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人気書店が選ぶ
いま読んでおきたい100冊
– MOVIES –

2020.6.15
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おうち時間はとっておきの読書チャンス。人気書店のあの人から、いまおすすめしたい一冊をジャンルごとに選んでもらった計100冊を一挙大公開。今回は「映画」に関する本を選書していただきました。

あの名作たちを、予習復習するための知識が盛りだくさん。映画を観て終わりではなく、本とともに楽しめば、見方が広がってより満喫できること間違いなし。

72.『映画を撮りながら考えたこと』

是枝裕和監督のデビュー作『幻の光』から『海よりもまだ深く』まで、それぞれの作品を振り返っていく。作品の意図、制作秘話、表現方法と技術、さまざまな思いが詳しく語られている。絵コンテなどの資料も多数掲載されている。

▼ブックスキューブリック/大井 実さんのオススメ
ドキュメンタリー出身の是枝監督の視点は常に社会的。現代をとらえる深い思想が込められており、是枝作品に一貫して流れる“豊かな生の実感”を理解できます。是枝ファンのみならず、映画や文学、社会的なテーマなどに関心の高い方、現代を捉える新たな視点を模索しているような方に読んでほしいです。

著者:是枝裕和
価格:2640円
発行:ミシマ社(2016年)

73.『USムービー・ホットサンド 2010年代アメリカ映画ガイド』

日本未公開映画を紹介する団体グッチーズ・フリースクールによる2010年代アメリカ映画ハンドブック。アメリカ映画を軸に、作品、監督、俳優、文化、雑学など、膨大な情報量がカラフルかつポップな誌面で展開されていく。

▼六本木 蔦屋書店/佐々木 貴江さんのオススメ
映画をテーマ別に語りつつ、作品の背景にある文化や社会情勢が、その映画や監督にどう影響しているのかを楽しく解説。映画の見方に新たな視点を与えてくれます。

▼恵文社 一乗寺店/鎌田 裕樹さんのオススメ
最近、おすすめの映画をたずねられる機会が増えました。何かしらの指針があると選びやすいので。映画好きの方はもちろん、これから映画好きになりたい方へ。

編著:グッチ—ズ・フリースクール
価格:2200円
発行:フィルムアート社(2020年)

74.『戦う姫、働く少女』

映画『アナと雪の女王』や『千と千尋の神隠し』など、ヒット作品の登場人物たちは何と戦い、どう働いたのか。それらを独自の視点で分析し、現代社会をクリアに論じている。

▼ジュンク堂書店 池袋本店/森 暁子さんのオススメ
「映画を鑑賞して終わり」というのではなく、ひとつの作品をさまざまな切り口で分析されているので、映画をより深く楽しめる視座を与えてくれます。

著者:河野真太郎
価格:1980円
発行:堀之内出版(2017年)

75.『21世紀を生きのびるためのドキュメンタリー映画カタログ』

2010年以降の日本のドキュメンタリー映画を手掛かりに、“21世紀を生きのびるための知恵”を探る。作品カタログ、映画作家の活動、特別インタビューなど大充実の内容。

▼plateau books/出原 日向子さんのオススメ
文化活動全般を楽しむ施設の存続が危ぶまれており、未曾有の危機に直面したいまこそ、文化から学べることを考えるとき。社会や自分に迷いが生じた際に観るべきドキュメンタリー映画を教えてくれます。

著者:國分功一郎、原一男、宇川直宏、岸政彦、三上智恵、想田和弘、坂口恭平、SEALDsほか
価格:1760円
発行:キネマ旬報社(2016年)

76.『ディズニーヒロインの生きる道』

苦難が訪れようとも、自らの意思で人生を切り開いてきたディズニーのヒロインたち。白雪姫、ムーラン、アリエルなど、ヒロインの物語を鮮やかなヴィジュアルとともに紹介。

▼紀伊國屋書店 新宿本店/池上晃子さんのオススメ
ディズニーヒロインに見る生き方のお手本ブック。きれいでかわいいけれど、芯の強いディズニーのヒロインたちの言葉は、現代でも役立つはずです。

編集:講談社
価格:1430円
発行:講談社(2019年)

77.『映画原作派のためのアダプテーション入門 フィッツジェラルドからピンチョンまで』

小説を映画化するまでの手法や構造、メディアとしての特性など、『ファイト・クラブ』や『ティファニーで朝食を』といった名作を例に、小説と映画の関係性が楽しく学べる。

▼文喫 六本木/清水 勇気さんのオススメ
小説の映画化に顔をしかめてしまう私には必要書でした。同じような方にはぜひ読んでいただきたいですね。いまよりも家での映画鑑賞が楽しめるように。

著者:波戸岡景太
価格:1980円
発行:彩流社(2017年)

78.『石川三千花の勝手にシネマ』

イラストレーターでありエッセイストの石川三千花さんが、57本の映画をぶった斬る。ユーモアあふれるイラストと痛快なコラムが、映画に対する新鮮な発見を教えてくれるだろう。

