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あのハワイの名門ホテルが沖縄にやってきた!「ハレクラニ 沖縄」

2020.2.10
あのハワイの名門ホテルが沖縄にやってきた!「ハレクラニ 沖縄」
タイル150万個でつくられたというオーキッドプールのオーキッドの花。海の碧にも負けない美しいプールはビーチフロントウイングの前に位置。この蘭の花はハレクラニのシンボルだ

ハワイの老舗ホテル「ハレクラニ」が沖縄に誕生した。多くの著名人やセレブリティをもてなしてきた名門リゾートホテルが、2軒目のステージに選んだのは沖縄県恩納村のビーチフロント。美しいコーラルブルーの海に向かい、1日ごとに輝きを増すホテル。清々しい夜明けから夕陽に染まる1日の終わりまで、この楽園ホテルから目が離せません。

全室オーシャンビューの
“天国にふさわしい館”

ハレクラニ沖縄
サンセットウイングのロビーは、その名の通り夕日が目の前の海岸線に沈みゆく。その美しさは誰もが足を止め、息を殺してその時を待つほど。ロビーでは人も家具もセピア色に染まる

「ハレクラニ」はハワイの言葉で、“天国にふさわしい館”を意味している。ワイキキビーチで、1883年、小さなレジデンシャルホテル「ハウツリーホテル」にはじまったハレクラニの前身は、やがて1917年になるとオーナーが変わり、30年代には「ハレクラニ」とホテル名を変えた。

穏やかなハワイアンのBGMがいまにも聞こえそうな名だ。そしてこの頃から風光明媚な世界の観光地では、華やかなリゾートホテル時代がはじまっていた。

ハレクラニ沖縄
サンセットウィングのメインロビー。窓をすべて開け放てばシーブリーズが優しく吹き抜ける快適なオープンエアーの空間になる

1932年に完成した大きな本館と、バンガロー37棟を擁するハワイの「ハレクラニ」は、1981年、日本の三井不動産の所有となった。またこのときから日本とハワイのホテルを結ぶ新たな時代に突入したと言われる。オーナーは変わっても、老舗「ハレクラニ」のサービスマインドは頑なに守られ、温かいもてなしや、最高の時を過ごして欲しいと願う挑戦が続いている。

そしていま「ハレクラニ」は長い歴史の中で、初めての海外進出を遂げた。その舞台に選んだのが沖縄県恩納村。手つかずの自然が残る海に面した一画である。「ハレクラニ沖縄」の建つロケーションは海の美しさが際立ち、海洋学的にも貴重な自然が残されている。

恩納村の手つかずの自然が残るクリフトップ側と白砂ビーチの続く2つの魅力的な地を独占するホテルの全景

“沖縄最後の美しい場所”として国定公園にも指定されているのだ。2019年7月26日、私たちホテルファンは、ハレクラニ沖縄の開業をどれほど待ち望んでいただろう。約8万7000㎡もの広大な敷地はハワイの4倍近い広さがある。

その敷地に点在するラグジュアリーな施設は、ハワイのハレクラニ・ファンを沖縄に向かわせている。どんなもてなしか、居心地はどうかと、多くのリピーターは新たなるリゾートへ、不安と希望ではやる気持ちを抑えられないでいた。

ペントハウスタイプのプライベートプール、ジャグジーも備わる広さ294㎡のオーキッド スイートには2つの寝室、リビングルーム、キッチン、バーカウンターも。沖縄最高峰の贅沢さ

ホテルは、客室のすべてがオーシャンビューにこだわった。沖縄のコーラルブルーの海や、潮の香りを部屋のバルコニーからも体感できるようにバルコニーにはイスとテーブルも置かれている。客室内には木が多く使われ、白やアースカラーを基調にした清潔感あふれる内装は、心穏やかな滞在となる。

そして、リゾートのどこからでもいい。一度、サンセットを眺めてほしい。夕陽が刻々と色を変えながら海に落ちる神秘のショーは、余りに感動的だ。

ロングステイしたいリゾート

ハワイと沖縄が融合スパで過ごすヒーリングタイム

広大な敷地に数々の施設、食の楽しみもさまざまに揃ったラグジュアリーリゾート・ハレクラニ沖縄。そのすべてを満喫し、高級感の真髄を体感し、また、ゆったりとリゾートの醍醐味を味わうには、やはり数日間、またはそれ以上の滞在をおすすめしたい。

