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書道家・武田双雲の一日一画、“読める”現代アート
Souun♡の“読める”現代アート 黒②

2020.1.30
書道家・武田双雲の一日一画、“読める”現代アート<br>Souun♡の“読める”現代アート 黒②

書道家・武田双雲が、現代アーティスト・Souun♡として活動を開始したのは2018年から。その作品点数はすでに約500点を超え、2020年2月5日には自身初の個展「ピカソ、ごめん。」展が控えている。《書道家・武田双雲の「一日一画、“読める”現代アート」》ではそんな貴重な作品の一部をご紹介。

作品番号 121
「楽」の文字に花火のごとくはじけ、舞い散る金粉。エネルギーに満ちた作品。(Souun♡)まさに花火のごとく。このはじけている顔は、人によっても極端に変化する。(プロデューサー)
サイズ:F20(727×606㎜)/参考価格:132万円

作品番号 357
楽園への扉「楽」。楽園につながるまでの道やその手前にある世界観を表現した。「楽」の中の白という字は、枠線のように描かれ幾層にもなって続いている。苦楽ではなく、楽楽で扉が開く。個人蔵

作品番号 362
白い昇り龍のように上へ向かおうとする「夢」。龍に号令をかけるがごとく、“GO!”と鮮やかな赤色を重ねた。渦巻いていた作者の夢、人々の夢がスタートダッシュする瞬間のようである。
サイズ:F8(455×380㎜)/参考価格:66万円

作品番号 220
原子核と電子。宇宙と銀河と太陽系をイメージして描いたもの。(Souun♡)「楽」のポートレート。“顔”の正面にあたる“白”だけが浮かび上がっている。(プロデューサー)
サイズ:F50(1167×910㎜)/参考価格:330万円

作品番号 393
自画像「楽」。消極的だったSouun♡が積極的に生きる宣言をした作品。筆に含んだ墨と金粉で白地のキャンパスを塗り変えていく。自らの殻を破る内面的作業の記録でもある。
サイズ:F20(727×606㎜)/参考価格:132万円

作品番号 395
自画像「楽」。墨の黒一色で消極的人間による積極的宣言を描いた。楽の中心からは何かが渦巻いて爆発しているようにも見える。陰と陽が調和して「楽」を開く。
サイズ:F20(727×606㎜)/参考価格:132万円

作品番号 469
人類の感謝祭のはじまりをイメージして描かれた作品。人類がはじめて3次元以上の存在に気づいたとき、この上なく舞い上がったに違いない。そんな思いが筆に込められている。
サイズ:F40(1000×803㎜)/参考価格:264万円

作品番号 426
大自然と一体化した「楽」。海を照らす月や太陽、芽吹き出すひと粒の種、または大地に根を張る一本の木にも見える。作者の愛する湘南の風景が楽の一文字に溶け込んでいる。
サイズ:F50(1167×910㎜)/参考価格:330万円

作品番号 264
「豊」二部作のひとつ。木のキャンバス一面を墨で塗ると暗闇が広がる。黒色のチューブを指で勢いよく押し出し、一文字「豊」を書いた。普段見ていなかった豊かさが表れる。個人蔵

作品番号 265
漢字の存在感を放つ「豊」二部作のひとつ。作品の一方は天へ向かい、もう一方は大地を這うように「豆」の線が伸びている。天と地へ、森羅万象への感謝が込められている。個人蔵

 

早雲からSouun♡へ。“読める”現代アート

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問:武田双雲アートプロジェクト事務局 souunart@gmail.com
作品についての問い合わせは作品番号をお知らせください。
また、掲載作品については2020年2月5日からの個展「ピカソ、ごめん」展にてご購入いただけます。
個展については、武田双雲ウェブサイトwww.souun.netをご確認ください。

文=相磯法子、中野貴子、宮崎沙織、編集部 写真=森田大翔

2020年1月号 特集「いま世の中を元気にするのは、この男しかいない。」

《書道家・武田双雲の「一日一画、“読める”現代アート」》
1|Souun♡の“読める”現代アート 黒
2|Souun♡の“読める”現代アート 白
3|Souun♡の“読める”現代アート 青
4|Souun♡の“読める”現代アート 赤
5|Souun♡の“読める”現代アート 黄
6|Souun♡の“読める”現代アート 緑
7|Souun♡の“読める”現代アート 七色
8|Souun♡の“読める”現代アート スーパー書画&陶芸

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