書道家・武田双雲の一日一画、“読める”現代アート
Souun♡の“読める”現代アート 赤
書道家・武田双雲が、現代アーティスト・Souun♡として活動を開始したのは2018年から。その作品点数はすでに約500点を超え、2020年2月5日には自身初の個展「ピカソ、ごめん。」展が控えている。《書道家・武田双雲の「一日一画、“読める”現代アート」》ではそんな貴重な作品の一部をご紹介。
作品番号 320
感情は、かたちとなり、万象を形成する。楽しいという感情は楽しい物象へ変換されることを実証すべく、目を引くピンクの色をベースに表現した。
サイズ:M50(1167×727㎜)/参考価格:330万円
作品番号 230
パンッとはじけた「楽のクラッカー」。血潮のごとくに吹き出た、高揚の赤とエキサイティングな黄色の楽気体。こつぜんと浮かび上がる“Relax&Enjoy”は、存在を誇張しているかのようだ。個人蔵
作品番号 218
erection。受精。生命の誕生を表した作品。Souun♡の作品では珍しい水彩画のようなタッチが特徴。
サイズ:F50(1167×910㎜)/参考価格:330万円
作品番号 124
花はなぜ咲くのだろう。どのようにして咲くのだろう。なぜあんなにも美しいのだろう。なぜ僕の心は魅了されるのだろう。そう考えながら手に取った筆は白い「心」と黒の文字を描いていた。
サイズ:F30(910×727㎜)/参考価格:198万円
作品番号 58
調和したい!癒されたい!不安や怖さがないまぜになって渦巻く社会への「チャレンジ」を指だけで描いた自己啓発的作品。10本の指で絵の具を混ぜるのは、パレットになった気分で楽しい作業だ。
サイズ:F6(410×318㎜)/参考価格:55万円
作品番号 210
「情熱の中のゆるさ」。朱墨の美しさに取りつかれ、塗っては重ね、また重ねてを繰り返し描かれた作品。背景との濃淡で生まれる“情熱とリラックス”という相反する感覚は、Souun♡自身と重なる。
サイズ:F20(727×606㎜)/参考価格:132万円
作品番号 232
テーマは楽の歴史。受け継がれてきた「楽」。未来へ紡ぐ「楽」を表現し、一度黒く塗ったキャンバスに赤が際立つよう重ねて塗り上げている。
サイズ:F30(910×727㎜)/参考価格:198万円
作品番号 80
「情熱的な人々が集まってコラボレーション」。重くダークな背景とは裏腹に、ひらめきが飛び交う楽しい集会が繰り広げられている。耳を澄ませば、ひひひ、ふふふと、笑い声が聞こえてきそうだ。個人蔵
作品番号 1
自分が情熱と一体になるほどの夢中で描いたという作品。赤と黒が入り混じるキャンバスの中で、ほとばしる「楽」の文字が、燃え上がる気持ちを表現している。
サイズ:F20(727×606㎜)/参考価格:132万円
作品番号 184
この真っ赤に燃え上がる情熱は、すさまじい福をもたらすであろう。そんな思いを込めて金色のペンキで中央に描いた「福」。その下には墨汁で「楽」の文字も描かれている。
サイズ:F50(1167×910㎜)/参考価格:330万円
作品番号 381
馬鹿にされようが、否定されようが、僕は、僕の楽道を進み続ける。そんな怒りや悔しい気持ちを一枚に。
サイズ:P50(1167×803㎜)/参考価格:330万円
作品番号 235
何度やっても結果が表れない。それでもまだまだ愛をもって続けていると、いずれそれは花となり実となる。赤のモデリングペーストを何度もキャンバスに落とせば、花に見えるように。
サイズ:F30(910×727㎜)/参考価格:198万円
作品番号 227
大好きだという、とあるゲームからインスパイアされたという作品。〇も×も楽しい。夢中になって遊べる人生。ならば〇も×もない世界はどんな世界だろうかと妄想が膨らんでいく。
サイズ:F40(1000×803㎜)/参考価格:264万円
作品についての問い合わせは作品番号をお知らせください。
また、掲載作品については2020年2月5日からの個展「ピカソ、ごめん」展にてご購入いただけます。
個展については、武田双雲ウェブサイトwww.souun.netをご確認ください。
文=相磯法子、中野貴子、宮崎沙織、編集部 写真=森田大翔
2020年1月号 特集「いま世の中を元気にするのは、この男しかいない。」
1|Souun♡の“読める”現代アート 黒① ② ③
2|Souun♡の“読める”現代アート 白① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦
3|Souun♡の“読める”現代アート 青
4|Souun♡の“読める”現代アート 赤
5|Souun♡の“読める”現代アート 黄
6|Souun♡の“読める”現代アート 緑
7|Souun♡の“読める”現代アート 七色① ②
8|Souun♡の“読める”現代アート スーパー書画&陶芸