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書道家・武田双雲の一日一画、“読める”現代アート
Souun♡の“読める”現代アート・スーパー書画&陶芸

2020.2.3
書道家・武田双雲の一日一画、“読める”現代アート<br>Souun♡の“読める”現代アート・スーパー書画&陶芸

書道家・武田双雲が、現代アーティスト・Souun♡として活動を開始したのは2018年から。その作品点数はすでに約500点を超え、2020年2月5日には自身初の個展「ピカソ、ごめん。」展が控えている。《書道家・武田双雲の「一日一画、“読める”現代アート」》ではそんな貴重な作品の一部をご紹介。

作品番号 4937、作品番号 4940、作品番号 4934
上の作品は「スーパー書画」開発においてのトライアル。いずれも、Souun♡自身が楽しむために描いた作品だ。そのためスーパー書画に“オクシモロン”というシリーズコンセプトも誕生した。オクシモロンとは、たとえば「公然の秘密」といった相反する2つのことが同居することをいう。武田双雲はサンプルがあれば、筆で一発描きでも完璧にまねる。しかしそれがないとその造形は脳裏から消え去るのだ。それぞれが何かのキャラクターなのだが、驚くほど下手くそだ(笑)。上手いのに下手。ヘタウマではない、正真正銘の両者。(プロデューサー)非売品

作品番号 7068
アート作品を描いていた際に自然にでてきたという、Souun♡自身の姿を現したキャラクター「墨生くん」が立体的な陶芸作品として誕生。サイズはS〜Lの4種類を展開。
サイズ:墨生L/参考価格:55万円

作品番号 7009
陶芸は現代アートのSouun♡ではなく、武田双雲としてはじめた。陶芸の作品化は、これまで培ってきた双雲ブランドを守るという覚悟がいるチャレンジ。そうして「覚悟の山」という作品が生まれた。(プロデューサー)
参考価格:要問合せ

作品番号 7059
タイトルは七福神ならぬ「七楽神」。独特な双雲ブルーを絶妙な色使いで分ける。左奥から、楽観、お気楽、極楽、楽勝、音楽、道楽、快楽の神と屏風を添えて。
サイズ:SP/参考価格:385万円

作品番号 7053
上から見ると「楽」という文字になっている。アブストラクトの文字は二次元だけでなく、三次元になっても限界がない。そもそも「書」の時から、立体(三次元)を意識して書いている。奇妙な「楽」の陶器の物体は、いまも増殖し続けている。(プロデューサー)
サイズ:XL/参考価格:198万円

作品番号 7036
作品名は「楽月(ラッキー)」。月が造形として際立っているが、右に花びら、裏側には口がたくさんついており、「楽」の“白”の横にある二画分を表現。Souun♡はよく喋る。ということは、これも自画像か。そういえば墨生もいる。(プロデューサー)
サイズ:SP/参考価格:550万円

文=相磯法子、中野貴子、宮崎沙織、編集部 写真=森田大翔

2020年1月号 特集「いま世の中を元気にするのは、この男しかいない。」

《書道家・武田双雲の「一日一画、“読める”現代アート」》
1|Souun♡の“読める”現代アート 黒
2|Souun♡の“読める”現代アート 白
3|Souun♡の“読める”現代アート 青
4|Souun♡の“読める”現代アート 赤
5|Souun♡の“読める”現代アート 黄
6|Souun♡の“読める”現代アート 緑
7|Souun♡の“読める”現代アート 七色
8|Souun♡の“読める”現代アート スーパー書画&陶芸

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