eatrip野村友里さんが語る《SANU 2nd Home》とは?
「自然の恵み、その豊かさに気づける家」
秋が深まる八ヶ岳にeatrip主宰・料理人の野村友里さんと友人、子どもたちが姿があった。
都心から1〜3時間圏内に位置する滞在先(*)を選んで過ごせるセカンドホーム・サブスクリプション「SANU 2nd Home(サヌセカンドホーム)」で、自宅のキッチンのような感覚で食事をつくり、味わうことで体験した「自然の恵みをいただく感覚」とは?
*2023年11月現在、13拠点76室を展開中
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アイランドキッチンで、みんなで料理を楽しめる
キャビン周辺で、旬の野菜やパン、チーズ、ワインなど地元の食材を手に入れた野村友里さん。セカンドホームに戻るとさっそく料理をはじめる。
野村さんが料理をしていると、外で焚火を楽しんでいた子どもたちがキッチンに引き寄せられるようにやってきた。「友里、この卵でオムレツつくっていい?」とフライパンの前に立つ小さな料理人に、「バターを加えると風味が立って美味しいよ」と野村さん。さっき買った春菊とソーセージを入れてふっくら焼き上がったオムレツが、テーブルに加わった。
「ここはキッチンとテーブルの距離が近いのがいいですね。料理をつくる人とお客さん、ではなく、誰でも気兼ねなくキッチンに立てて、つくりながら食べたり、ワインを飲んだりできます」
SANUには、調理道具やうつわ、基本調味料が揃っているので、普段通りに料理ができるのもいいところ。手を動かす子どもたちの顔は生き生きとしている。
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ワイワイ食卓を囲めば、
ちょっとした料理がごちそうに
この日テーブルに並んだ料理は、春菊やルッコラなどの元気なリーフと柿のサラダ、ちぢみほうれん草とベーコンのオイル煮、ソーセージとエリンギのソテー、オムレツ、そして「montara」で買った極上チーズに食用ほおずきを添えて。いずれも数分でさっとつくれる簡単なもの。
「その季節に、その土地の恵みを味わうのが一番。できればあまり手をかけずにね」
観光地をめぐる駆け足の旅ではなく、暮らすように滞在することで、食を通してその土地とのつながりが生まれる。大自然に囲まれたキャビンでは、手の込んだ料理より、切るだけ、焼くだけ、さっと煮るだけのシンプルな料理が五感に響く。
食を知ることは、その土地を深く知ること
「八ヶ岳なら、気になるギャラリーやワイナリーに足を運んだり、生産者を訪ねたり、夜に地元のレストランに出掛けて食事をするのが好き。自然に近い家だから焚火料理もいいかもしれない」
SANU 2nd Homeのキャビンは、家族や親しい友人たちとカジュアルに使ってほしいと野村さん。ワーケーションの環境も整っているので、仕事を持ち込んでも大丈夫。
「食で言えば、子どもにとっては特に、食材がどんな場所でどんなふうにつくられるかを知るのは大切なこと。私たちは大地の恵みを、生き物の命をいただいて生きているということは、教科書で勉強するよりもこうやって一緒に体験する方がずっと心に刻まれると思うのです」
訪れた先で暮らすように滞在することで、駆け足の旅では見えてこないその土地の「懐」に一歩足を踏み入れることができる。食を通して懐に入れるのも本サービスの醍醐味だ。
また四季折々の自然がもたらす景色やアクティビティなどが継続的に楽しめるのも、繰り返し通えるセカンドホームならではの魅力。SANU 2nd Homeを通じて日本中の美しい自然と出会ったり、地域性を感じられる暮らしを送ってみてはいかがだろうか。
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楽しみ方は無限大!
まずはサービスをチェックしよう
「自然の中にもう一つの家」をいくつももつ感覚で楽しめるSANU 2nd Home。2024年末までに全国30カ所に拠点を大幅拡大するに伴い、2024年冬から利用開始できる会員枠の登録を受付中! 公式サイトでは、基本サービスや今後のエリア展開についての紹介も。ニュースレター登録をして、新規拠点情報やユーザーの声がわかるサービス説明会もチェックしてみよう。
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text:Yukie Masumoto photo:Sachie Abiko