《食と生きる》第2弾イベント開催!
東京ミッドタウン日比谷×Discover Japan「食の未来」を考える10日間
2024年4月に実施した「木と生きる」イベントに続き、“食”をテーマにしたイベントが決定。東京ミッドタウン日比谷にて2025年1月10日(金)〜1月19日(日)かけて開催。ニッポンの食について知って、考えて、体験できる10日間になります。ぜひ食の未来についての学びを深めに、ご来場ください!
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ニッポンの食文化が直面する
課題や未来について学ぶ
2024年4月に「東京ミッドタウン日比谷」で開催したリアルイベント「木と生きる」は、多くの来場者を迎え、好評のうちに幕を閉じた。そして2025年1月10日(金)~19日(日)の10日間、リアルイベント第2弾として「食と生きる」を開催する。
今回のテーマは「ニッポンの食」。日本は南北に長い国土や四季をもつ気候、豊かな風土の中で地域ごとに独自の食文化を築いてきた。〝和食〟はいま、世界でも注目され、ユネスコ無形文化遺産にも登録。後世に残していきたい大切な文化だが、近年は食料自給率の低下や食品ロス、ローカルの食文化継承の危機など、さまざまな課題にも直面し、それらを解決するイノベーションが期待されている。そこで「食の社会課題について考える」を軸に、食について理解を深めるさまざまなプログラムを用意した。
イベント期間中、4日間にわたって開催されるのが全14講演のシンポジウム。料理研究家や料理人、食にまつわる研究や仕事にかかわる総勢36名の方々が参加し、ニッポンの食の変化や課題、最新の取り組みをクロストーク形式で紹介する。地下1階のアーケードでは、企業や団体の最先端事例をパネルで紹介するエキシビションを実施する。
さらには、東京ミッドタウン日比谷の飲食店ともコラボレーション。レストランやカフェ、バーで、食の課題を美味しく解決するための特別メニューが登場。日本の伝統的な食事や国産食材をふんだんに使ったもの、食品ロスを減らすために考案されたものなど、多彩なメニューを通して食のいまを考えることができる。数量限定の場合もあるため、気になる店舗は早めに足を運びたい。
ワークショップは、子どもから大人まで楽しめる多彩なラインアップを用意する。ぬか床教室やおにぎりの握り方講座をはじめとする美味しい企画や、海洋プラスチックを使ったキーホルダーづくりなど自然について学ぶ企画を通して、食への理解を楽しく深めることができる機会だ。
ビジネス目線だけではなく、休日のアクティビティとしても楽しめる本イベント。先人たちが残してくれた貴重な食文化をどのように未来につなげていくのか。課題を知り、これからの豊かさとは何かを考える機会になるだろう。五感を使って楽しめるイベント、訪れてみてはいかがだろうか。
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「食と生きる」をテーマに繰り広げられる
オープニングトーク
オープニングトーク ~食と生きる~
料理研究家・大原千鶴×『Discover Japan』統括編集長・高橋俊宏
会期|2025年1月10日(金)
時間|開場18:00/講演18:30~19:30
会場|東京ミッドタウン日比谷6F BASEQ HALL
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食について考えるシンポジウム
イノベーションと食
江戸料理研究家・うすいはなこ×エームサービス取締役常務執行役員・紅林利弥×
三井不動産日本橋街づくり推進部グループ長・菊永義人
会期|2025年1月15日(水)
時間|13:00~14:00
やさいの未来
ロック・フィールド代表取締役社長・古塚孝志×東京都産業労働局農林水産部
食料安全課長・小堺 恵×粟代表取締役社長・三浦雅之
会期|2025年1月15日(水)
時間|14:30~15:30
変化する日本人の食
東京大学大学院農学生命科学研究科教授・喜田 聡×
農林水産省大臣官房新事業、食品産業部外食、食文化課食文化室長・牧之瀬泰志
