は飲みたくない」、「医者には行かない」という考えもまた誤りである。安易な服用を避けるべきは、診断が困難な病に限った話。正しい診断が下せる一般的な病気であれば、薬は飲んでも差し支えない。

薬の効き目には体格や体力といった単純な個人差だけでなく、民族や人種による違いもかかわっている。海外の薬は体質に合わないこともあるため、海外旅行先での薬の購入や個人輸入は慎重に判断するのがよい。

度を超した飲食で消化不良を起こした際、強い消化薬を飲めば、胃の中が合戦場のように荒れ、かえって胃腸を壊しかねない。常日頃、自然に消化できる程度に節度をもって飲食すべきだ。

病気が回復に向かいはじめたときは、慎重になって養生すべきだ。そうすれば病気は速やかに治り、再発も予防できる。治りかけで油断し、気をゆるめるとぶり返し、再び重くなりやすい。
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01|貝原益軒の『養生訓』とは?
02|長寿を証明!貝原益軒のなが~い人生
03|“養生の名言”10選
04|ウェルネスの価値観の変化
05|「食の知恵」5選
06|「運動の知恵」5選
07|「睡眠の知恵」5選
08|「心の知恵」5選
09|「お酒の知恵」3選
10|「入浴の知恵」3選
11|「身体の健康」にまつわる名言6選
12|「薬・回復」にまつわる名言4選
text: Discover Japan, Ryosuke Fujitani, Natsu Arai photo: Kazuya Hayashi illustration: Minoru Tanibata
2026年6月号「ウェルネス入門」


