リゾートホテルに過ごす目的は、まず“休暇”であること。そして非日常の世界に遊ぶことである。ラグジュアリーなリゾートなら尚更、あれもこれもと施設を全部利用し、可能なは聞いてもらい心の扉を開いて楽しもう。

オールシーズンOK、体を動かすウェルネスエリア

ハレクラニ沖縄には、中心をなす2つの“ウイング”に分かれた宿泊棟がある。ファミリーや友人同士で賑々しいステイを望むなら、敷地の東側に建つビーチフロントウイングがおすすめだ。アイコンでもあるオーキッドの描かれたオーキッドプールも建物の前にあり、クワイエットプール、キッズプールという3つのプールが近いのもこちらのウイングだ。

その一方で、静かな休暇をゆったりと過ごしたい人には、ドラマチックな夕焼けが美しく望める西側、クリフトップに建つサンセットウイングが最適である。こちら側に近いプール“オーシャンテラスプール”は、16歳以上という年齢制限があり、穏やかな沖縄時間が過ごせる。

スタイルに合わせて選べる客室

別荘気分で滞在、海辺のヴィラ

ハレクラニ沖縄の客室は全360室、ゲストルームが308室、スイートルームが47室、他にヴィラが5棟ある。客室の広さは最小でも50㎡。

またハレクラニの特徴「セブン・シェイズ・オブ・ホワイト(七彩の白)」を採り入れ、海や空の青さが引き立つようシンプルなデザインを施した。窓にカーテンがないのも特徴で、ハレクラニ・シェードというウッドシャッター(ルーバー)が採用されている

抜群の眺望を独占できるスイート

海に最も近いのが豪華なヴィラ棟だ。それぞれにプライベートプールや天然温泉がありヴィラは、1ベッドルームの「クリフヴィラ(82㎡)」が3室、2ベッドルームの「ハレクラニクリフヴィラ(165㎡)」が2室ある。

客室内に温泉があるのはヴィラのみの贅沢。日本人の多くが温泉の快適さを熟知している。ましてリゾートで、海を眺めながら浸かれるプライベート温泉と知れば、ヴィラ滞在を望むゲストが多くなるのも納得である。

さまざまなタイプが揃うゲストルーム

環境も風習も伝統も、そして食文化も異なる両ハレクラニだが、その違いを魅力と捉えているという。「それらを料理や、レストランのうつわ、アクティビティ、ブティックで取り扱う商品などにも反映していきたい」と、総支配人は語る。

その日の気分で選べる食

イノベーティブ「SHIROUX」
シルーは沖縄の言葉で「白」。ミシュラン2ツ星「フロリレージュ」の川手寛康シェフがコンサルティングし、沖縄食材を使ったイノベーティブな料理を提供。夜のメニューは1コースのみ。ミクソロジーカクテルとのペアリング1万9000円も
伊勢海老のタルタルと島豆腐のピューレ、ニンニクと黒酢に漬けたモズク、トップにはお粥のチップ。トマトエキス入りパパイヤジュースを添えて。カクテルは、柚子など柑橘類のフレーバーウォーターと合わせたもの
やんばる島豚のロースト。ピューレは玉ねぎ、トマト、蜂蜜、ショウガ、コリアンダー。ソースは豚の骨からとり、皿に添えたのは屋我地島の粗塩。しっかりとした赤ワイン、シャトー・プピーユとともに

ハレクラニ沖縄
住所|沖縄県国頭郡恩納村名嘉真1967-1
Tel|098-953-8600
客室数|360室
料金|1室5万5935円〜(税別・サ込)
カード|AMEX、Diners、DC、JCB、VISAなど
IN|15:00
OUT|12:00
夕食|各レストラン
朝食|ブッフェレストラン
アクセス|車/那覇空港から約1時間15分 バス/那覇空港からリムジンバスで約1時間30分
施設|イノベーティブレストラン、日本料理店、ステーキハウス、オールデイダイニング、バー、プール(屋外4、屋内1)、スパ、キッズルーム、ショップ
www.okinawa.halekulani.com/
text=Kyoko Sekine photo=Hiroshi Abe from2020年2月号 特集「世界に愛されるニッポンのホテル&名旅館」


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