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世界自然遺産の屋久島など
多彩で豊かな自然の宝庫「鹿児島県」

2020.8.11
世界自然遺産の屋久島など<br>多彩で豊かな自然の宝庫「鹿児島県」
佐多岬

「47都道府県の魅力を再発見!」をテーマに、これまで編集部が取材してきた各地のモノ・コトを永久保存版として紹介する《Discover Japan的、日本再発見の旅》。今回は鹿児島県を取り上げます。新たな魅力を知るきっかけや、旅の計画を立てるのにもお役立てください。

焼酎技術を生かしたクラフトジン造りで話題沸騰中!

九州最南端に位置する県で、本土と呼ばれる九州島の部分(薩摩・大隅半島)と種子島、屋久島、奄美大島をはじめとする多くの離島に分かれている。日本ではじめて世界自然遺産に登録された屋久島を筆頭に、多彩で豊かな自然の宝庫。君が代や日の丸の発祥、鉄砲伝来、初の衛星打ち上げなど、さまざまな物事の“事はじめ”が多い。

県名の由来は、野生の鹿の子が多く生息していたから、火山を意味する「カグ」という言葉から、多くのが住んでいたことからなど複数の説がある。桜島は日常的に火山灰が降る活火山で、ここまで活動的な火山の近くに街があるのは世界的にもまれだといい、地元テレビの天気予報では降灰予報も流れる。

また近年、県内の老舗焼酎蔵が造る、鹿児島の名産である柑橘類をボタニカルとして使用したクラフトジンが話題に。ブームの一翼を担っている。

名所・観光

佐多岬
本土の最南端に位置し、南岸の断崖から50m沖に日本最古の灯台のひとつ佐多岬灯台が建つ。展望台から屋久島や種子島も望める。

問|佐多岬公園観光案内所
Tel|0994-27-3151

その他
桜島
種子島宇宙センター
宇宙科学技術館

年中行事

おはら祭
1949(昭和24)年にはじまった南九州最大の伝統行事。毎年11月2・3日に、繁華街の天文館通周辺で「総踊り」などが行われる。

会期|毎年11月2・3日
会場|鹿児島県鹿児島市東千石町ほか

その他
初午祭
諸鈍シバヤ
弥五郎どん祭り

美術館・建築

鹿児島(鶴丸)城御楼門
鹿児島城(鶴丸城)の大手門として築かれ、1873(明治6)年の火災で焼失。147年ぶりに復元され、2020年4月から一般公開された。

住所|鹿児島県鹿児島市城山町7-2
Tel|099-222-5100
鹿児島県歴史・美術センター黎明館
www.pref.kagoshima.jp/reimeikan

その他
霧島アートの森
鹿児島カテドラル ザビエル記念聖堂

郷土料理

鶏飯
ほぐしたゆで鶏や錦糸卵、甘く煮たシイタケなどをご飯にのせ、丸鶏のスープをかけた料理。主に奄美群島でつくられている。

その他
豚骨料理
鳥刺し
さつま汁

味のとんかつ丸一
天文館通りにある、黒豚を使ったとんかつの名店。約15分じっくり揚げて火を通すとんかつは3㎝を超える分厚さで、しっとり軟らか。

住所|鹿児島県鹿児島市山之口町1-10 鹿児島中央ビルB1F
Tel|099-226-3351
営業時間|11:30〜14:00、17:30〜21:00
定休日|日曜

クラフト

薩摩焼
薩摩藩主が李朝の陶工を連れ帰ったことがはじまり。華美な絵付けの白もん、黒もんが有名。

問|鹿児島県薩摩焼協同組合
Tel|099-294-9039
www5.synapse.ne.jp/satsumayaki/index.html

名産・土産

明石屋のかるかん
厳選した自然薯、米粉、砂糖からつくられる薩摩伝統の蒸し菓子。鹿児島では創業165年の「明石屋」が有名。(1個238円)

Tel|0120-080-431
www.akashiya.co.jp

旅館・ホテル

妙見石原荘
鹿児島県の中央を流れる、天降川の渓流沿いにある温泉旅館。目前に川が流れる露天風呂など、趣の異なる5つの風呂はすべて源泉かけ流し。

住所|鹿児島県霧島市隼人町嘉例川4376
Tel|0995-77-2111
客室数|19室
料金|1泊2食付2万2000円〜(税・サ別)
www.m-ishiharaso.com

方言

わっぜ、うんまか(すごく、美味しいですね)

その他
あんしとは、まこちぼっけもんじゃ(あのひとは、本当に大胆な人だ)
らーふるで黒板を消す(黒板消しで黒板を消す)

なんでもランキング!

鰹節の生産量→全国1位
ソラマメの生産量→全国1位
肉用牛(黒毛和種)飼養頭数→全国1位

ご当地Q&A

世界で最も重たい桜島大根の重さはどのくらい?
31.1㎏。胴周りは119㎝。鹿児島で開かれる「世界一桜島大根コンテスト」で2003年に優勝し、ギネスに認定。農林水産省認定の「故郷に残したい食材100選」にも選ばれている。

屋久島にある、最大の屋久杉の名称は?
縄文杉。樹高25.3m、日本にある杉で一番太いとされている。名前の由来には、1966(昭和41)年に発見された当時、縄文時代から生きていると推定された、などの説がある。

鹿児島県で暮らそう!

鹿児島の移住情報がたくさん詰まったガイドブック『かごしまで暮らす』を配布
ウェブでダウンロードも可能なガイドブックには、移住者体験談や就農・就業情報などが盛りだくさん。

移住・交流ウェブサイトで鹿児島の魅力や暮らしの情報を発信
温泉や農業など、鹿児島でのライフシーンがイメージできる情報や、移住までのステップなどを掲載。

かごしまで暮らす
かごしま移住・交流ウェブサイト。県内各市町村の情報など詳細に紹介。
www.kagoshima-iju.jp

鹿児島県・基本データ

DATA
県庁所在地|鹿児島市
市町村数|19市・20町・4村
面積|9187㎢
人口|159万人
人口密度|175.7人/㎢
訪問観光客数(年間)|451万人
県の木|カイコウズ、クスノキ
県の花|ミヤマキリシマ
県の鳥|ルリカケス

気候
年平均気温|19.0℃
最高気温|33.6℃
最低気温|3.7℃
降水量|2397㎜
快晴日数|34日
降水日数|114日
雪日数|9日

観光
温泉数|100
宿泊施設数|933(ホテル+旅館)
美術館数|15
博物館数|5
道の駅数|22
国宝|太刀 銘 国宗 一口(県歴史資料センター黎明館蔵)
重要文化財数|40(内国宝は1)
史跡数|31
名勝数|5
天然記念物数|48
世界遺産|屋久島、明治日本の産業革命遺産—製鉄・製鋼、造船、石炭産業
国立公園・国定公園|奄美群島、雲仙天草、屋久島ほか 全6カ所

出身有名人
沢村一樹/加藤ローサ/上白石萌音/長渕 剛/中島美嘉ほか

天然記念物
鹿児島県のツルおよびその渡来地/鹿児島県のソテツ自生地/蒲生のクスほか

edit&text=Keditorial,Miho Hasegawa,Minori Fujikawa,Satomi Koba,Yayoi Tatsu
2020年7・8月号 特集「この夏、どこ行く?ニッポンの旅計画108」


≫『西郷どん』に登場する場所は、奄美大島が誇る絶景スポットでした。

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