刀鍛冶の技が生んだ包丁とカトラリー
「淺野鍛冶屋」
![刀鍛冶の技が生んだ包丁とカトラリー<br class=“none” /><b>「淺野鍛冶屋」</b><br class=“none” />](https://discoverjapan-web.com/wp-content/uploads/2019/12/7abf54506ca08107f55066ae1795ae57-e1575650609695.jpg)
日々の暮らしに彩りを添えてくれる銘品を紹介していく《渋谷PARCOで買える、暮らしの銘品図鑑》。第2回は日本刀の伝統的な技法でつくられた、「淺野鍛冶屋」のキッチン用品。なお紹介する銘品はすべて、渋谷PARCOにオープンした「Discover Japan Lab.(ディスカバー・ジャパン ラボ)」で購入することができます。
ASANOKAJIYA カトラリーセット
(ナイフ、フォーク、スプーン、シルバーレスト)
![](https://discoverjapan-web.com/wp-content/uploads/2019/12/DNP-DiscoverJapan_20191001_DSZ2831_Final.jpg)
包丁や日本刀同様、鍛造によって生まれたテーブルウェア。プレス加工では決してつくり出せない、木製カトラリーのニュアンス、自然と手に馴染むライン、美しい鎚目など、刀匠のコンセプトと技が味わい深い。ナイフの鋭い切れ味は、さすがのひと言。
Size : スプーン、フォーク、ナイフ各205㎜、シルバーレスト110㎜
Material : ステンレス
Color : シルバー
Price : 3万7400円
棒樋(ぼうび)
![](https://discoverjapan-web.com/wp-content/uploads/2019/12/DNP-DiscoverJapan_20191001_DSZ2867_FInal2.jpg)
短刀をベースとした世界一と称する切れ味は、食材に当ててスライドさせれば、どんなものにもすっと入り込む。素材の細胞を傷めないため酸やえぐみが出にくく、料理の味わいさえも変えてしまう、究極のひと振りだ。
Size : 1尺(刃渡り300㎜)、8寸(刃渡り240㎜)、6寸(刃渡り180㎜)
Material : 白紙鋼、ステンレス(三層鋼)
Price : 1尺16万5000円、8寸13万2000円、6寸11万円
ASANOKAJIYA CLASSIC三徳包丁
![](https://discoverjapan-web.com/wp-content/uploads/2019/12/DNP-DiscoverJapan_20191001_DSZ2867_FInal.jpg)
主に野菜類をはじめ、どんな素材にも対応する鍛造包丁。日本で昔からある馴染みのかたちで、刀匠の手で生まれた切れ味の鋭さによって根菜や葉ものもサクサク切れる。三層鋼によりさびにくいのもうれしい。
Size : 刃渡り200㎜
Material : 白紙鋼、ステンレス(三層鋼)
Price : 3万9600円
ASANOKAJIYA CLASSIC牛刀
![](https://discoverjapan-web.com/wp-content/uploads/2019/12/DNP-DiscoverJapan_20191001_DSZ2867_FInal3.jpg)
三徳よりも刃渡りが長く、スライドさせることで肉や魚の断面の美しさを引き立てる。鋭い先端部は筋切りや骨引きに最適。野菜ももちろん対応するので、万能包丁として備えてもよい。ローストビーフも美しく切れる。
Size : 刃渡り210㎜
Material : 白紙鋼、ステンレス(三層鋼)
Price : 3万9600円
文=成清 陽 写真=滝川一真
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