貝原益軒『養生訓』の教え
|「身体の健康」にまつわる名言6選
食事、運動、睡眠、メンタル、飲酒、入浴。それぞれのテーマから、現代社会にも通じる教えをピックアップ。日々の生活に取り入れよう。今回は、身体の健康にまつわる覚えておきたい名言を6つご紹介!
日常に取り入れたい
養生の心構え

さまざまな香りを嗅いで鼻を養うことは、甘・酸・苦・辛・鹹(かん)の五味を口で養うのと同じだ。香りは鼻から吸って生命力に働きかけるので、時間があるときは静かな部屋に座り、黙ってお香を焚くと心が楽しくなる。

1日に数回、深呼吸を取り入れたい。仰向けになって目を閉じ、姿勢を正し、足を伸ばして両足を15㎝ほど離す。さらに手を握って両ひじを身体から15㎝ほど離しておく。その姿勢で鼻から新鮮な空気を吸い、口から静かに吐くとよい。

若くて歯に自信があったとしても、硬いものを食べてはならない。また、細かい字ばかりを読み書きしていると、無意識に歯を食いしばってしまうため、注意が必要である。

正座などで座るときは姿勢を正し、重心を左右どちらかに偏らせてはならない。休息時はあぐらの姿勢もよいが、しゃがみ姿勢は腰痛を招くため避けるべきである。また、椅子に腰掛けることは床に座るよりも血行を促すが、その際も背筋をまっすぐ伸ばすことが肝心だ。

便秘は治療が必要な場合もあるが、多くは自然に任せればいい。特に高齢者の場合は、問題ないことがほとんどだ。便秘がちな場合は、毎日トイレに行く。力まず少しずつ便通をつければ、何日も苦しむことはない。

起き抜けに座ってふくらはぎの前後をなで下ろし、足の甲をなでて足裏が温かくなるまでさする。次いで、足の指を引っ張って動かせば、血行がよくなり脚力がついて楽に立ち上がれるようになる。
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01|貝原益軒の『養生訓』とは?
02|長寿を証明!貝原益軒のなが~い人生
03|“養生の名言”10選
04|ウェルネスの価値観の変化
05|「食の知恵」5選
06|「運動の知恵」5選
07|「睡眠の知恵」5選
08|「心の知恵」5選
09|「お酒の知恵」3選
10|「入浴の知恵」3選
11|「身体の健康」にまつわる名言6選
12|「薬・回復」にまつわる名言4選
text: Discover Japan, Ryosuke Fujitani, Natsu Arai photo: Kazuya Hayashi illustration: Minoru Tanibata
2026年6月号「ウェルネス入門」


































