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デザインで楽しむお正月飾り 2024
干支飾り/鏡餅/辰の置物/ガラスのお椀

2023.12.8
デザインで楽しむお正月飾り 2024<br><small>干支飾り/鏡餅/辰の置物/ガラスのお椀</small>

2024年を迎える準備はしましたか? 大掃除を終え、おしゃれなお正月飾りで玄関や家の中を彩れば、歳神様(としがみさま)を迎える準備は万端。今回は辰年にちなんで龍や干支の置物、木製鏡餅、漆器など、モダンかつ職人技が光るお正月飾りを紹介します。日本文化をインテリアに取り入れてみたい方も、この機会にいかがでしょうか。

デザインも楽しめる鏡餅や松飾り
「Studio - GALA」のHALEシリーズ

プロダクトブランド「スタジオ ガラ」のお正月飾りをメインとするHALEシリーズは、伝統的な技術を用いつつ、現代の生活に美しく馴染む。中でも「鏡餅」は、餅は北海道や東北、飾り紐は京都から手配。普段使われなくなってしまった技術を多く取り入れた、いまの暮らしに寄り添うニュースタイルを提案している。お正月飾り初心者にもぴったりな逸品。

 

Studio – GALA一覧
 

飛騨高山のブナの木でつくられた
「osio craft」の木製鏡餅

岐阜県・飛騨高山を拠点とする若手木工職人「オシオクラフト」。素材を生かし、日常に味付けをする「塩」のようなものづくりをコンセプトに、使いやすさやデザイン、パッケージ、木であることのよさにこだわった魅力的なプロダクトを生み出す。
手のひらサイズの「木製鏡餅」は、活動拠点である飛騨高山で採れるブナの木を利用し、あえて無塗装で白木の雰囲気をそのままに、少しざらっとした餅のような質感に仕上げている。

 

osio craft一覧
 

高岡400年の伝統を紡ぐ一生モノ
「大寺幸八郎商店」の干支置物セット

開町400年の歴史をもつ富山県高岡市。いまなお江戸時代の風情を残す、“ものづくり”の町で160年以上鋳物をつくり続けている大寺幸八郎商店は、伝統工芸とデザインを掛け合わせた干支置物シリーズをはじめ、新たな試みで土地の歴史を紡ぐ。
国内外で人気を集める、可愛らしい「ミニ干支シリーズ」は、ロストワックスを使った精密鋳造で表現された美しいフォルムと精巧なつくりで小さいながらも大きな存在感を放つ。現代のライフスタイルに合うデザインは、正月飾りだけでなく普段のインテリアとしても使える逸品だ。

 

大寺幸八郎商店 一覧
 

名匠の技を継承する伝統工芸品
「飛騨一位一刀彫」のたつの置物

匠の里として知られている飛騨高山で、木を生業として木と暮らす飛騨の匠たち。その一人である鷲塚沐仁氏がつくる「一位一刀彫」は、木の魅力を最大限に生かし、飛騨の名匠の技を継承している。
2024年の干支でもある「辰の置物」は、繊細な彫刻と木目を生かした造形に加え、つぶらな瞳が魅力的な逸品だ。

 

飛騨一位一刀彫 一覧
 

お正月に相応しい金箔を施した
「Sghr スガハラ」のガラスのお椀

昨年創業90周年を迎えたSghr スガハラこと「菅原工芸硝子」。かなざわシリーズの蓋物のお碗は、黒色のガラスに金箔を施した華やかな逸品だ。漆ではなくガラス製のお椀は、いつもとはひと味ちがう、特別なお正月を演出してくれる。お雑煮椀として、また蓋はお屠蘇(とそ)やお神酒(みき)を入れてもよし、陶器や漆器が並ぶ食卓にも合わせやすい。

 

Sghr スガハラ 一覧

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お正月は、厄災を払い幸福をもたらす歳神様を迎える行事。つくり手の想いが込められた美しいデザインの正月飾りを飾れば、自分自身も気持ちよく歳神様をお迎えできるはず。現代の生活に馴染む正月飾りで、晴れやかに新年を祝ってはいかがでしょうか。

 

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