スタンダードな魅力あふれるガラス
「木下 宝」

日々の暮らしに彩りを添えてくれる銘品を紹介していく《渋谷PARCOで買える、暮らしの銘品図鑑》。第4回は、富山で活動するガラス作家・木下宝さんの作品です。なお紹介する銘品はすべて、渋谷PARCOにオープンした「Discover Japan Lab.（ディスカバー・ジャパン　ラボ）」で購入することができますので、ぜひチェックしてみてください。

 

フタモノ

薪やチップになるような小径木の端材を使った蓋は、飛騨高山の「kino workshop」が製作。「捨てられるはずの材が美しく生まれ変わり役目をもてることを伝えたい」（木下さん）。

 

シンプルグラス

木下さんのガラスの原点ともいえる代表的なアイテム。繊細な薄さでありながら、デイリーに使えるたくましさも備えている。飲み物が美味しく見えるシンプルなデザイン。

 

オーバル

キレのいい注ぎ口など機能性にも優れている。水だしでお茶を淹れるのもおすすめ。

 

マル

コロンとしたフォルムが愛らしい片口。冷酒はもちろん、茶器としても。普段使いに最適。

 

オウム

すっきりとしたシルエットのワイングラス。宙吹きならではの自然なフォルムが食卓を上品に彩る。

 

テルラ

地球をモデルにしたワイングラス。丸みのあるリムも持ちやすく、ワインの香りも楽しめる。

 

ボトルオリジン

富山のワイナリー「セイズファーム」との出合いによって生まれたアートピース。使われなくなったワインボトルに宙吹きを施した、まさにアップサイクルのモノづくり。

文＝加藤孝司　写真＝伊藤大作

2019年12月号特集「人生を変えるモノ選び。」