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三方五湖の自然も守る
クルーズ&サイクリングツアー
|ローカルをめぐる知的冒険の手引き

2026.10.24
三方五湖の自然も守る<br>クルーズ&サイクリングツアー<br><small>|ローカルをめぐる知的冒険の手引き</small>

各地の自然や文化と親しむ喜びに満ちたアドベンチャーツーリズム(AT)。いま注目したいツアーを、日本アドベンチャーツーリズム協議会事務局長・大澤幸博さんにうかがった。地域に根ざした心豊かな旅がきっと見つかる。

海外からの注目度も高い
日本のアドベンチャーツーリズム

「自然」、「文化」、「アクティビティ」という3要素のうち、ふたつ以上を組み合わせた旅行のかたちとして、世界的に人気を集めているアドベンチャーツーリズム(AT)。「自然と文化の宝庫である日本はATと親和性が高く、海外からの注目度も高いです」と、日本アドベンチャーツーリズム協議会事務局長・大澤幸博さんは話す。

三方湖、水月湖、菅湖、久々子湖、日向湖から成り立つ三方五湖の絶景

AT旅行者の多くは自然環境や文化の保護にも高い関心をもち、持続可能な観光への貢献を望む傾向にある。たとえば、福井・三方五湖を訪ねるツアー。E-bikeや国内初の再生可能エネルギーで走る電池推進遊覧船を利用し、エシカルでクリーンな旅を楽しめる。

また、日本人の精神性を映す修験道や山岳信仰は、ATの元祖ともいえるコンテンツだ。古道や霊山、禅寺といった聖地で過ごす時間は、肉体的な挑戦にとどまらず、自然との一体感や文化への没入をもたらす。旅行者自らの内面を見つめ直し、自己変革とウェルネスをかなえる貴重な機会にもなるだろう。そして、雄大な自然の中に飛び込んでこそ体感できる魅力もある。ラフティングや森歩きなどを通して、自然の厳しさと美しさ、神秘を五感で楽しみたい。

日本アドベンチャーツーリズム協議会事務局長・大澤幸博さん

「北陸や京都府北部、山陰をはじめ、日本の各地域への観光の分散化が進んでいるので、より快適にATを楽しんでいただけると思います」

〈おすすめのツアー〉
三方五湖の自然も守る
クルーズ&サイクリングツアー

電池推進遊覧船でふたつの湖をめぐるネイチャークルーズ

福井県のラムサール条約登録湿地・三方五湖を、湖岸、湖上、集落から体感する、少人数制のガイド同行型ツアー。伝統食「へしこ」を味わったり、「年縞博物館」で考古学を学んだりするほか、渓流釣りや坐禅体験など、三方五湖の魅力が凝縮されている。「再生可能エネルギーで動く電池推進遊覧船やE-bikeでめぐるサステイナブルな旅を通して、自然・文化・人の営みの関係性を実感できます」

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湖をすぐそばに感じながらE-bikeでサイクリング

三方五湖 サステナブルクルーズ&サイクリング
~水と人が織りなす7万年の記憶を辿る~
問|若狭美浜観光協会
Tel|0770-32-0222
料金|2泊3日12万3000円 ※4名以上の場合
https://wakasa-mihama.jp

text: Aya Honjo
2026年8月号「海へ 山へ」

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