Far Yeast Brewing
ファーイーストブルーイング 小菅村
話題のクラフトビールを縄文キャンプ場で!【後編】
日本のクラフトビールを世界に発信してきたFar Yeast Brewingが昨年、山梨県小菅村に拠点を移し、話題になりました。この春、そのビールがキャンプ場で味わえるように!今回は、企業が小菅に移住した理由や、キャンプ場で楽しめるビールの魅力を前後編記事でご紹介します。
Far Yeast Brewingのビールを楽しみに
原始村キャンプ場を訪れよう
Far Yeast Brewingのビールが、今年4月にリニューアルオープンしたばかりの原始村キャンプ場で堪能できるようになった。ここは、縄文時代さながらの竪穴式住居や横穴式住居を模したバンガローに宿泊できるユニークな施設。川辺にはテントサイトもあり、バーベキュースペースのみの利用も可能という、ベテランキャンパーからアウトドア初心者までさまざまなニーズに応えてくれる、とっておきのスポットだ。
5月には、原始村キャンプ場内に小菅村産のジビエを味わえる「食事処ムッカ」が開店。「Far Yeast」シリーズや限定ビールを提供するほか、いずれFar Yeast Brewingの瓶ビールや缶ビールの販売も行う予定だという。山田さんはアウトドアシーズンだからこそ、“野外で飲む”ことをおすすめしている。
「Far Yeastはキリッとしたビールに仕上げているので、外で飲んでいただくと最高だと思います。アウトドアを楽しみながら、ビールの多様性を感じていただきたいですね」
原始村キャンプ場から車で10分ほどの場所には、日帰り温泉施設「多摩源流温泉 小菅の湯」もある。温泉で汗を流した後のビールは、よりいっそう美味さを感じられるだろう。
原始村キャンプ場のシンボル
“竪穴式住居”に宿泊!?
「食事処ムッカ」で味わう
地元産のジビエと野菜
飲むべきは、山梨限定の「源流」シリーズ
洗練されたアロマを感じる
フルーティでシャープな飲み口
「Far Yeast 源流ホワイト」
ドライでシャープな飲み口が特徴のセゾンスタイル。爽やかなホップの香りとフルーティなエステル香を楽しめ、心地よい酸味が感じられる。「International Beer Cup」で4度金賞に輝いたほか、さまざまな賞を受賞。
Far Yeast 源流ホワイト
原材料|大麦麦芽、小麦麦芽、ホップ、小麦、糖類
アルコール度数|5度
IBU|18
スタイル|セゾン
価格|600円(250㎖)
熟成による黄金色が眩しい
軽快なゴールデンエール
「Far Yeast 源流ブロンド」
香り豊かなアロマホップをふんだんに使用し、ホップフレーバーのもたらす甘みと苦みが絶妙なバランスを保っている。ミディアムライトボディで、心地よく軽快な飲み口。ビール本来の“生”の魅力にこだわっている。
Far Yeast 源流ブロンド
原材料|大麦麦芽、ホップ、糖類
アルコール度数|5度
IBU|35
スタイル|ゴールデンエール
価格|600円(250㎖)
アメリカンホップが柑橘を思わせる
華やかな香りのベルジャンIPA
「Far Yeast 源流アイピーエー」
ほどよい厚みのあるミディアムボディ。ベルジャン酵母とアメリカンホップの出合いにより、柑橘を感じさせる香りと苦みを実現。焙煎モルトの風味がほのかに漂い、華やかで飲み心地のよいビールに仕上げている。
Far Yeast 源流アイピーエー
原材料|大麦麦芽、ホップ、糖類
アルコール度数|6度
IBU|50
スタイル|ベルジャンIPA
価格|600円(250㎖)
※お酒は二十歳になってから。未成年者への酒類の販売は固くお断りします。
原始村キャンプ場
住所|山梨県北都留郡小菅村1970
Tel|080-9297-6609
料金|竪穴バンガロー1万2000円(最大6名、施設利用料として別途大人500円/1人、小人300円/1人)、ハイシーズン(2021年度は4月26日〜5月9日、7月1日〜8月31日)を除く平日は1泊3000円引き。竪穴バンガローのほか、横穴バンガローやテントサイトもあり
IN|14:00 OUT|10:00
館内施設|バーベキュースペース、川遊びスペース、シャワールーム、食事処
食事処ムッカ
住所|山梨県北都留郡小菅村1970(原始村キャンプ場内)
Tel|080-9297-6609
営業時間|11:00〜15:00(ランチのみ)
定休日|火・木曜
※2021年5月オープン予定
※村内の「道の駅こすげ」(Tel|0428-87-0765)でも、Far Yeast Brewingのビールが購入可能です
◎電車の場合/JR奥多摩駅からバスで約50分(「小菅の湯」バス停)
◎車の場合/JR奥多摩駅から国道411号、国道139号を経由して小菅村まで約30分
text: Nao Ohmori photo: Maya Matsuura
Discover Japan 2021年6月号「ビールとアウトドア」
≫「NIPPONIA 小菅源流の村」原風景の一部になれる、村全体でもてなすホテル