福岡発!”村民”が主役のグランピング場「KARADOMARI VILLAGE/唐泊ヴィレッジ」
耕作放棄地だったという、福岡県と佐賀県の境、糸島半島の北東に位置する集落「唐泊(からどまり)」。全国初の試みとして福岡市西区の自治会と唐泊町内会、民間企業が連携協定を締結した地域資産活動事業の第1弾として、利用者を”村民”と呼ぶグランピング場が誕生した。現在も焚き火スペースやビーチサイドバーなど、自然を生かしたエリアを地域一体となって増設している。
History & Future
唐泊の歴史と、唐泊VILLAGEが挑む未来。
古くは奈良時代
「唐泊」という地区は、古くから漁業が盛んな土地。地名の由来は1,500年前に遡る。この小さな漁村は、奈良時代から現存する日本最古の漁港のひとつとして、遣唐使などの国を代表して海外に派遣される使節が宿泊した場所だった。対外航路の重要な拠点であり、かつては「韓亭」と記されていたが、いつの頃からか“遣唐使”が“宿泊”するところ、ということで唐泊と呼ばれるようになった歴史がある。
昨今の唐泊
世界とつながる「入口」だった唐泊は、都市部に隣接しながらも古き良き漁村風景を残す地域。この日本の原風景を残す歴史ある地にかつての遣唐使達同様フロンティアスピリッツを持った人々が集う交流地を作ることを目指している。
Back to the beach
福岡と佐賀の間、糸島半島の北東は北崎地区の集落「唐泊(からどまり)」”うしろ浜”。地元の方々は、集落の裏手にある秘密の浜を古くからそう呼んで親しまれてきた。その歴史と愛称からインスピレーションを得た”Back to the beach”が、ここ唐泊VILLAGEのメインコンセプトとなっている。
Back to the Beachには「美しい浜に抱かれるひと時が、こんなにも穏やかで豊かな日常を育んでくれる。」遣唐使の頃から集落の方々に脈々と受け継がれてきたその思いと誇りに敬意を表し、訪れる人々にとって海に寄り添う営みがいかに豊かなものか思い出させる= “Back to the Beach” といった想いが込められている。
Location & Field
玄界灘を見晴らす美しい浜辺に拓かれるあたらしい“村”
1|プライベートビーチ”うしろ浜”
地元民が、昔から愛してきたうしろ浜。ガイドブックなどにもほとんど掲載されておらず、美しい白い砂浜が残されており、見渡す沖には玄海島や柱島をのぞみ、はるか昔、遣唐使たちが感じた感慨に想いを馳せさせる。
2|ビーチサイドバー ※未開拓
廃棄されたお堂をビーチサイドバーにリノベーション。美しい浜と玄界灘を一望できる高台で、海風にあたりながらとっておきのカクテルを。
3|テントサウナ&プール
本場フィンランド伝統のサウナを気軽に体験できるエリア。薪の優しい暖かさでしっかり温まっては、プールにじゃぼんと飛び込む冷水浴。これを何度も繰り返すことで、自律神経が整えられ、体も心も健康に。
4|ローカルギルド プライベートエリア
インスタントハウスやテントなどを設置する専有スペースを設けて、唐泊VILLAGEでのクラフト活動の拠点となるエリア。
5|キッチン・トイレ
地元を中心に新鮮な食材が満タンの冷蔵庫。ドリンクは飲み放題。宿泊者は滞在中いつでも利用可能。トイレはウォシュレットつきで快適に過ごせる。
6|中央広場
中央広場には大きなシェードが常設されており、風雨や日差しを遮るのはもちろん、ローカルギルドやクラフトマンによるさまざまな体験アトラクションが催され、初めての来訪者にも開かれた居心地のよい、村民の憩いの場となっている。
7|焚き火スペース ※未開拓
村人が自然と集まる大ファイヤープレース。掘りごたつ式に一段低くなっているので、ソファにくつろぎながらリラックスが可能。
8|食事スペース
滞在中は地元の食材とドリンクが食べ飲み放題。調理器具も完備しているので、大切な人と料理を楽しんで。
テント?家?どちらでもない可愛らしいフォルムの斬新な建築手法を実現し話題となっている即席住空間「インスタントハウス」。唐泊VILLAGEでしか味わえない宿泊体験を。
昨今、話題となっている「localhood=地元意識」。地域の溶け込む新しいツーリズムが始まっている。
唐泊ヴィレッジ
住所|福岡県福岡市西区大字宮浦
アクセス|博多駅→空港線→九大学研都市駅→バス→宮の浦バス停
※唐泊漁港に駐車場あり
料金|1泊2日:大人(中学生以上)2万4200円、小学生 1万2100円、小学生未満 無料、 ペット(1頭)2200円
※1名様あたりの料金です。※金額はすべて税込表記です。
チェックイン|13:00〜
チェックアウト|〜15:00
利用いただけるサービス|アウトドアラウンジ/テントサウナ/ファイヤープレイス/夜、朝、昼の3食(レシピと食材のみ、調理は皆さまに行なっていただきます)/フリードリンク(アルコールとソフトドリンク)/ミュージックのオールインクルーシブ
その他|宿泊用テント/ダイニング用大型シェード/電源/キッチン/トイレ/温水シャワー/テーブル/椅子/焚き火台/基本的な調理器具全般/食器類/カトラリー/各種アメニティなど
https://karadomari.jp/