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《みなかみユネスコエコパーク》
豊かな水と森林の恵みを未来へ。
|持続可能な観光まちづくり

2026.5.24
《みなかみユネスコエコパーク》<br>豊かな水と森林の恵みを未来へ。<br>|持続可能な観光まちづくり

自然や工芸、食、復興など、テーマ別に持続可能なまちづくりにつながるローカルツーリズムをご紹介!今回は、豊かな水と森林の恵みを未来へつなぐ、「みなかみユネスコエコパーク」に迫る。

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2017年にに登録された
「みなかみユネスコエコパーク」

谷川連峰周辺の固有種・ホソバヒナウスユキソウ

群馬県の北部、利根川源流に位置するみなかみ町は、首都圏3000万人の暮らしを支える水瓶と称されている。その特徴的な気象条件や地形・地質により多種多様で貴重な動植物が生息。谷川連峰周辺の固有種「ホソバヒナウスユキソウ」や世界自然遺産の白神山地と同様の植生をもつ原生的なブナの森が広がる。

みなかみ18湯
みなかみ町には水上温泉郷、猿ヶ京三国温泉郷、月夜野・上牧温泉郷の3つのエリアに18の個性豊かな温泉地が点在。ダイナミックな渓谷の絶景や四季で表情を変える森に包まれながら、至福の湯めぐりを楽しめる

そんな赤谷の森に生息する絶滅危惧種のイヌワシやクマタカを守る「赤谷プロジェクト」などの自然保護活動をはじめ、大自然を守り、共生するまちづくりが評価され、町は2017年に「ユネスコエコパーク」に登録された。さらに2023年には、生物多様性を守り、持続可能な社会の構築を目指す「ネイチャーポジティブプロジェクト」もはじまっている。

水と森林との共生を体感する
アクティビティ

利根川でのラフティング。ガイドがエスコートするのでビギナーでも楽しめる。源流域の水の恵みを満喫したい

その自然の恵みを守りながら体感するアウトドアアクティビティは多岐にわたる。利根川上流の清流をボートで下るラフティングや手漕ぎのカヌーで湖や源流を散策するツアー、身体ひとつで渓流を楽しむキャニオニングといったウォーターアクティビティ。

谷川岳エコツアー
谷川岳エコツーリズム推進協議会などが主催する自然・文化体験ツアー。地元に精通したガイドによるこの地の自然や動植物、山岳の逸話を聞きながらハイキングやスノーシューを体験できる

また、マウンテンバイクでオフロードを走るサイクリングや谷川連峰の絶景に出合えるトレッキングなどのアクティビティも。水と森林との共生を体感しながら、未来へとつながるネイチャーツーリズムを満喫してみてはいかがだろうか。

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問|みなかみ町役場 企画課地域創生係
Tel|0278-62-2111
www.town.minakami.gunma.jp/minakamibr

持続可能な観光まちづくり
01|阿蘇カルデラツーリズム
02|みなかみユネスコエコパーク

text: Ryosuke Fujitani
2026年4月号「地域の“旬”感へ」

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