会期|2025年1月15日(水)
時間|16:00~17:00
企業が見据える食の未来
トヨタ自動車×サントリー×パナソニック ホールディングス 各社担当者
会期|2025年1月15日(水)
時間|17:30~18:30
生産の未来
~サスティナブル農業~
農林水産省大臣官房政策課長・河村 仁×日本農業代表取締役CEO・内藤祥平×GREENCOLLAR代表取締役・鏑木裕介
会期|2025年1月15日(水)
時間|19:00~20:00
~サスティナブル水産業~
東京大学生産技術研究所教授・北澤大輔×
シーベジタブル共同代表・友廣裕一×マルハニチロ 担当者
会期|2025年1月16日(木)
時間|14:30~15:30
地方の食を盛り上げる 〜食の聖地をつくる〜
サスエ前田魚店5代目店主・前田尚毅×
食ジャーナリスト・マッキー牧元×バルニバービ代表取締役会長CEO兼CCO・佐藤裕久
会期|2025年1月16日(木)
時間|13:00~14:00
地方の食文化をつなぐ ~能登の継承人たち~
塗師・赤木明登×能登イタリアンと発酵食の宿 ふらっと・ベンジャミン・フラット、船下智香子
会期|2025年1月16日(木)
時間|16:00~16:50
世界視点で仕掛ける日本の食の未来
ジャーナリスト・曽根清子×Office musubi代表取締役・鈴木裕子
会期|2025年1月16日(木)
時間|17:30~18:30
食品ロスの過去と現在
江戸料理研究家・うすいはなこ×東京農業大学副学長・上岡美保×
榮太樓總本舗代表取締役社長・細田将己
会期|2025年1月17日(金)
時間|13:30~14:30
トップレストランオーナー・シェフが語るサスティナブルな店づくり
和食料理人・野㟢洋光×TOYO JAPAN代表取締役・阿部洋介
会期|2025年1月17日(金)
時間|15:00~15:50
拡がるお米のポテンシャル
フードプロデューサー・神谷よしえ×東京農業大学応用生物科学部長・山本祐司×
ヤマタネ代表取締役社長執行役員・河原田岩夫
会期|2025年1月17日(金)
時間|16:30~17:30
クロージングトーク ~ニッポンの食の未来を考える~
東京大学大学院農学生命科学研究科教授・中嶋康博×
HAL YAMASHITA東京本店エグゼクティブオーナー兼エグゼクティブシェフ・山下春幸
会期|2025年1月17日(金)
時間|18:00~19:00
レストランとのコラボメニュー
東京ミッドタウン日比谷内の12のレストランではコラボメニューを用意。食料自給率の低下や食品ロスなど、食の課題を美味しく解決するメニューが充実。
期間|2025年1月10日(金)~1月19日(日)
場所|東京ミッドタウン日比谷内 対象12店舗
食の楽しさを体験するワークショップ
にぎりびと・神谷よしえ氏による「究極のしあわせおにぎり」の握り方講座など、つくる、食べる、体験することで食のいまを学ぶ。親子での参加も大歓迎。
開催日|2025年1月15日(水)※要申し込み
場所|東京ミッドタウン日比谷6階 BASE Q kitchen
最新事例を学ぶパネル展示
地下1階アーケードには、食市場を思わせるパネル展示エリアが出現。さまざまな企業や団体の食にまつわる取り組みの最前線を紹介する。
期間|2025年1月10日(金)~1月19日(日)
場所|東京ミッドタウン日比谷地下1F 日比谷アーケード
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東京ミッドタウン日比谷×Discover Japan
「食と生きる」イベント
会期|2025年1月10日(金)~1月19日(日)
会場|東京ミッドタウン日比谷
住所|東京都千代田区有楽町1-1-2
主催|株式会社ディスカバー・ジャパン 三井不動産株式会社
協力|東京ミッドタウン日比谷 一般社団法人日比谷エリアマネジメント
後援|農林水産省
※イベントの内容は変更になる場合があります。
text: Discover Japan
Discover Japan 2025年1月号「ニッポンのいいもの美味いもの」