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福島県田村市への移住からはじまる新しい未来【前編】
「テラス石森」

2020.12.4 PR
福島県田村市への移住からはじまる新しい未来【前編】<br><small>「テラス石森」</small>

働き方やライフスタイル、個々の価値観が大きく変わりつつあるいま、都市部以外の場所に生活拠点を移すことへの関心が高まっている。「自然豊かな環境で店を開きたい」、「地方で地域の活性化につながるビジネスを興したい」など移住への夢は膨らむが、慣れない環境で孤独感を抱いてしまい、志半ばにして都会に戻る、といったケースがあるのも事実。「移住先での暮らしや仕事の相談が気軽にでき、一緒に新しい取り組みを行える仲間がいたらいいのに」と望む移住希望者は決して少なくないはずだ。その最適解ともいえる存在が、福島県田村市にある「テラス石森」だといえよう。

田村市が位置するのは福島県中通り地方の阿武隈(あぶくま)高原。高原特有の丘陵起伏が特徴的で、緑豊かな森林原野等に恵まれている。福島空港から車で約45分、東北新幹線郡山駅からは車で約30分、海と山の両方へのアクセスがよいため、福島県内の観光スポットへ足も伸ばしやすい。夏は比較的涼しく、冬でも連続した降雪期間は短いため、雪に悩まされることは少ないという。

新たなビジネスの拠点として誕生した「テラス石森」

旧石森小学校を改修して生まれたテラス石森

テラス石森は2018年に福島県初の複合型テレワークセンターとしてオープンした。建物は廃校となった旧石森小学校を活用しており、サテライトオフィス、コワーキングスペース、ミーティングルーム、イベントスペースなどを有している。運営を行うのは田村市で地域づくりに取り組む「Switch」。テラス石森の役割、入居企業や移住者に対するサポート体制などを、Switchの代表理事である久保田健一さんにうかがった。

テラス石森の運営を行うSwitchの代表、久保田健一さん

「テラス石森は田村市における新しいビジネス・雇用・職業の創出、働き方改革、学び・交流・情報発信の拠点として誕生しました。正直なところ、現在の田村市では職業の選択肢がとても少ない状況なんです。私は田村市で生まれ育ちましたが、この地で『なりたい者になれる』という発想はなかったんですよ。しかし都市部の広告代理店でデザインの仕事に携わり、地元に戻ってからSwitchとデザイン・映像などのクリエイティブ業務を担う『Shift』の立ち上げを機に、田村市を“自分のやりたいことが実現できる地域”にしていきたいと考えたんですね。その拠点のひとつがテラス石森になります」

テラス石森に入居するオフィスの一例

現在、テラス石森ではサテライトオフィス12室、コワーキングスペース20席、ミーティングルーム3室を提供。サテライトオフィスは現時点で満室とのことだが、建物は元小学校。要望があれば使用していない部屋をオフィススペースとしてリフォームし、活用できるという。入居企業の業種はSwitchをはじめ、子育て中の女性が活躍できる機会づくりを支援する「Oval」、農業の水耕栽培に取り組む企業、システム開発を行う企業、ドローン関連企業など多種多様。入居企業向けの懇親会も開催されており、交流も盛んだ。移住に関する勉強会や田村市に住む子どもを対象にした職業体験イベント、農業体験ツアー、移住ツアーといったさまざまなイベントも多数開催している。いまはオンラインイベントを中心にしているため、どこにいても参加できるのがうれしい。

田村市の生産者のもとを訪れ、収穫体験などを行う農業体験ツアー

暮らしや仕事にまつわるあらゆることを相談できる

打ち合わせなども行える共有スペース

「テラス石森として販促や企業マッチングなどの事業支援、行政のさまざまな制度を活用した創業準備・創業環境提供のサポートを行なっているほか、Switchでは田村市の『空き家解決ワンストップセンター』や『田村市移住相談ワンストップセンター』の窓口業務も担っているので、移住、定住、田村市内での起業に関することなど、なんでもご相談いただけます。地域の実の情報をご提供すること、地域事業者のご紹介といったハブ的な役割は、テラス石森ですべて担えるはず。もちろん移住後は地域に溶け込みやすいようお手伝いもさせていただきますよ。また田村市の暮らしがわかる移住・定住ポータルサイト『たむら暮らし。』でも、田村市の支援制度を詳しく紹介しているので、ぜひご覧いただければと思います」

共有スペースには卓球台も設置されており、仕事の合間に卓球を楽しむ入居者の姿も頻繁に見受けられる

移住や地域で起業するにあたっての心配事は、テラス石森に相談するとすべてクリアになるだろう。さらにテラス石森には久保田さんをはじめとするたくさんの仲間がいる。彼らの存在は、何より心強い。

「僕たちはクッション材のようになれたらいいなと考えています。移住者の方と地域の方との間に軋轢が生じてしまう、なんて話をよく聞くじゃないですか。SwitchにかかわるメンバーにはUターン組もIターン組もいます。移住者の気持ちも地元の方の気持ちも分かるからこそ、中立的な立場として力になりたいと思うんです」

自らの手で地域の魅力を生み出せる可能性

テラス石森は見晴らしのよい小高い丘の上にある

田村市を拠点にする生き方を選んだ久保田さんが思う、田村市の魅力とは何なのだろう。

「あんまりないんじゃないですかね(笑)。田村市には数えきれないほどの地域資産がありますが、活用できていないものがほどんどで、これといった特産品もありません。ただこれは事業を興すにあたってはメリットになると思うんですね。地域の魅力を新たに生み出せる要因があるということですから。あと、強いていうなら魅力的な人が多いですね。テラス石森で活動しているみんなはとても楽しそうに仕事をしていますし、移住を決めた方に話を聞くと『田村市の窓口の担当者があの人だったから』といった声も多いんですよ。僕たちにできることは、全力でサポートさせていただきたいと考えています」

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text=Nao Omori

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