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日本の”もったいない”精神に魅せられて
映画『もったいない キッチン』

2020.8.14
日本の”もったいない”精神に魅せられて<br>映画『もったいない キッチン』
(c)UNITED PEOPLE

8月8日(土)、シネスイッチ銀座、アップリンク吉祥寺ほか全国順次ロードショー

『もったいないキッチン』は命あるものへ畏敬の念が込められた日本独自の言葉「もったいない」をベースとした映画。そんな日本人のもつ精神に魅せられたオーストリア人の映画監督、ダーヴィド・グロスが捨てられる食材を美味しい料理によみがえらせるべく、福島県から鹿児島県までの約1600㎞を旅する。彼が旅先で出会ったシェフや生産者たちとともに生み出す料理の数々が、私たちに忘れかけていた日本の精神を思い出させてくれる。

日本が大切にしてきた“もったいない”に魅せられ、
オーストリアからやって来た食材救出人
フードアクティビストダーヴィドが日本を旅して再発見!

(c)UNITED PEOPLE

「もったいない」。それは、無駄をなくすということだけではなく、命あるものに対する畏敬の念が込められた日本独自の美しい言葉だ。そんなもったいない精神に魅せられ日本にやってきたのは、映画監督のダーヴィド・グロス。

食材救出人の異名も持つダーヴィドは、前作『0 円キッチン』(15)でヨーロッパ5カ国をキッチンカーで巡り、捨てられる運命の食材を美味しい料理に変身させてきた。数々のドキュメンタリー映画賞に輝いた前作から舞台を日本に移し、本作『もったいないキッチン』では旅のパートナー・ニキと共に福島から鹿児島まで1600kmを旅する。

実は日本の食品ロスは世界トップクラス。その量毎年643 万トン(国民ひとり当たり毎日おにぎり1 個分)で、ひと家庭当たり年間6 万円のまだ食べられる食べ物が捨てられているのだ。2 人はコンビニエンスストアや一般家庭を突撃し、次々食材を救出。もったいない精神を大切にする日本のシェフや生産者たちの助けを得て、もったいないキッチンを各地でオープン。次第に「もったいない」がもたらす多くの恵みに気づいていく―――。

捨てられてしまう食材を救いに日本全国へ!
0円食材が美味しい料理に大変身。
目からウロコのロードムービー

(c)Macky Kawana
(c)Macky Kawana

福島から鹿児島まで4週間1600kmの旅。ダーヴィドと旅のパートナーニキを助けてくれるのは、もったいないアイデアを持つ日本のシェフや生産者たち。フレンチシェフがネギ坊主まで丸ごと使うもったいない料理、野山が“食材庫”という82歳で医者いらずのおばあちゃんが作る野草の天ぷら、0円エネルギー、自然の蒸気を使った蒸し料理など、もったいない精神に満ちたアイデアに出逢う。次第にダーヴィドは“もったいない”の先に、食品ロス解決のヒントだけではない、たくさんの幸せを見つけていく。さあ、2人と“もったいないキッチン”の旅に出かけよう!

『もったいないキッチン』
監督・脚本|ダーヴィド・グロス
出演|ダーヴィド・グロス、塚本 ニキ、井出 留美 他
プロデューサー|関根 健次
制作|ユナイテッドピープル
配給|ユナイテッドピープル
配給協力・宣伝|クレストインターナショナル
2020年/日本/日本語・英語・ドイツ語/16:9/95分
公式サイト|http://www.mottainai-kitchen.net/


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