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2023年の干支はうさぎ!
「大寺幸八郎商店」の可愛い干支シリーズは、高岡400年の伝統を紡ぐ一生モノ

2021.12.1
2023年の干支はうさぎ!<br>「大寺幸八郎商店」の可愛い干支シリーズは、高岡400年の伝統を紡ぐ一生モノ

開町400年の歴史をもつ富山県高岡市。いまなお江戸時代の風情を残すこの町は、“ものづくり”の町として国内外から注目されている。高岡で160年以上鋳物をつくり続けている大寺幸八郎商店は、伝統工芸とデザインを掛け合わせた干支置物シリーズをはじめ、新たな試みで土地の歴史を紡いでいる。

大寺幸八郎商店
1860(万延元)年創業。富山県高岡市の伝統鋳造技術を生かして、高岡銅器や錫製品、地元工房・作家のクラフト作品販売を行う。自宅を店舗兼カフェ&ギャラリーとして開放している。

伝統工芸×デザインでつくる唯一無二のプロダクト

400年を超える歴史を持つ伝統工芸、高岡銅器。1609(慶長14)年に加賀藩2代目藩主・前田利長が高岡城へ入城し町を開いたとき、繁栄のために現在の富山県高岡市金屋町に7人の鋳物師(いもじ)を招き入れたことから始まった。最近では、曲がる錫(すず)で知られる錫物メーカー・能作や、伝統工芸を現代的なクラフトとして体験できるイベント「高岡クラフト市場街」をはじめ、全国のつくり手達が視察に訪れる“伝統工芸の町”として注目を集めている。

大寺幸八郎商店は、1860(万延元)年に初代である大寺幸八郎がこの町で鋳物工場を始めて以来、高岡銅器に携わってきた。現在は6代目・大寺康太さんが伝統の紡ぎ手としての役割を担い、伝統工芸とデザインを掛け合わせた唯一無二のプロダクトを生み出している。鋳物ならではの素材感に、従兄弟である富山市在住のデザイナー・林悠介さんの独特な世界観の要素が加わった作品たちは、どこかほのぼのとした雰囲気を纏っている。

戦前の大寺幸八郎商店
仕上げの様子

国内外で人気の「ミニ干支十二支セット」。ロストワックスを使った精密鋳造で表現された美しいフォルムと精巧なつくりで小さいながらも大きな存在感を放つ。現代のライフスタイルに合う逸品は、正月飾りにも最適だ。

ミニ干支十二支セット 箱入り
価格|6万5450円

 

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2022年の干支である兎。シルエットも可愛らしく、単体で飾ってもデザイン性のある空間を演出してくれる。新年を飛躍年にしてくれそうだ。

ミニ干支 ウサギ(太)
価格|4950円

 

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日本庭園を望むギャラリー&カフェ

JR高岡駅前から続く道を金屋本町の交差点で曲がると、千本格子(さまのこ)の外観を持つ長屋が整然と並ぶ。この辺りの長屋の中心には、その外観からは想像がつかないような日本庭園庭があり、家の中から四季の移ろいを楽しめる空間が広がっている。大寺幸八郎商店では、この空間を存分に堪能しながら、ゆったりと作品やお茶を楽しむことができる。

やわらかい不思議な金属である錫を使ったオリジナルアクセサリーづくり体験も開催。金槌やハサミを使わないでつくれるものもあり、小さい子どもでも安心して参加できる。

オリジナルアクセサリーづくり体験
料金|一般1品2000円~(予約可)、団体1品1800円~(8名以上・要予約)
所要時間|30~60分
創作品|イヤリング、ピアス、ネックレス(ひも付き)、指輪、キーホルダー、ブローチ、帯留め、ヘアアクセサリー、ブレスレット(2500円)

伝統技術を現代に活かした、大寺幸八郎商店の一生もののサステナブルプロダクト。物を捨てない時代の逸品として、暮らしに取り入れてみてはいかがだろうか。

大寺幸八郎商店
住所|富山県高岡市金屋町6-9
Tel|0766-25-1911
営業時間|10:00~17:00
定休日|火曜定休(祝日の場合は営業)日祝日営業
https://ootera.com/

 

大寺幸八郎商店の作品一覧
 


 

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