▼ブックスルーエ/花本武さんのオススメ
私が映画のおもしろさに目覚めたのは、かつて一世を風靡した映画番組『シネマ通信』です。その名物が三千花さんのイラストコラム。ハーヴェイ・カイテルの胴体が亀の甲羅のようだ、と記したネタがいまだに忘れられません。

著者:石川三千花
価格:1047円
発行:文藝春秋(1999年)

79.『大江千里と渡辺美里って結婚するんだとばかり思ってた』

作家・樋口毅宏さんが音楽、テレビ、映画、プロレスなどに夢中になった昭和の日々に、ユーモアをちりばめながら思いを馳せる。昭和40年代男子は特に胸が熱くなるはずだ。

▼ホホホ座 浄土寺店/山下 賢二さんのオススメ
個人的な思い出は時として“記録に残っていない真実”を映し出す。著者が思春期に夢中になったアーティストたちが、自身が成長するにつれて、反面教師になったり、時間をおいてまた再燃したりする中で、当のアーティストたちの人生にも浮き沈みがあり、人間くささを浮き彫りにする。20〜30年が経過して、はじめて冷静な歴史的価値が生まれるのかもしれない。

著者:樋口毅宏
価格:1540円
発行:交通新聞社(2020年)

80.『仕事に必要なことはすべて映画で学べる 会社に使い倒されないための9の心得』

『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』などを手掛ける押井守監督が映画評論を通じ、組織におけるビジネスパーソンの処世術を語っていく。独自の切り口が新たな生き方を提示。

▼双子のライオン堂/竹田 信弥さんのオススメ
ビジネス書として刊行されているが、中身は映画論。しかし、それがまた一周してビジネス書としてしっかり読めるんです。押井監督が語る映画論は、働き方や組織論、リーダーシップなども読み解けます。紹介されている映画を観ながら思考を深めれば一石二鳥!? どんな問題にも、ときに緩く、ときに鋭く語れる論者が減ったいま、押井守はいいですよ。

著者:押井 守
価格:1760円
発行:日経BP社

 

SELECTOR

※各店舗は状況により休業している場合があります。
また営業時間・定休日は随時変動しているため、ウェブサイト等をご確認ください
国内ほか海外にも店舗をもつ大型書店
『紀伊國屋書店 新宿本店』

住所:東京都新宿区新宿3-17-7
Tel:03-3354-0131
営業時間:10:00〜21:00
定休日:なし
www.kinokuniya.co.jp/c/store/Shinjuku-Main-Store/

世界の美しい10の本屋に選ばれた京都の名店
『恵文社 一乗寺店』

住所:京都府京都市左京区一乗寺払殿町10
Tel:075-711-5919
営業時間:10:00〜19:00
定休日:なし
www.keibunsha-books.com

専門書なども多数取り揃える
『ジュンク堂書店 池袋本店』

住所:東京都豊島区南池袋2-15-5
Tel:03-5956-6111
営業時間:10:00〜21:00
定休日:なし
https://honto.jp/store/detail_1570019_14HB320.html

作家や研究者によって選書された本が並ぶ個性派
『双子のライオン堂』

住所:東京都港区赤坂6-5-21-101
Tel:050-5276-8698
営業時間:15:00〜21:00
定休日:日・月・火曜
https://liondo.jp

“ゆっくり本を読む”を提供する新刊書店
『plateau books』

住所:東京都文京区白山5-1-15 ラークヒルズ文京白山 2F
営業時間:12:00〜18:00
定休日:月〜木曜
https://plateau-books.com

本との出会いが楽しめる本屋
『文喫 六本木』

住所:東京都港区六本木6-1-20 六本木電気ビルディング1F
Tel:03-6438-9120
営業時間:9:00〜22:00(L.O.21:30 )
定休日:不定休
https://bunkitsu.jp

地域に根差した小さな総合書店
『ブックスキューブリックけやき通り店』

住所:福岡市中央区赤坂2-1-12
Tel:092-711-1180
営業時間:11:00〜19:00
定休日:月曜(祝日の場合は営業)
www.bookskubrick.jp

「花本棚」と呼ばれる独自の棚づくりが評判
『ブックスルーエ』

住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-14-3
Tel:0422-22-5677
営業時間:9:00〜22:30
定休日:なし
www.books-ruhe.co.jp

全国10店舗、さまざまな形態で展開する本の多いお土産屋
『ホホホ座 浄土寺店』

住所:京都市左京区浄土寺馬場町71
Tel:075-741-6501
営業時間:11:00〜19:00
定休日:元日
http://hohohoza.com

アートやカルチャーの洋書ならまずここへ
『六本木 蔦屋書店』

住所:東京都港区六本木6-11-1 六本木ヒルズ 六本木
けやき坂通り
Tel:03-5775-1515
営業時間:7:00〜24:00
定休日:不定休
https://store.tsite.jp/roppongi/

文=大森菜央、中森葉月、成田美友、山本章子 写真=山平敦史

2020年6月号 特集「おうち時間。」

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