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北海道・輪厚《SONEKA/ソネカ》
大自然のエネルギーを体感できる滞在

2024.8.27
北海道・輪厚《SONEKA/ソネカ》<br><small>大自然のエネルギーを体感できる滞在</small>

みずみずしくよみがえった北海道・輪厚(ワッツ)の森と風にたなびく草原地帯。この大地に極上のリゾート「SONEKA(ソネカ)」が誕生。森に包まれ木の香り放つヴィラづくり、滞在するだけで心身が癒されるウェルネスなストーリーがはじまる。今回は、4つのヴィラや北の大地を愉しむアクティビティなど、大自然のエネルギーを体感できる滞在の魅了を紹介します。

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それぞれのヴィラに、寝室は2カ所
ヴィラ「Inkara」の寝室。R型の大きな窓には外の景色が映り込む緑の中にいるような気分。源泉かけ流しのモール温泉は内風呂とデッキにも

ヴィラはいずれも間伐材や天然木でつくられ、すべてのデザインやしつらえが異なっている。特徴的なのは、いずれのヴィラも中央にオープンエアのエントランスがあり、どこも広いウッドデッキにつながっていること。建物は寝室とダイニングキッチン&リビングが左右に分かれ、静かな眠りにもこだわりがある。外から見れば、建物は角度の付いた屋根が左右に大きく延び、遠望すれば森に羽を休めるように降り立った大きな鳥のようだ。その羽を広げた姿を想像し、人にも羽を休めて寛いでほしいという想いが込められている。

キッチン完備で調理も可
棟内にダイニングキッチンがあり、屋外キッチンも揃う贅沢なしつらえ。シェフに目の前で料理してもらう醍醐味もあるが、すべてが揃うキッチンで自分たちの調理も可能
露天風呂にテラスキッチンも
デッキには露天風呂、水風呂、ファイアーピット、テラスキッチン、オープンエアのダイニングも揃うInkara。黄昏時のデッキは最も静謐な時間

いまは緑豊かなこの森だが、以前は7万7000㎡もの広大な放置森林であったという歴史がある。現在は整地され、美しい森が復活しつつある。オーナーいわく、「倒木もあり森は荒れはじめていました。それら倒木を整理し間伐したことで、森がよみがえりはじめています」と語る。

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スタイルが異なる4つのヴィラ

4棟のヴィラはさまざまな植栽や木々に囲まれ、ラグジュアリーでプライベート感がある佇まい。いずれのヴィラも草原ビュー。その草原には360度を見渡せる“草原テラス”がつくられた。草原の真ん中での1組限定のディナーや、ウェディングは特別な思い出となるだろう。

Wakka
両翼を折ったような外観のかたちが特徴的。リビングキッチンの大きな窓には屋外テラスのサーマルプールが映り、その向こうには草原が広がる。136.4㎡
Nupu
広めの屋外ウッドデッキにはサーマルプール、ネットベッド、ファイアーピット、屋外キッチンもある。ここのみ最大利用は6名。117.8㎡
Nitai
旭川家具の「匠工芸」のチェアや「カンディハウス」のロッキングチェアを採用。151㎡
ツリーテラスもあり冒険気分で「森にすむ」が愉しめる
Inkara
水平に広がり少し高さのある地形を生かした高床式ヴィラ。ネットベッドやテラスキッチンなど、森と草原からなるウェルネス体験を楽しめる。145㎡

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気球、縄文太鼓、ヨガ……
北の大地を愉しむアクティビティ

アクティビティも北海道の広い大地らしいドラマチックな内容を用意。たとえば注目の「Hot-air Balloon」は、ロープで固定して、SONEKAの上空や原野を空から眺める係留熱気球体験だ。

リゾートでの気球体験は日本ではまれ。大空と大地、北海道ならではの爽快な空の遊泳。ここではロープで固定し浮遊する係留熱気球体験を
草原テラスでヨガのレッスン。インドで修行したアシュタンガヨガの第一人者・更科有哉さんのスタジオのスタッフが優しく指導してくれる
縄文太鼓は庭中央の池の中州ステージだけでなく、リクエストに応じてヴィラのデッキにあるファイアーピットの前でも演奏してくれる
輪厚の大地に触れる「プライベートサイクリングツアー」はSONEKAを出て農道を走り、地元のパン工房や吹きガラスの店に立ち寄るプランも

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《SONEKA》
プライベートシェフが振る舞う北海道の旬

 
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photo: Atsushi Yamahira
Discover Japan 2024年9月号「木と暮らす」

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