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次の京都旅は民藝を手土産に

2019.10.4
<b>次の京都旅は民藝を手土産に</b>
濱田庄司作。戦前につくられた饅頭皿だが、肴、取り皿など使い勝手のいいサイズ。しかしもはや美術品。5枚組で価格は要問い合わせ

民藝の本丸、京都を訪ねたら手ぶらで帰るのはもったいない。一生モノの逸品から日常使いで味が出るもの、美味しいものまで、民藝は多種多様。手の届く民藝をぜひお土産に持ち帰りたい。

 

オーナーの審美眼が光る民藝の逸品に出合う場所
しかまファインアーツ

柳宗悦らにより提唱された民藝の精神を礎に作品を厳選。バーナード・リーチを中心に河井寬次郎、濱田庄司らの民藝運動にかかわった個人作家の初期作品、スリップウェアなど英国と日本の民藝作品を扱う。リーチ・ポタリーや現代の個人作家など日常使いができる作品も。

住所:京都市中京区姉小路通富小路東入ル南側 黄瀬ビル1F
Tel:075-231-4328
営業時間:13:00~18:00
定休日:日~金曜(臨時休業の場合あり。事前に要電話確認)
www.naohitoshikama.com

 

店からあふれ返る品々が賑やかな西洋民芸店
グランピエ丁子屋

伝統的な京町家づくりの店構えの店頭からあふれ出るように並んでいるのは世界中の民芸雑貨。各国から生活に根づいているものやちょっとおもしろいもの、伝統的な柄や技法のものを直接買い付けてきている。

住所:京都市中京区寺町二条上ル常盤木町57
Tel:075-213-1081
営業時間:11:00~19:00
定休日:なし
www.granpie.com

 

棟方志功デザインの赤いラベルの丸筒缶が印象的
亀屋良永

御池煎餅は明治末期に誕生。1950年頃に棟方志功がラベルを手掛けた。ほの甘く軽い食感の麩焼煎餅。1缶22枚入り1350円

1832年、天保3年創業の京菓匠。ショーケースの奥が1段高い畳敷きの昔ながらの京都の店構え。御池煎餅は代表銘菓だが、その他季節の菓子のデザインは尾形光琳を参考にしたものもある。店の看板は武者小路実篤の揮毫だ。

住所:京都市中京区寺町通御池下ル下本能寺前町504
Tel:075-231-7850
営業時間:8:00~18:00
定休日:日曜、第1・3水曜
www.kyomeibutuhyakumikai.jp/shop/kameyayosiei.html

 

掛け紙も壁飾りも看板も民藝に徹した菓匠
平安殿

店の看板は富本憲吉の書。菓子の掛け紙の絵は型絵染の人間国宝・稲垣稔次郎、文字はこれも富本憲吉。喫茶室には河井寬次郎の拓本がズラリ。その額は兵庫県民芸協会の木工師・笹倉徹の作だ。

住所:京都市東山区平安神宮道三条上ル堀池町373-10
Tel:075-761-3355
営業時間:9:30~18:00、喫茶13:00~17:00
定休日:月曜(祝日の場合は翌日休)、元日、喫茶は11月後半~1月初旬、その他年2~3回不定休
http://heianden.shop-pro.jp

民藝のルーツ京都。個性的な民藝品が並ぶお店は見ているだけでも楽しい。ぜひ自分のお気に入りを見つけて持ち帰ってみては?

文=藍野裕之、上村みちこ 写真=たや まりこ
2019年10月特集「京都 令和の古都を上ル下ル」

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