書道家・武田双雲の一日一画、“読める”現代アート
Souun♡の“読める”現代アート 白②
書道家・武田双雲が、現代アーティスト・Souun♡として活動を開始したのは2018年から。その作品点数はすでに約500点を超え、2020年2月5日には自身初の個展「ピカソ、ごめん。」展が控えている。《書道家・武田双雲の「一日一画、“読める”現代アート」》ではそんな貴重な作品の一部をご紹介。
作品番号 186
神の経。神経。分泌されるあらゆる分子たちは、生命を維持するだけでなく、生きる喜びまでもたらしてくれる。そして外部とつながる媒介ともなり、喜びがさらに大きな喜びとなって返ってくる。
サイズ:F50(1167×910㎜)/参考価格:330万円
作品番号 190
この絵のタイトルは「楽の実」。実は落ち種をまき、土に根ざし、成長しまた大樹となる。「楽しい」という気持ちで人と接していれば、自然とその種は成長していて、大きなかたちで現れるのだ。
サイズ:F50(1167×910㎜)/参考価格:330万円
作品番号 188
「楽しい」の力はすごい。楽なのに、楽しいだけなのに、ものすごい力を発揮する。人の「気」というものがまさにそうで、粒子がまるで太陽のコロナのように動いている。そんな瞬間を表現。
サイズ:F50(1167×910㎜)/参考価格:330万円
作品番号 207
女性の肖像画「楽」。凜とした女性が正面に向かい闊歩している様子。笑顔は墨の油分と膠で光放ち、身体には愛や情熱がほとばしる。未来に突き進む女性にすさまじいエネルギーを感じるという。
サイズ:F20(727×606㎜)/参考価格:132万円
作品番号 191
先祖から、親から受け継いだ命。自分をもっともっと肯定していきたいものです。「大切に自分を育てていきましょう」という言葉を「楽」の文字にのせて。
サイズ:F50(1167×910㎜)/参考価格:330万円
作品番号 213
石を落とすというアート実験で生まれた、抽象画「楽」。自宅2階から庭に落とした砂利が金粉と膠で反応し、淡く鮮やかな青が出現した。偶発を楽しむ「自然の産物」ブルーと名づけたくなる。個人蔵
作品番号 229
キャンディーポップな「楽」。鮮やかなピンク、オレンジ、黄といった暖色が使われ、彩度の高いカラーリングが印象的である。食事や歯磨きなど日々の習慣にも心ときめく作者の自画像でもある。
サイズ:P40(1000×727㎜)/参考価格:264万円
作品番号 68
「楽」。花まるな人々がテーブルに集まり食事をしている、あるいは庭でダンスしているようにも見える。黄色みがかった暖かな赤色は喜びだろうか。太陽や自然、虫も祝福しているようである。個人蔵
作品についての問い合わせは作品番号をお知らせください。
また、掲載作品については2020年2月5日からの個展「ピカソ、ごめん」展にてご購入いただけます。
個展については、武田双雲ウェブサイトwww.souun.netをご確認ください。
文=相磯法子、中野貴子、宮崎沙織、編集部 写真=森田大翔
2020年1月号 特集「いま世の中を元気にするのは、この男しかいない。」
1|Souun♡の“読める”現代アート 黒① ② ③
2|Souun♡の“読める”現代アート 白① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦
3|Souun♡の“読める”現代アート 青
4|Souun♡の“読める”現代アート 赤
5|Souun♡の“読める”現代アート 黄
6|Souun♡の“読める”現代アート 緑
7|Souun♡の“読める”現代アート 七色① ②
8|Souun♡の“読める”現代アート スーパー書画&陶芸